【大人になってから友達ができたきっかけランキング】社会人500人アンケート調査

大人になってから友達ができたきっかけに関する意識調査

Biz Hits

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、社会人500人を対象に「大人になってから友達ができたきっかけに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

「大人になると、新しい友達をつくるのは難しい」と感じる人も多いかもしれません。しかし大人になってから、「一生大切にしたい」と思える友達を得た人もいます。

では社会人は、どんなきっかけで新しい友人を得ているのでしょうか。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するBiz Hits Career blog( https://bizhits.sixcore.jp/ )は、社会人500人に「大人になってから友達ができたきっかけ」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、Bright Counseling Room( https://www.brightcounseling-room.com/ )共同代表の岡田紘未氏よりご考察いただいております。

※データの引用・転載時のお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Biz Hits Career blog」の公式サイトURL( https://bizhits.sixcore.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象:社会人の男女

調査期間:2025年4月17日~18日

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:500人(女性352人/男性148人)

回答者の年代:20代 20.4%/30代 38.0%/40代 22.6%/50代 15.6%/60代以上 3.4%

【調査結果サマリー】

・大人になってから友達ができたきっかけ1位は「仕事」

・この人とは友達だなと感じる瞬間は「気を使わず付き合える」

・大人の友情に求めるものは「適度な距離感がある」

大人になってから友達ができたきっかけ1位は「仕事」

社会人500人に「大人になってから友達ができたきっかけ」を聞いたところ、圧倒的1位は「仕事(41.8%)」でした。2位「育児(15.2%)」、3位は「趣味(12.4%)」が続きます。

大人が友人をつくるには、職場や育児など、生活に密着した自然な交流の機会が重要だとわかります。SNSも出会いや友人探しの場所になりますが、全体としてはリアルな場がきっかけになっている人が多くなりました。

<1位 仕事>

・転職後に新たに勤務し始めた職場で、年齢は離れていたが同じ時期に入職した同期として仲良くなった。同じ時期に同じような悩みを抱えていることが多く、励まし合い支え合いながらともに成長でき、なんでも話せる友人となったように思う(30代 女性)

・仕事仲間や取引先の人です。最初は仕事を通じての会話だけでしたが、次第に共通点が多いことに気づき、話が弾んでプライベートの付き合いもするようになりました(40代 男性)

仕事つながりが1位になったのは、職場は長く過ごす場所であり、上司や同僚との会話の機会が多く、自然に関係が築きやすいためと考えられます。会話の中で、共通の趣味や価値観の一致に気づき、仲良くなるケースもありました。

また、同期入社となる社員がいると、気軽に接しやすい存在も多くなります。転職や異動などで新しい環境に入ったときも、同じ立場にある同僚と支え合いながら過ごすうちに友人関係に発展するケースが多いとわかりました。

<2位 育児>

・子どもが産まれて、支援センターや幼稚園などで知り合いになった(40代 女性)

・子どもの習い事(野球)の付き添い(50代 男性)

「同じ幼稚園や小学校の保護者」や「子どもの習い事」子どもつながりで友人ができた人も。子育て支援センターや児童館など、親子が集まる教室やイベントで友達ができた人もいました。

「子育て」「学校・習い事」という共通の話題があり、送迎などで定期的に顔を合わせることが多いため、会話が弾んで仲良くなりやすいと考えられます。

<3位 趣味>

・好きなアーティストのライブに行った際、周囲の人とチケット番号を確認し合っていたら雑談に発展して、友達になった(30代 女性)

・ロードバイクが趣味で、いつもの周回コースを走っているとよく会うので、言葉を交わすようになったのがきっかけです(60代以上 男性)

趣味を通じた出会いは、好きなことを共有できて共通の話題があるため、気の合う友人ができやすい場だと考えられます。

スポーツや推し活などでは、自然な流れで雑談が始まって関係が深まることもありました。

<4位 SNS>

・SNSで同じ仕事をしている人とつながった(30代 女性)

・性格的に習い事をする勇気もなければ、職場の同期と仲良くなることも難しい人間でした。そのためSNSでの「お互いにお互いのことを何も知らない。でも、好きなものは共通している」という状況が自分にとても合っていたのだと思います(30代 女性)

SNSは、共通の趣味や興味、職業、悩みなどを通じて、全世界の人とつながれるツールです。同じ趣味の人が周りにいないなど、リアルではなかなか積極的な友達づくりができない人にとっても、安心して交流を深められる場となっていることがわかりました。

どんな人と友達になりたいかを自分で検索して絞り込めるのも、SNSの特徴です。

<5位 習い事>

・3年くらい前に音楽教室でエレキベースを習い始めた。年2回の発表会でグループをつくるので、いろんな人と仲良くなった(30代 女性)

・生け花教室へ通っていた仲間(50代 女性)

