子どもの急な体調不良、対応するのは誰? 約7割が「ママが対応」と偏りアリ! しかし約8割が「納得」と回答。まさかの理由とは……!? 夫婦間の役割分担に関する意識調査を実施
子どもの突然の体調不良。園や学校からの急な「お迎え要請」は、保護者にとって頭を悩ませる事態です。特に新学期や季節の変わり目は子どもが体調を崩しやすく、急な対応が求められる場面も多くなります。
専門家から直接アドバイスを受けられる日本最大(※)の育児支援サイトを運営する株式会社ベビーカレンダー(旧社名:株式会社クックパッドベビー、本社:東京都渋谷区、代表取締役:安田啓司、以下「ベビーカレンダー」https://baby-calendar.jp/)は、体調不良時の夫婦の役割分担に関する意識調査を実施しました。
結果を見ると、ママへの偏りが目立つものの、現在の役割分担に「納得している」という声も多く挙がっています。
※2024年11月時点において各メディア(当社選定競合サイト4社)が発表している月間PV数(当社調べ)において
<サマリー>
1.子どもの体調不良時、園や学校に迎えにいくのは?「ママ」が約75%
2.看病のために仕事を休むのも「ママ」が約74%
3.体調不良時の分担を事前に話し合っている夫婦は33%程度。中には「話し合わないメリット」も…
4.「その役割分担は理想的?」偏りはあれど、78%が理想的・妥協の範囲内と回答!
5.体調不良時の役割分担、「理想的な分担ができていない」ママの本音は?
6.理想的な役割分担のカギは「夫vs妻」ではなく「夫&妻」
1.子どもの体調不良時、園や学校に迎えにいくのは?「ママ」が約75%

突然の発熱や体調不良で園や学校からの「お迎え要請」……。「そんなとき、誰が迎えにいくか?」という質問に対し、74.62%が「主にママ」と回答しました。一方「主にパパ」はわずか3.67%、「半々程度に分担」は約10.4%にとどまります。
一見、パパの育児参加が進んでいるように見える現代でも、緊急時の対応においては、まだまだママに偏りがある実情が浮き彫りになりました。
2.看病のために仕事を休むのも「ママ」が約74%

早退によるお迎え要請があれば、体調不良による欠席もあるでしょう。そんなときは、誰かが子どもと一緒に過ごして看病する必要があります。
「誰が仕事を休んで看病するか?」という質問でも、73.7%が「主にママ」と回答。「主にパパ」と回答したのは3.36%、「半々程度」は9.48%と、こちらも「急なお迎え対応」とほぼ同じ傾向が見られました。
3.体調不良時の分担を事前に話し合っている夫婦は33%程度。中には「話し合わないメリット」も…

このママに偏りのある役割分担は、事前に夫婦で話し合っているのでしょうか? 「話し合いをした」と答えたのは33.33%で、残りの66.67%は「話し合いはしていない」という結果でした。
一般的に「夫婦でしっかり話し合い、互いに納得のいく役割分担を……」というアドバイスがありますが、回答者のコメントを見ると、「話し合いをしていない=悪いこと」とは限りません。ある回答者からは「役割を決めると急な変更時に揉めるので、どちらでも対応できるようにしている」との声も。話し合いによるルールづくりも、柔軟性のある暗黙の了解も、家庭によって「正解」は異なるようです。
4.「その役割分担は理想的?」偏りはあれど、78%が「理想的・妥協の範囲内」と回答!

