高輝度・高コントラストを実現する部分駆動方式を採用 HDR信号に対応し細部までクリアに映し出す、医療用の55型4K液晶モニター発売
ソニーマーケティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:粂川滋、以下、ソニーマーケティング)は、HDR(ハイダイナミックレンジ)信号に対応し、独自のローカルディミング(部分駆動)技術により高輝度・高コントラストを実現した医療用の55型4K液晶モニターを発売します。手術用の内視鏡や顕微鏡、検査時のX線透視や軟性内視鏡など様々な医療映像を高精細・高画質で細部までクリアに映し出せる本機は、高い精度が求められる手術や検査時の視認性向上に貢献します。
ニュースリリースはこちら https://www.sony.jp/professional/News/newsrelease/20230925/
■商品概要
■『LMD-XH550MD』の主な特長
1. 高精細・高輝度・高コントラストを実現する4K HDR対応モニター
55型4K(3840×2160ピクセル)高解像度パネルを搭載しています。部分駆動方式バックライトに独自のローカルディミング技術を用いて、高いピーク輝度(1500 cd/㎡)と100万:1の高コントラスト比を実現しています。
HLG(ハイブリッドログガンマ)準拠の信号を入力し、色調調整メニューでガンマをHLGに設定することで、HDR信号の明部と暗部の再現性を細部まで向上させた表現が可能になります。また、4Kの放送規格であるITU-R BT.2020に準拠した広色域に対応しています。
加えて、手術室など、高照度下での反射やぎらつきを低減する構造により、LCDパネルで光の乱反射と拡散を抑え、高コントラストでクリアな表示を実現します。
2. 画像強調機能 A.I.M.E .™
ソニー独自のA.I.M.E. (Advanced Image Multiple Enhancer)機能を搭載しています。内視鏡や手術顕微鏡からの表示画像を色、コントラストで強調するほか、暗部の視認性を向上させます。
3. 多彩な表示モードとクローン出力機能
180度反転表示および子画面2つのPIP(ピクチャーインピクチャー)/POP(ピクチャーアウトピクチャー)表示が可能です*。また、各入力ソースごとに設定されたガンマ値(例:内視鏡:ガンマ2.2、X線:DICOM)でそれぞれの画面を表示することもできます。
* 入力信号の組み合わせには制限があります。
クローン出力はA.I.M.E.機能やPIPなど表示モード使用時も、画面に表示されている映像をそのまま外部出力します。クローン出力は4K(3840×2160)またはHD(1920×1080)の解像度が選択可能なため、例えばモニターには4Kで表示しつつレコーダーでHD記録するといった使い方が可能です。*
* フレームレートは59.94Pまたは50P。
4. 簡単な設置・運用のしやすさと多彩なインターフェース
清掃が容易な平面デザインを採用しており、ケーブル取り回しを考慮した3つのアクセスポートを持つ背面カバーを装備しています。
12G-SDI×2系統(BNC)、3G-SDI×1系統(BNC)、Display Port×1系統、DVI-D×1系統の各種入出力とHDMI×1系統の入力端子を装備し、各種医療映像機器に対応いたします。
ステレオミニジャックによるシンプルリモートコントロールも装備しています。入力ポートA/B切り替えやA.I.M.E.機能のON/OFF、反転表示などの単一操作が設定可能です。
■主な仕様
主な仕様や詳細については、以下の商品情報サイトをご確認ください。
https://www.sony.jp/medical/products/LMD-XH550MD/
※本発表製品は、日本では医療機器ではありません。
市場推定価格(税込み)
LMD-XH550MD 3,000,000円前後
※「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したものです。なお、製品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。
◆お客さまからのお問合せ先
ソニーマーケティング(株) 業務用商品購入相談窓口
TEL 0120-580-730(フリーダイヤル)
受付時間 9:00~18:00(土・日・祝日、当社休業日は除く)
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