習い事は、共通の趣味や目標をもつ人たちが集まる場です。そのため共通の話題が多く、会話のネタには困らないと考えられます。

大会、発表会、グループワークなどがある習い事は、自然な形での交流が生まれやすい環境でもあります。

この人とは友達だなと感じる瞬間は「気を使わず付き合える」

「この人とは友達だなと感じるのはどんなときか?」という問いには、「気を使わず付き合える(21.0%)」と回答した人が最も多くなりました。次いで、2位「価値観が合う(18.6%)」、3位「一緒にいて楽しい(17.0%)」が続きます。

大人の友人関係においては、無理せず自分らしくいられる関係性が重視されているとわかります。

「価値観が合う」「話が合う」など共通点があるうえで、自然体で付き合えて楽しい相手だと、友達だと思いやすいと考えられます。安心感や精神的なつながりを重視している人が多いとわかりました。

<1位 気を使わず付き合える>

・気を使わずにいられて、無言でも気まずくならない。無理なことははっきりと言える関係(30代 男性)

・無理をしないで会話ができる(40代 女性)

気を使わず付き合えるとは、例えば「何かしゃべらなければと思わず、沈黙が苦にならない」「言いたいことを正直に言える」などです。

このような関係は、友人への信頼や理解や安心感の証であると考えられます。

<2位 価値観が合う>

・嫌だなと思うことや楽しいと思うことが似ていて、価値観が合うなと感じたとき(20代 女性)

・人生における価値観や、仕事で大切にしたいメンタリティに近いものを感じるとき(30代 男性)

価値観が合うと、お互いに「嫌だったこと」「嬉しかったこと」に共感しやすくなります。共通点が多く共感しやすいと、相手に自分を否定される心配が少ないので話しやすくなり、友達だと感じやすくなると考えられます。

人生観や物事への考え方が似ていると、自然と心の距離も縮まることがわかりました。

<3位 一緒にいて楽しい>

・長時間でも気兼ねなく、楽しい時間を過ごせる(40代 女性)

・一緒にいて楽しいし、話をしていると時間が早く過ぎる(50代 女性)

一緒にいて楽しいと感じることは、友人関係における基本的な感覚だと言えます。会話が弾んで時間があっという間に過ぎるような関係は、お互いに心を許していい感情をもっている証拠だと考えられます。

<4位 悩みを話せる>

・なんでも悩みが打ち明けられて、間違えてるところは怒ってるくれるときです(20代 女性)

・あまり人に言えない愚痴や悩みなども話せる(40代 女性)

悩みや愚痴を話すのは「自分の弱い部分」や「見られたくない部分」を相手に晒すことでもあるため、誰にでも伝えられるわけではありません。悩みを打ち明けても、引いたり馬鹿にしたりしないだろうと思える相手を、友達だと思う人も多いとわかりました。

<5位 一緒に出掛ける>

・プライベートの時間で、予定を合わせて会う(30代 女性)

・プライベートでよく会う。とくに二人きりで気楽に会える人は、友達と感じます(40代 男性)

一緒に出掛けるようになることで、関係がよりプライベートになったと実感し、「友達だな」と感じる人も。予定を調整して会おうとする行動に、「相手との時間が心地よい」「相手のことが好きだから、会いたい」という気持ちが表れているからですね。

休日や自由な時間を共有することで、さらに距離感が縮まり、相手への理解が深まる面もあります。

<6位 話が合う>

・同じ話題で盛り上がれる(30代 女性)

・自分と相手の話がすごく合ったときに、友達だなと感じます(40代 男性)

話が合うことは、友達づくりの第一歩となる重要な要素です。仕事や趣味など共通の話題で盛り上がれると、距離が縮まります。

ただ、共通の話題がいくつかあるだけでは表面的な関係に留まることも。共通の話題から発展して、お互いを理解するような深い話ができるかどうかが、友人関係の鍵かもしれません。

<7位 信頼できる>

・人の悪口を絶対に言わないので、信頼できる(30代 女性)

・夫の仕事のことや家庭のことを詳しく話さなくてもなんとなくわかってくれることが楽で、信頼して話せるときです(40代 女性)

相手を信頼できないと、悩みや秘密は打ち明けられません。そのため人との関係において、「口が堅い」「悪口を言わない」「裏切らない」などの信頼感を大切にしている人も多くなりました。

大人の友情に求めるものは「適度な距離感がある」

大人の友情に求めるものの1位は「適度な距離感がある(38.8%)」。2位「自然体でいられる(30.2%)」も3割を超えて多くなっています。

大人の友情には、自分が心地よくいられる関係性が求められているとわかりました。

尊重し合える、助け合えるなど、「○○し合える」という回答から、対等な関係が望まれていることもわかります。

<1位 適度な距離感がある>

・ほどよい距離感を保ちながら付き合っていけることは、大人の友情として大事だと思う。どうしても大人になると踏み込まれすぎると構えてしまう部分があり、逆に踏み込みすぎることで、友情が壊れてしまうこともあると思うので(30代 女性)

・ある程度の距離感を保って、お互い依存せず自立した関係を求めます(40代 女性)

大人の友情において最も求められているのは、「適度な距離感」となりました。つまり「常に一緒にいる」「干渉・詮索する」といったストレスなしに、付き合える関係です。

背景には、仕事や家庭など多忙な日常の中で、人間関係に過度な負担を感じたくないという心理があると推測できます。大人の友情においては、距離を保ちつつ信頼を築けるようなバランス感覚が重要と言えます。

