Unity がクリエイター向けに AI 機能を提供、コンテンツ制作やユーザーエンゲージメントを強力にサポート

Unity Sentis による広範なコンテンツ展開、Unity Muse の強力な AI 支援ワークフローによるクリエイター向けサポートがリアルタイム 3D ゲームとユーザー体験の開発を加速

2023 年 6 月 26 日 – サンフランシスコ – リアルタイム3D(RT3D)コンテンツの制作・運用のための世界有数のプラットフォームである Unity(NYSE : U)は、クリエイターの生産性を向上させ、RT3D 体験をもっと魅力的にするために設計された 2 つの新しい AI プラットフォーム、Unity Sentis と Unity Muse を本日発表しました。Unity Sentis は、あらゆる Unity プロジェクトに AI モデルを展開することのできるクロスプラットフォームランタイム推論エンジンです。Unity Muse は、RT3D コンテンツの制作を加速するツール群です。この 2 つのプラットフォームはともに AI を利用してゲームプレイとRT3D エクスペリエンスのインタラクティブ性を強化するとともに、創作のワークフローを加速します。Unity は本日、Unity Asset Store( https://assetstore.unity.com/ai-hub ) に、AI を活用したゲーム開発を加速する公認ソリューション( https://unity.com/partners/verified-solutions-for-creators )を含む専用のマーケットプレイスも開始しました。本発表は、あらゆるスキルレベルの開発者が、Unity のエコシステムにおいてサポートされるすべてのデバイス( https://support.unity.com/hc/en-us/articles/206336795-What-platforms-are-supported-by-Unity- )を通じて、さまざまな没入感のあるインタラクティブな体験を制作可能にする大きな一歩を示すものです。



Unity の CEO である John Riccitiello は以下のように述べています。「3D やモバイル機器、インターネットが革新的な影響をもたらしたように、AI もゲーム制作に革命を起こすと期待しています。Unity の新しい AI プラットフォームは、クリエイターやアーティストにとって強力なツールとなるでしょう。Unity Muse は生産性を今までの 10 倍に向上させ、Unity Sentis はインタラクティブなインテリジェンスを制作物に組み込む方法を、これまでなかったものへと大きく変革させます。」


Unity Sentis は Unity のランタイム能力を活用してオンデバイスで AI モデルによる推論を提供し、クリエイターは Unity がサポートするあらゆるプラットフォームに向けてニューラルネットワークをデプロイすることができます。これにより、クリエイターはクラウドコンピューティングの高いコストや遅延を心配することなく、非常に高いレベルのインタラクティブかつダイナミックな体験を提供することができます。具体的には、Unity の Sentis Runtime は従来の範囲を超えて、例えば「スマートな」NPC(ノンプレイアブルキャラクター)からデータを元に予測を行う工場の現場に至るまで、インタラクティブなゲームプレイやデジタルツインの可能性を広げます。


Unity Muse は、クリエイターのゲーム、アプリケーションおよびデジタルツイン向け RT3D コンテンツ制作を加速させる AI ソリューションを網羅します。このプラットフォームは Unity エディターやウェブで利用できるツールで構成されています。ワークフローを乱されることなくアセットやアニメーションの制作スピードを上げたい開発者向けです。この度提供されるツールの 1 つである Unity Muse Chat は、Unity のワークフローのどこで作業していても、Muse Chat プロンプトに打ち込むだけで、素早くトラブルシューティングを行ったり、簡単に情報にアクセスしたりすることを可能にします。今後数週間のうちに Unity Muse にテキスト記述やフリースケッチでアセットやアニメーションを簡単に作成する機能を追加する予定です。


Unity Create ソリューションの責任者である Marc Whitten は以下のように述べています。「すべてのゲームのすべてのオブジェクト、システム、そしてピクセルに対して制作時に AI が関与することにより、各工程においてクリエイターの生産性が高まり、最終的には創造性を高めることができます。実行時には AI がコンテンツの世界やキャラクターを生き生きと表現することにより、今までは実現できなかった体験を作り出すことができます。 Unity の Sentis と Muse は、人間の創造性や専門性にとって代わることなく、反復する作業をを自動化し、ワークフローを効率化することで、非常に迅速かつ正確に高品質なアウトプットを生み出すことを可能にしています。当社は、クリエイターがターゲットとしたいデバイスすべてに対して簡単かつ強力な形でこれらの機能を提供することに注力しています。」


さらに Unity は、AI を活用したゲーム開発のための公認ソリューション( https://unity.com/partners/verified-solutions )を含む、 専用のAI マーケットプレイスを Unity Asset Store ( https://assetstore.unity.com/ai-hub )に立ち上げました。この AI マーケットプレイスによってクリエイターは AI の機能を利用し、生成 AI を用いてゲームをはじめとした RT3D コンテンツおよび体験の制作を加速することができます。公認ソリューションには、Unity によって互換性が検証され、サポートされているプロレベルのサードパーティー製ツール、プラグイン、SDK が含まれます。


Unity Sentis と Unity Muse は、現在クローズドベータ版で利用できます。開発者の方は、専用ウェブサイト https://create.unity.com/ai-beta からアクセスを要求することができます。これらのソリューションは、本年後半にグローバルに一般提供が予定されています。 


詳細は www.unity.com/AI をご覧ください。


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Unity について

Unityは、インタラクティブなリアルタイム3D(RT3D)コンテンツやエクスペリエンスを制作し、成長させるための世界有数のプラットフォームです。Unityの包括的なソフトウェア・AIソリューションのセットは、スマートフォン、タブレット、PC、コンソール、VRおよびARデバイス向けの没入型リアルタイム2D・3Dコンテンツおよびエクスペリエンスの構築、実行、成長のための仕事を行うあらゆる規模のコンテンツ制作者に、開発ライフサイクル全体にわたるサポートを提供します。詳細については、Unity.com/jaをご覧ください。



将来見通しに関する記述

本発表は連邦証券法に定義する「将来見通しに関する記述」を含むものであり、特に Unity の計画・戦略・目的に関する記述を指します。「信じる」、「可能性がある」、「予定する」、「推定する」、「継続する」、「意図する」、「期待する」、「計画する」、「企画する」、およびこれらに類する言葉は、将来見通しに関する記述を示すために用いられます。これらの将来見通しに関する記述は、リスク、不確実性、および仮定を含んだ表現です。リスクが現実のものとなった場合、または仮定が不正確であることが判明した場合、現実に起きることは、これらの将来見通しに関する記述で示されていた見込みと大きく異なったものになる可能性があります。これらに関する詳細および Unity の業績に影響する追加リスクについては、米国証券取引委員会(SEC)に届出を行っており、Unity Investor Relations サイトでもご確認いただけます。本リリースの記述はリリース日付のものであり、法律の求めによる場合を除き Unity は本発表の日付以降、このような将来見通しに関する記述を更新する義務を負わず、また現時点において更新を行う意図もありません。

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会社概要

URL
https://unity.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 8F
電話番号
-
代表者名
松本 靖麿
上場
海外市場
資本金
-
設立
2011年08月