国内最初のM&Aプラットフォーム「TRANBI」20万ユーザー登録記念「TRANBIユーザー感謝イベント2025」を開催
M&A成約者によるノウハウ共有やM&Aをきっかけに最も活躍した方に送る「TRANBIベストM&A賞」授賞式も実施
株式会社トランビ(本社/東京都港区、代表取締役/高橋 聡)は、事業承継・M&Aマッチングプラットフォーム「TRANBI」のユーザー数が20万人を突破したことを記念し、「TRANBIユーザー感謝イベント2025」を開催しました。

当社は、2011年に日本で最初のM&Aプラットフォーム「TRANBI」を立ち上げ、2025年3月にユーザー数が20万を突破いたしました。ご利用いただいております皆様に日頃からの感謝の気持ちを込めて「TRANBIユーザー感謝イベント2025」を開催しました。
またM&A後の事業成長やM&Aをきっかけに活躍されている方を表彰するアワード「TRANBIベストM&A賞 授賞式」も実施しました。M&Aに挑戦したいがなかなか踏み出せない人の多くは、M&A後の経営や事業拡大に不安を持つ声が多いです。過去成約した方でその後も事業を成長させている人を取り上げ、ノウハウを共有することで、事業を成功させる秘訣が見つかる他、自分にもできるかもしれないという勇気づけの機会になると思いアワードを開催しました。
当日は、当社代表取締役高橋のウェルカムスピーチから始まり、ディスカッションタイムとして、どのようにすればわからないという声や、何をやって良いかわからないという声に応え、「初心者向けTips」、「副業から独立」、「民泊・レンタルスペース事業」、「中小企業新規事業創出」、「EC事業」、「何を買うか一緒に考える」などのテーマを用意し、ご自身の悩みにあったテーマにご参加いただきました。最後に、「TRANBIベストM&A賞授賞式」を開催しました。参加者同士の交流も生まれ、「TRANBIユーザー感謝イベント2025」は盛り上がりを見せたイベントとなりました。


■代表取締役社長 高橋 聡 ウェルカムスピーチ

「 2011年に国内初のM&AプラットフォームとしてTRANBIは誕生しました。当時はユーザー数が1,000ユーザーに届いたら良いなと思い始めたサービスが、今では20万ユーザーの方にご利用いただくとは非常に感慨深いものです。当時はM&Aプラットフォームが国内になく、海外にしかなかったので、どうやったら使ってもらえるか考えました。そこで着目したのがノンネームシートです。通常M&Aの仲介会社からの紹介は、業種、売上、営業利益など企業名の伏せられたノンネーム(匿名)情報で、内容も数行で終わってしまうことがほとんどかと思います。TRANBIは、あえてビジネスモデルという項目を設けて、事業の強み、主な顧客などの情報も開示しました。買収を考えるオーナーさんが買った後にどのように経営すれば良いか発想しやすくなり、M&Aの面白さにつながるのではないかと思いました。
結果として、ビジネスモデルの情報について毎日見ていますというオーナーさんが非常に増えました。
あともう一つ、取り組んだこととして、個人の方も入れるプラットフォームにしたことです。当時、M&Aは、法人向けであり、株式譲渡が前提になっておりました。ですが、日本でM&Aが一般的になっていくには、例えばまちの美容院、レストラン、そういった個人事業や小規模事業も当たり前にM&Aができるんだという世界を作りたいと思っていたからです。さらに、その上で会社を売ることが成功者の証しであるという雰囲気を、国内に作っていきたいなという思いでTRANBIをスタートしました。当時はステークホルダーの皆様から厳しいご意見をいただくことも多かったですが、やっとM&Aが一般的になりつつある世界ができてきたなと思います。
昨今、安心安全なプラットフォームを構築することが非常に重要なタイミングに来ていると思います。TRANBIは、システムの構築や、カスタマーサポートの対応などの取り組みをより一層強化したいと思っておりますが、ユーザーの皆様の協力もあって成立する部分もございますので、一緒に作っていくような形が取れれば良いなと思っております。
20万ユーザーの方にご利用いただいておりますが、M&Aをもっと身近にしていき、新たにM&Aに取り組む方にとって『初めてのM&Aと言えばTRANBI』と言っていただけるようなプラットフォームを目指していきたいと思っております。」 と話しました。
■TRANBIベストM&A賞 授賞式
TRANBIを通じて成約された方の中で、独自に6つの賞を設定し、M&Aをきっかけに最も活躍をされている6社7名の方を、「TRANBIベストM&A賞」にノミネートしました。

