光文社新書『「家族の幸せ」の経済学』が「週刊ダイヤモンド 2019年ベスト経済書」第1位に選ばれました!

株式会社光文社

12月23日発売の『週刊ダイヤモンド』の第二特集「経済学者・経営学者・エコノミスト107人が選んだ 2019年『ベスト経済書』」で、光文社新書『「家族の幸せ」の経済学』が第1位に選出されました。全国主要大学の経済学者・経営学者および民間のエコノミストが選ぶランキングで、専門家にも高い評価を受けています。

毎年恒例『週刊ダイヤモンド』ベスト経済書ランキング第1位に選出!
家族の在り方の固定観念を排し事実を示す、あたらしい経済書


「帝王切開をしたら落ち着きのない子に育つ」
「赤ちゃんには母乳がいちばん。愛情たっぷりで頭も良くなる」
「子供が3歳になるまではお母さんが付きっきりで子育てしないと駄目」

本書では、結婚、出産、育児などに関する、このようなさまざまな固定観念の間違いを実証研究の結果に基づいて指摘しています。各新聞での書評でも大々的に取り上げられ、11月には、広く社会と文化を考える独創的で優れた研究、評論活動を、著作を通じておこなった個人に対して贈られる「サントリー学芸賞」も受賞。そしてこのたび、12月23日発売の『週刊ダイヤモンド』にて「経済学者・経営学者・エコノミスト107人が選んだ 2019年『ベスト経済書』」の第1位に選ばれました。


【週刊ダイヤモンド『ベスト経済書』ランキング】
毎年恒例のランキング企画。今回は、全国主要大学の経済学者・経営学者および民間のエコノミスト107人によるアンケート結果に基づいてランキング。2018年11月~2019年10月の1年間に出版された経済書、経営書および関連書籍のなかからベスト3を選定してもらい、1位10点、2位6点、3位3点を付与し、総合得点を集計。
第1位の『「家族の幸せ」の経済学』は104点を獲得しました。


【著者・山口慎太郎さんコメント】
本書で言いたかったことは、何が幸せかは個人によって違うが、自分の経験に縛られたり、他人の発言に振り回されたりすることなく、エビデンスに基づいて判断することが大切だということだ。
インターネット上で家族のライフステージに関わる話を書いてはいたが、まとめてはいなかった。そこに、編集者の方から、結婚、出産、子育てについて、家族に役立つ本を書かないかと声を掛けられたのが本書を執筆するに至った経緯だ。
書き始めて思ったことは、研究者にとっては常識でも、読者には興味深いものがあるということだ。
今度は、労働市場における男女差の問題について書いてみたいと考えている。賃金格差はどこから来ているのか。男女差に関する「固定観念から人々を解放する本」を書いてみたい。
(12月23日発売『週刊ダイヤモンド』インタビューより抜粋)


【書籍概要】
著者:山口慎太郎
発売:光文社
発売日:2019年7月19日
体裁:新書判ソフトカバー
定価:本体820円+税



【著者紹介】
山口慎太郎(やまぐちしんたろう)
東京大学経済学部・政策評価研究教育センター教授。1999年慶應義塾大学商学部卒業。2001年同大学大学院商学研究科修士課程修了。2006年アメリカ・ウィスコンシン大学経済学博士(Ph.D)取得。カナダ・マクマスター大学助教授、准教授を経て、2017年より現職。専門は、結婚・出産・子育てなどを経済学的手法で研究する「家族の経済学」と、労働市場を分析する「労働経済学」。

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会社概要

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URL
https://www.kobunsha.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区音羽1-16-6
電話番号
-
代表者名
巴 一寿
上場
未上場
資本金
1800万円
設立
1945年10月