<2位 自然体でいられる>

・ありのままの自分自身を受け入れてくれる人。見栄や虚勢を張らずに、楽しめる人(50代 男性)

・「自分を必要以上に大きく見せなくてもいい」ということでしょうか。仕事の付き合いだと、実力以上の自分を見せないと侮られてしまいます。でも友人には素の自分を見せられるので楽です(60代以上 男性)

大人になると「仕事ではしっかりしなきゃ」と気を張る場面も多くなります。親になると「子どもの前では、いい親でいたい」と考える人もいるでしょう。

このような見栄や気遣いなく、素の自分で過ごせる友人関係を求める人が多いとわかりました。飾らない自分を受け入れてくれる相手といると、リラックスできて安心できると推測できます。

<3位 共通の話題がある>

・共通の趣味をもち、一緒に楽しめる時間があること(40代 男性)

・共通の話題があることと、立場が同じことです(50代 女性)

共通の話題があると、一緒にいて会話が弾みやすくなり、楽しいと感じやすくなります。

また大人になると価値観や生活スタイルが多様化するので、共通点や共通の話題が貴重に感じられると考えられます。

<4位 価値観が似ている>

・同じような経済力があり、時間などの価値観が合うこと(30代 女性)

・大人の友情に年齢は関係なく、価値観が合うかどうかが大切だと思います(30代 女性)

大人になると、生活環境や経験の違いから考え方に差が出てきます。価値観の不一致がストレスの原因になることも多いため、価値観の一致は長く良好な関係を築くうえで欠かせない要素です。

<5位 尊重し合える>

・価値観の違いがあっても、お互いの意見を受け止めて尊重し合えることが重要だと思います(20代 女性)

・仕事の忙しさや金銭面などに差があっても、尊重し合える(30代 女性)

価値観や生活水準が異なる相手とも認め合えると、友人関係の幅が広がります。同じような人で集まるのではなく、さまざまなバックグラウンドをもつ人と付き合えるようになるため、大人になってからも友人から刺激を受けられる可能性も。

またお互いの忙しさや家庭を尊重することが、適度な距離感につながり、安心して友情を育めます。

<6位 なんでも話せる>

・弱みを打ち明けられることや、やりたいと思っていることについて遠慮せずに伝えられることです。「○○歳なのに」などと否定されずに、応援してくれる関係を求めています(20代 女性)

・悩んだり迷ったりしたときに、気軽に話したり相談できたりする(50代 男性)

大人になると建前で話すシーンも増え、本音を話せる相手が減るように感じることもあります。そのため弱みや悩みを打ち明けられる存在は貴重です。また考えを否定せずに話を聞いてくれる友人は、心理的な支えとなります。

遠慮や忖度のない会話ができることは、自然体で付き合えることと信頼関係が確立されている表れでもあります。

<7位 助け合える>

・頻繁に会っていなくても友達で、困ったときには助け合えるような仲(40代 女性)

・損得なしだけど、ウィンウィンなところもある(50代 男性)

頻繁に合わなくても、困ったときには悩みを相談できるなど、助け合える関係を求める人も多くなりました。

「家族のことは家族に相談できない」といったシーンもあるので、第三者である友人に助けてもらえるのは、大きな安心感となります。

まとめ

大人になってから友達ができるきっかけの多くは、仕事・育児・趣味など、日常生活に関わるシーンでした。共通の経験や話題、定期的に顔を合わせることなどを通じて、少しずつ距離が縮まるとわかります。

なお大人の友情では、「気を使わずに付き合える」「価値観が合う」といった精神面を大切にする人が多くなりました。友達に自分を合わせるのではなく、ありのままの自分を受け入れてくれる友人を探す傾向にあると言えます。

▽岡田紘未氏の考察

大人になると、仕事や育児が生活の中心となることが多いでしょう。仕事・趣味や習い事などの場においては、様々な年齢や経験をされた方と出会うことができます。仕事や好きなことが同じということも友達を作るきっかけですし、逆に違う仕事や離れた年齢、全く違う経験をされた方と友達になれるということも大人になってからの特徴でしょう。

アンケートの結果からは、「気を使わずに付き合える」「適度な距離感」を大切にされる方が多いことから、ストレスが少なく自分らしさを大事にした友人関係が求められていると思われます。

また近年はSNSにより、実際に会わなくても人とつながる手段も増えました。ぜひご自分のスタイルに合わせて無理のない友達づくりや友達との時間を楽しんで下さい。

▽監修者紹介

岡田 紘未

Bright Counseling Room共同代表

臨床心理士・公認心理師

Bright Counseling Room:https://www.brightcounseling-room.com/

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■会社概要

社名   : 株式会社ビズヒッツ

所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21

代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介

設立   : 2009年1月19日

資本金  : 300万円

事業内容 : 求人情報サイト・WEBメディアの運営・コンサルティング

URL   : https://bizhits.co.jp/company/

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設立
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