(1)株式会社カネバン 金子弘行様
プロフィール:奥多摩でベスパ専門の板金塗装店として起業。その後、塗装・加工技術を活かして製造業へ進出。キャラクターグッズの製造も展開。
受賞:中小企業グロース賞
(中小企業がスモールM&Aを活用して、着実に成長を遂げたモデルケースとなる事例に贈られる賞)
受賞理由:TRANBIを通じて、これまでに3件のM&Aを実施。最初のM&Aは小規模な案件でしたが、そこから売り手様との連携が生まれ、事業が大きく飛躍。この経験をもとに、さらに同業2社を事業承継する形でM&Aを実施され、この5年間で売り上げ成長率は、1500%超えに。プラットフォームを活用したM&Aの黎明期より、スモールM&Aを段階的に活用されながら、自社の強みを拡張し、日本の製造業を力強く支える存在として今回の受賞となりました。

(2)株式会社パパゲーノ 田中康雅様
プロフィール:「リカバリーの社会実装」を目指して、就労継続支援B型「パパゲーノ Work & Recovery」の運営や支援現場向けDXアプリ「AI支援さん」の開発を中心に、障害福祉業界のDX・AI活用に尽力。
受賞:ストラテジー賞
(M&Aを成長戦略や事業構想において、効果的に活用された事例に贈られる賞)
受賞理由:社会人2年目の頃に、将来メンタルヘルス領域での起業を見据え、実践的な経営経験を積むためM&Aを活用。買収された事業の運営と売却を通じて、経営視点や意思決定のリアルを体感し、本業にも良い影響をもたらし、そして数年後、夢を実現する形でメンタルヘルス事業の株式会社パパゲーノを創業されました。目標に向けて必要な経験を戦略的に行った、まさにストラテジー賞の名にふさわしい取り組みであったため受賞となりました。

(3)合同会社ろけファン 華井玲奈様
プロフィール: IT×生活領域の事業会社に入社し、WEB集客やプロダクト開発などに携わる。本業とは別に副業としてマーケティングの業務委託を始め、その後レンタルスペースの譲受を経て2023年に法人を作り独立。現在は売却側も経験し、7店舗を運営中。
受賞:アントプレナー賞
(副業から着実にビジネスを拡大し、独立・起業へとつなげた新たな企業モデルを構築した方に贈られる賞)
受賞理由:元々は企業に勤めながら、ウェブサイト運営の知見を生かした副業にも取り組まれました。しかし、コロナ禍での副業収入の減少や20代ラストイヤーというタイミングで、新しい事業に挑戦しようと決意され着目されたのが、レンタルスペースの運営事業。地方都市にあったレンタルスペース事業を買収され、ご自身の知見を土台に運営を開始したところ、わずか数カ月で売り上げをアップさせるという目覚ましい成果を実現されました。華井さんご自身の知見を土台に、副業からスモールスタートで挑戦され、着実に成長させ、独立するという新しい起業スタイルを体現させたその姿勢は、まさにアントレプレナーの名にふさわしい行動力あふれるチャレンジであったため今回受賞となりました。

(4)KICKDAYS 増岡剛様
プロフィール:議員秘書、社長秘書を経て上場企業の経営企画部に勤務。議員秘書時代に、地方の事業承継課題を目の当たりにし、事業承継・M&Aに関心を持ち、M&A起業を考え、数年かけて案件を探していた中で、群馬県に転勤が決まった時、偶然にも群馬県のキックボクシングジムに出会う。現在は店舗名をKICKDAYS(キックデイズ)に変え、インスタ集客も功を奏し、予約でいっぱいのパーソナルキックボクシングジムに。
受賞:ローカル賞
(地方都市でのビジネスチャンスをつかみ、ローカルにおけるM&Aの可能性を広げた事例に贈られる賞)
受賞理由:元々、会社員として働かれていた際に、転勤先の群馬県になるキックボクシングフィットネスに特化したパーソナルジムの事業を引き継がれました。地方都市でのニッチな市場に注目し、買収後は会員数を着実に増加させ、地域のニーズを的確に捉えてサービスの質を高めたことで、現在では群馬県内に、合計3店舗まで展開するまでに事業を成長させました。地域資源や市場の特性を理解し、地方でこそ伸びるビジネスを実践された好事例として、今後のロールモデルとなる事例として今回受賞となりました。

