ビジュアルボイスによる映像クリエイター向けコミュニティ「DAOファントークンサービス」提供に向けた協業開始
~ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2024オープニングセレモニーで初のAmic Signアワードとともに発表~
ディーカレットDCPは、ビジュアルボイスが企画・運営を行う米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(以下、SSFF & ASIA)2024のオープニングセレモニーで、映画祭史上初となる、デジタル通貨DCJPYによる賞金の授与を行う「Amic Signアワード」を発表。設立し初のデジタル通貨DCJPYによる賞金の授与を行います。本日、映画祭のオープニングセレモニーにて賞の授与とあわせて、クリエイター向けコミュニティ「DAOファントークンサービス」の提供に向けた協業を発表いたしました。
※賞金のDCJPYは、Amic Signのサービス開始後に受賞者へ授与します。
Amic Sign アワード、そして新たに発表されたクリエイター向けコミュニティ「DAOファントークンサービス」といった本協業を通じて、映像クリエイター自身や作品出演者のファンを巻き込みながら、ともに自由な創作活動に取り組めるクリエイターエコノミー環境の実現を、2025来年中に展開予定です早々の展開を目指します。
【協業背景】
クリエイターが映像作品を制製作する際、出演者や音響・演出担当者など多くのプロフェッショナルの協力が必要不可欠であり、加えて多額の資金が必要となります。また作品の完成後も、公開できる場が限定的である点や、作品データの管理・保存が煩雑である点等の問題があり、クリエイターによる映像作品制製作はハードルの高いものとなっていました。
そのような環境下、ビジュアルボイスは
・ 国際短編映画祭( SSFF & ASIA)を開催し、クリエイターに作品発表の場を提供する
・ クリエイターの価値を最大化するデータアセットマネジメントサービスLLBを提供し、作品データの管理・保存の運用に繋げる
ことに取り組んできました。
しかしながら、LLBに保存された作品データをファンが購入・視聴する際の決済に関する課題や、その他作品製作に係る協力者や資金の獲得に関する課題は未だ残っており、ビジュアルボイスとディーカレットDCPはこれらの課題解決に向けて検討を重ねてきました。
クラウドファンディングの未来形:ファンやサポーターがプロジェクトの一員となる一体化を実現
【「DAOファントークンサービス」サービス概要】
今回ビジュアルボイスとディーカレットDCPが共同して提供を目指す、クリエイター向けコミュニティ・DAOファントークンサービスの概要は以下の通りです。
・クリエイターは、映像作品の制製作にあたり企画や出演者、演出家、撮影場所等を検討します。
・クリエイター本人や出演者、演出家等のファンの中には、ともに作品制作をしたいと思っている人がいます。また、自らにゆかりのある場所で映像撮影が行われるのであれば、支援したいと思う地元住民や企業がいるものと考えています。
・制作に関わりたいファンや撮影場所の地元の方々は、クリエイターの要請に対し参加や支援を表明することで作品製作・制作に携わることができ、その参加者・支援者には報酬が割り当てられます。この参加や支援の内容、報酬の仕組みにおいて、デジタル通貨DCJPYやDAOの活用を検討します。
・制作製作された映像作品は、SSFF & ASIAや世界各地でのイベント等での上映を通じてファンに届けることができます。
デジタル通貨やDAOの活用によって、従来映像制作に携わることが難しかった個人や企業が気軽に参加できるようになります。これまでの映像制製作は、あくまでクリエイターとファンはわかれた存在でありました。DAOファントークンサービスでは、ファンが映像制作を支援できるだけでなく、支援の大きさに応じて企画運営に携わることができます。例えば、アイディアを出したり、衣装や音楽を作って自己の作品をプロモーションしたり、撮影場所を手配して地元を盛り上げたりすることが可能になります。
単なる資金調達を超えて、クリエイターと支援者が一体となって映画を製作・制作し、ともに盛り上げる新たな顧客体験を実現できます。
ビジュアルボイスとディーカレットDCPは、クリエイター向けコミュニティ・DAOファントークンサービスを通して、クリエイターによる創作体験の向上に向けて取り組んでまいります。
※DAO(Decentralized Autonomous Organization、自律分散型組織):特定の管理者が存在しない組織。参加者が投票権の機能を持つ「ガバナンストークン」を保有することで組織の意思決定に関わり、協調しながら自律的に組織運営を行う。
※映画祭応募作品の中から、デジタル通貨を通じて人と人との繋がりの新しい形を提案する、ディーカレットDCPの目指す「豊かな社会、コミュニティ」を表現する作品に対して贈られるAmic Sign アワードを見事受賞したのは、眞鍋海里監督 と 山本ヨシヒコ監督によるSFショートフィルム『フューチャー!フューチャー!』です。
『フューチャー!フューチャー!』
監督:眞鍋海里 & 山本ヨシヒコ/25:00/日本/SF/2023
マコトは、小さな頃から想像力豊かなSF好きの女子高生。ある日、未来からやってきた青年シンイチと出会う。ディストピアとなった未来を救うには、F判定のマコトが大学に入学するしかない。果たして、ふたりは未来を救えるのか!?
【会社概要】
企業名 :株式会社ビジュアルボイス
URL :https://v-voice.jp/
代表者 :代表取締役社長 別所 哲也
事業内容 :映像作成事業/イベントプロデュース業/コンテンツライト事業/メディア事業
◾️ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生し、現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。また、2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞4作品が、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。
【公式ウェブサイト】 https://www.shortshorts.org
※SSFF & ASIA 2024 6月4日(火)~17日(月)都内複数会場およびオンライン会場で開催(オンライン会場は6月30日(日)まで) https://www.shortshorts.org/2024
◾️LIFE LOG BOX
IPFSの技術を使った、永続的に保管可能な分散型データストレージで、万が一の際も大切なコンテンツが無くならない設計のストレージ・データアセット管理サービス、クリエイターや作品の紹介・掲載を行うポートフォリオ機能による映画祭エントリー、コンテンツ販売、企業との案件マッチングサービス、ブロックチェーン技術を活用し、原作者や所有権などの権利を明確化。クリエイターに利益を還元するシステム構築サービスを提供します。
企業名 :株式会社ディーカレット DCP
URL :https://www.decurret-dcp.com
代表者 :代表取締役社長 村林 聡
事業内容 :デジタル通貨事業/電子決済等 代行業者 関東財務局長(電代)92 号
◾️ポータルサイト「Amic Sign」
Amic Signは、革新的なデジタル通貨と進化したスマートコントラクトが融合し、未来のビジネスの常識を変革します。Asset・Money・ID・Contractの概念を持つAMICを活用したユースケースをご紹介します。
◾️プロダクトブログ「DE BEYOND」
デジタル通貨の仕組みから、私たちの生活やビジネスがどう変わるかまで、記事形式でわかりやすく解説しています。Amic Signの目指す世界をより理解いただけます。
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