東日本大震災からまもなく14年、課題先進地から挑戦の場に変わりつつある福島12市町村の経営者のもとで副業し、地域課題解決に挑みながら起業を目指すプログラム「フクシマックス」3/22(土)決起会実施

福島12市町村の関係人口創出を目的に、副業で地域に関わりながら起業を目指す5ヶ月間のプログラム「フクシマックス」が修了。参加者が副業での成果や学びを共有し、次の一歩を発表する「決起会」を双葉町にて開催

ETIC.

NPO法人ETIC.(エティック、東京都渋谷区)は、公益社団法人福島相双復興推進機構からの委託を受け、都市部の副業人材を福島12市町村※の事業者とマッチングした上で、副業人材が受入事業者のもとで副業に携わりながら自分自身の想いを磨き上げ、将来的には福島県内での起業を目指すという5ヶ月間のプログラム「フクシマックス」を実施しています。

来る3/22(土)、福島県双葉町の双葉町産業交流センターにて、受入事業者やメンター、地元関係者などが一堂に会する場で、プログラム参加者が5ヶ月間の活動成果と起業に向けた事業プランを発表する「決起会」を実施します。

※東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い避難指示等の対象となった福島県の被災12市町村

(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)

フクシマックス公式WEBサイト

https://yosomon.jp/fukushimax

帰還困難区域の解除により、帰還した地元住民と移住者が交わり挑戦の最前線となっている福島12市町村で復興に取り組む経営者のマインドに触れることで、起業家的なキャリアを踏み出す人を増やす

「フクシマックス」は、東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い避難指示が出された福島県12市町村において、地域の事業者と副業で関わりながら、自らのビジネスアイデアを磨き、形にしていく実践型のプログラムです。震災からまもなく14年。地域によりそのスピードは異なるものの、帰還困難区域の解除が進む中、住民が戻り、新たな移住者も増えています。その結果、福島12市町村では復興を超え、未来を切り拓く挑戦が次々と生まれています。ETIC.は、公益社団法人福島相双復興推進機構からの委託を受け、本プログラムを運営しています。地域と副業人材をつなぎ、新たな挑戦者が生まれる場を提供することで、起業を志す人が自らのキャリアを築く第一歩を踏み出す機会を創出します。

「副業から起業」—関係人口創出の新たなモデル

公益社団法人福島相双復興推進機構は、関係人口の創出を目的とし、さまざまな取り組みを展開しています。本事業の特徴は、まず地域の事業者と関わることで人とのつながりを深め、地域の理解を深めながら自分のやりたいことを描く点にあります。過去2年間で14社の企業が受け入れを行い、17名の副業人材が地域と関わりました。今年度はさらに9社の企業が参加し、12名の副業人材が新たな挑戦を始めています。地域での実践を通じて、自分の力を試し、貢献することで信頼を築き、その信頼が新たな挑戦の後押しとなります。こうしたつながりが、地域への継続的な関わりを生み、関係人口の拡大につながることを目指しています。

報告会ではない、スタートラインとなる「決起会」を開催

フクシマックスでは、プログラムの最終的な報告の場を、単なる「成果発表」ではなく、「決起会」として位置づけています。この決起会は、参加者にとって、これまでの経験を振り返り、自身の想いや目標を整理し、次のステップへ進む契機となる場です。単に結果を発表するのではなく、これからの挑戦に向けた決意を表明し、地域とのつながりを深める機会でもあります。発表を通じて、地域の方々に想いを伝え、応援を受けることで、新たな一歩を踏み出すきっかけとなります。当日は、福島12市町村のキーパーソンや地域の事業者、自治体関係者など、幅広いステークホルダーが参加します。この決起会が、福島12市町村における新たな挑戦の始まりとなり、関係人口の拡大と地域活性化につながることを期待しています。

決起会開催概要

  • 日   時:3月22日(土)13時45分~17時(13時30分受付開始)

  • 会   場:双葉町産業交流センター(〒979-1401 福島県双葉郡双葉町大字中野字高田1番地1)

  • 登 壇 者:フクシマックス参加者、受入事業者

  • タイムライン:
     13:45~14:40 オープニング

     14:50~17:15 参加者によるプレゼンテーション(途中休憩あり)

     17:15~17:30 クロージング/集合写真撮影

      ※集合写真撮影後、事務局への質疑応答の時間を同会場にて設けます。

今年度の参画企業、プロジェクト一覧(順不同)

企業名

フクシマックスで取り組むプロジェクト内容

L7株式会社

2025年春に福島の被災中心部に開業する最先端のサイクリスト拠点で、自転車文化醸成や自転車メーカーの発掘をするメンバーを募集!

株式会社Ichido

花業界に革命を!唯一無二の花酵母を取り出す技術を使って、捨てられる花から商品開発!原発事故を乗り越えた福島の花で一緒に商品開発をしてみませんか?

wind&soil

「食、学び、エンタメ」を軸に、風の人と土の人が混ざり合う地域コミュニティをつくる。新規事業の壁打ち役を募集!

クラシノガッコウ月とみかん

広野町で新たに始める体験型ゲストハウスに人が集まる仕組みを一緒に考えてくれる右腕募集!

in the Rye株式会社

福島第一原発事故で住民が0になった町で教育革命を!未曽有の事故が起きた大熊町だからこそ、子どもたちが世界とつながるきっかけづくりを一緒にしませんか?

特定非営利活動法人コースター

「この地だからこそ」のチャレンジがたくさん生まれる地域へ。浜通りの起業家に特化したメディアを立ち上げる!

株式会社FiveStar

ドローン撮影が強みの映像制作会社のBtoC向け戦略を一緒に考えてくれる社長の右腕を募集!

株式会社サンアメニティ

震災で住民が0になった町を活性化!復興のシンボルとなる産業交流施設の賑わいづくりをサポートしてくれる方を募集!

株式会社ゆーとぴあ

「飯舘牛」を全国に広めたい! オリジナルの贈答用商品のパッケージを一緒に考えてくれる仲間を募集!


NPO法人ETIC. について

Move Forward. ETIC.

行動を起こす人に伴走し、つなぎ、ともに「新しい社会」をつくる。

1993年創業、2000年にNPO法人化、2017年に認定NPO法人取得。起業家育成、企業や自治体などの異なるセクター間の共創コーディネート、コーディネーター育成に取り組んでいます。手がけてきた実践型インターンシップや起業⽀援プログラムへの参加を通して、約14,000名がプログラムに参加し、約2,000名が起業しました。

2021年には「一人ひとりの起業家精神が発揮され、共創が生まれる組織」を目指し、ピラミッド型から自律分散型の組織体制(ティール組織)へと転換。そのため、一般的な組織のような代表者は置いていません。https://etic.or.jp/

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会社概要

NPO法人ETIC.

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URL
https://www.etic.or.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区東1丁目1番36号 キタビルデンス402
電話番号
050-1743-6743
代表者名
伊藤順平
上場
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資本金
-
設立
1993年01月