(5)有限会社ゑびや 小田島春樹様
プロフィール:1985年、北海道生まれ。大学でマーケティングと会計を専攻し、卒業後は大手通信企業に入社。組織人事や営業企画を担当したのち、2012年に妻の実家が営む「ゑびや」に入社。店長、専務を経て有限会社ゑびやを継承し、代表取締役社長に就任。2018年には株式会社EBILABを創業し、代表取締役CEOに就任。サービス業におけるデータ分析やテクノロジー活用の普及を目指し、啓蒙や教育活動にも注力。2022年には、地域の課題解決をテーマに三重大学地域イノベーション学研究科の博士号取得。
受賞:新規事業グロース賞
(M&Aを活用して、異業種への果敢なチャレンジを行い、新規事業事業として短期間で大きくスケールさせた事例に贈られる賞)
受賞理由:代表を務める有限会社ゑびやは、三重県伊勢神宮の門前町で約150年の歴史を持つ老舗の飲食土産物店を営み、地域密着型の企業として長年愛されてきました。伝統企業であるにもかかわらず、時代の変化を柔軟に捉え、地方でも展開可能なECビジネスへの挑戦、また、生成AI発展による社内リソースの最適化、そして日本の良いものを世界へ届ける輸出ビジネスへの展望という3つのビジョンを掲げておられました。その実現手段として、トレーディングカード輸出事業のM&Aを選択。老舗ののれんを守りながらも、新たな事業領域への果敢な挑戦を行い、短期間で着実に成果を上げられた点を評価され、今回の受賞となりました。

(6)神谷町trim 石戸亮様、田中英友様
プロフィール:
石戸亮様
サイバーエージェントにて子会社2社の取締役就任、Google Japanにおいて企業のデジタルマーケティングを支援した後、イスラエル発の企業のデートラマでは日本市場参入を推進。セールスフォース・ドットコムによる買収時には、日本市場における統合をリード。その後パイオニアでは、全社CDOやカンパニーCMOとして非上場後の再成長期に貢献。小林製薬では2021年よりデジタル戦略アドバイザーを務めた後、2023年よりCDOとして全社のDX推進を牽引している。
田中英友様
新卒で森トラストに入社。その後、プライベートエクイティファンド、産業革新機構及びボストンコンサルティンググループを経て、現在は上場準備会社のCFO(現任)に従事。2022年6月から、narrativeチームに参画し、事業開発に従事。
受賞:ユニークM&A賞
(副業として異業種分野に挑戦された、特にユニークなM&A事例に贈られる賞)
受賞理由:石戸様、田中様はパパ友同士という間柄。そんなお2人が意気投合し、会社員として本業を続けながら、共同出資という形で飲食店をM&Aで買収されました。さらにはお2人のご本業とは全く異なる異業種へのチャレンジ。プライベートからの繋がりから生まれたこの挑戦は、副業仲間との協業、異業種へのM&Aという、まさにユニークな要素が詰まった事例として今回の受賞となりました。
■授賞式 TRANBIベストM&A賞:株式会社カネバン 金子弘行様
受賞コメント:「一言で表せない感動に包まれています。1人から起業して製造業を営んで来ましたが、多くの協力者のもとM&Aを通じて、時間を購入して、一気に成長してまいりました。今後もTRANBIを活用させていただきながら、100社、500億を目指していきたいと思っておりますので、ぜひ皆さん応援のほどよろしくお願いいたします。来年のトランビアワードも取りたいと思っております。」

■TRANBIについて
株式会社トランビは「挑戦者で溢れる社会を創造する」をミッションに掲げ、2011年より誰もがM&Aに挑戦できる事業承継・M&Aプラットフォームを提供しています。日本で初めてこのサービスをはじめ、ついに2025年4月に、登録ユーザー数20万者を突破いたしました。引き続き、より多くの事業承継課題の解決や中小企業及び個人のM&Aを支援するとともに、日本経済の持続的成長に貢献してまいります。
■会社概要
会社名:株式会社トランビ
所在地:東京都港区新橋5-14-4 新倉ビル6階
代表者:代表取締役 CEO 高橋聡
設立:2016年(2011年サービス開始)
事業内容:事業承継・M&Aマッチングプラットフォームの運営
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≪本件に関するお問い合わせ先≫
株式会社トランビ 広報担当
メールアドレス:press@tranbi.com
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