《「文藝」2度目の緊急増刷決定! 創刊以来86年ぶりの3刷》2刷増刷分は予約でほぼ完売! 「韓国・フェミニズム・日本」を特集した文芸誌「文藝」2019年秋季号、1933年創刊号以来の3刷決定。

河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長 小野寺優)は5日に発売した季刊文芸誌「文藝」2019年秋季号の3刷を12日に決定しました。本誌の3刷は、1933年の「文藝」創刊号以来86年ぶり、2度目となります。
9日に決定した2002年冬季号以来17年ぶりの2刷は、問い合わせが殺到し、即日予約のみで完売。その後も注文の勢いは止まらず、この度3刷が決まりました。また現在、定期購読の申し込みも急増中です。
 

「文藝」は1933年11月に創刊された日本でも最も歴史の古い文芸誌のひとつであり、戦時中に唯一刊行されていた文芸誌です。創刊号はロシアの文豪・ゴーリキーの「世界未発表作」と銘打った書き下ろし作品「肥大漢」を掲載するなどし、5刷を記録しました。
 
今回3刷となる「文藝」2019年秋季号は特集「韓国・フェミニズム・日本」。ベストセラー『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者チョ・ナムジュや直木賞作家の西加奈子らによる日韓作家10人による短篇競作を中心に、韓国文学ブームの立役者・斎藤真理子と日本を代表する翻訳家のひとり・鴻巣友季子による対談や、エッセイ・論考などで構成された特集です。アジア初の国際ブッカー賞作家、ハン・ガンによる本誌のための書き下ろし作品やシンガーソングライターのイ・ランの世界初公開小説、韓国人の日本語ラッパー、MOMENT JOONによる自伝的小説「三代」の抄録が話題となっています。また特集外でも、いとうせいこう「福島モノローグ」、柴崎友香×岸政彦「大阪」など好評連載に加え、新連載の磯部涼「移民とラップ」といった現代的トピックを扱った記事も読者が増えた一因と考えられます。
 
目次を発売前に先行公開したところ、SNSを中心に話題となり、発売初日から完売店が続出し、異例の増刷が決定しました。これにより更に注目が集まり、BuzzFeed JAPANのニュース記事「「文藝」17年ぶり異例の重版 特集は韓国文学とフェミニズム、購入者の半分近くが男性」はYahoo!トップに掲載
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190710-00010001-bfjc-soci
され、他のニュースサイトでも速報が相次ぎ、さらに大きな反響を呼んでいます。主にSNSで読書好き中心に広まっていた話題がより広い層に伝わったことで注文が加速度的に増え、これにより増刷分がほぼすべて予約で完売するという事態となりました。
 
なお、2刷分3000部は19日出来、3刷分3000部は24日出来を予定しています。
リニューアル2号目で快挙を成し遂げた新生「文藝」にますますご注目ください。
 

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*参考:佐久間文子 著『「文藝」戦後文学史』(河出書房新社刊)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309024974/


「文藝 2019年秋季号」
雑誌 A5/568ページ
雑誌コード:07821-08
発売日:2019.07.05
特別定価:1,490円(本体1,380円)
http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html
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