お迎えや看病の対応がママに集中している現状に対して「その役割分担に納得していますか?」と質問したところ、「理想的な役割分担ができている」と回答したのは30.89%、「妥協の範囲内」が47.4%、「理想的ではない」と考える人が21.71%という結果になりました。つまり、約8割の人が、多少の偏りがあっても現状に納得しているということがわかります。
とはいえ「理想的な分担ができている」「妥協の範囲内」と回答したものの、こうしてくれたらいいな……という気持ちを持つ人もいます。
・夫の職場環境的にも主にママになるのは許容範囲として、夜の看病などは分担してほしい
・休みを取りやすい仕事についたが限界はある。ギリギリで頑張っているときもあるので、労いの言葉くらいはかけてほしいと思う。
・とにかく言葉がたりない。「ありがとう」「大変だったよね」など、日常プラスアルファの言葉がない!
どの家庭でも、完璧なバランスを取るのは難しいもの。突然のお迎えにいけなかったり仕事を休めなかったりしても、できることはあります。不公平と感じる役割分担でも、些細な気遣いで心持ちは変わるものかもしれませんね。
5.体調不良時の役割分担、「理想的な分担ができていない」ママの本音は?
しかしながら、21.71%の人は「理想的な分担ではない」と感じています。その理由には、以下のような声がありました。
仕事の状況的に仕方がない
・夫の仕事が忙しく、分担すら不可能である。
・夫のほうが勤務時間が長いから。
働き方が違う
・私(ママ)は正社員ではないので仕方がないと思っている。
・主人は正社員、私はパートなので、子どもが体調を崩したときは私がお世話をすることになっている。
社会的な価値観や空気
・母親がして当然といった空気がある。
・ママが育児するのが当たり前で、パパは手伝うという感覚。
このような声からは「理想的な分担ではない」と答えた背景には、個々の家庭事情だけでなく、社会的な構造や価値観の影響も垣間見えます。
6.理想的な役割分担のカギは「夫vs妻」ではなく「夫&妻」
最後に「理想的な分担ができている」と答えた方々の声を紹介します。
・結婚前に家事の役割分担は決めていて、どちらかに負担がいきすぎないようにお互い気を付けている。
・お互いに好きな家事・きらいな家事があるので、好きなほうがその家事をメインでやりつつ、できないときは代われるようにしている。
・お互いの仕事や能力を尊重し、無理のないようフォローし合えている。
どのコメントにも共通するのは、“ふたりでどうするか”という視点でした。役割分担に「完璧なかたち」はなく、家庭ごとにベストなかたちもさまざまです。大切なのは、どちらか一方が背負うのではなく、ふたりで納得できるバランスを見つけていく姿勢なのかもしれません。
◾️調査概要
調査タイトル:「子どもの体調不良時の役割分担」に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2025年3月12日(水)~3月19日(水)
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用した方
調査条件:1人以上お子様がいらっしゃる方(326人)
◾️出典について
本調査内容を転載される場合は、プレスリリース下部のお問い合わせ先までご連絡ください。
<「ベビーカレンダー」メディアに関して>
『ベビーカレンダー』は、月間PV数3.1億PV、会員登録数が年間約36万人、総勢約100名の医師・専門家が監修する妊娠・出産・育児の情報を網羅した日本最大(※)の育児支援メディアです。妊娠してから赤ちゃんが2歳になるまでの間、赤ちゃんの成長に合わせ、元雑誌編集経験者を中心とした20名以上の編集者が質の高い記事を毎日提供します。
※2024年11月時点において各メディア(当社選定競合メディア4社)が発表している月間PV数(当社調べ)において
ニュースリリースはこちら▶https://baby-calendar.jp/smilenews/release
<運営会社「ベビーカレンダー」に関して>
社名:株式会社ベビーカレンダー(https://corp.baby-calendar.jp) ※2021年3月25日 東証マザーズ(現グロース市場)上場
本社所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビルディング10F
代表者:代表取締役 安田啓司
設立年月日:1991年4月
主要事業:メディア事業、医療法人向け事業
多くの医療専門家監修による、日本最大のPV数を誇る育児支援メディア「ベビーカレンダー」を運営。ベビーカレンダー以外にも、女性のライフスタイルにあわせた情報提供メディアを展開し、事業を拡大中。
<運営メディア一覧>
■ベビーカレンダー:医師・専門家監修の妊娠・出産・育児の情報メディア
■ウーマンカレンダー:オトナ女子によるオトナ女子のためのアンチエイジングメディア
URL:https://woman-calendar.jp/
■ムーンカレンダー:生理・恋愛・美容 女性たちのリアルがわかるメディア
■シニアカレンダー:シニア情報メディア
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■シッテク:恋愛・結婚&マッチングアプリ紹介メディア
URL:https://moon-calendar.jp/sitteku/
■赤ちゃんの名づけ・名前ランキング:赤ちゃんの名前、よみのランキング検索メディア
URL:https://baby-calendar.jp/nazuke/
■ヨムーノ:忙しくても「くらしをもっと楽しく賢く!」くらし情報メディア
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