SkyDrive、製造・バッテリー・運航管理分野などのシンガポール技術企業6社と空飛ぶクルマの共同研究開発に向けた覚書(MoU)を締結

株式会社SkyDrive

 コンパクトな「空飛ぶクルマ」(※1)の開発・製造・販売を行う株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「SkyDrive」)は、シンガポールで開催中の「Singapore Week of Innovation & Technology(SWITCH)」において、同国の先端製造技術、先端バッテリー、プロトタイピング、運航管理システムなどの高度な技術基盤を有する技術企業6社(Accuron Technologies、Heron Airbridge、HOPE Technik、KVI、Neo Aeronautics、Volt14 Solutions)との間で、空飛ぶクルマの要素技術に特化した共同研究開発および技術検証に関する覚書(MoU)を締結いたしましたのでお知らせいたします。

2026年10月28日 シンガポールのマリーナベイ・サンズで開催した締結式の様子

■ 本MoU締結の背景と目的 
 SkyDriveは、「日常の移動に空を活用する」未来の実現を目指し、日本国内での製造・事業化に向けた取り組みを推進するとともに、グローバル市場を見据えた技術開発を行っています。

 技術革新のアジア拠点であるシンガポールは、航空宇宙、先端素材、エレクトロニクスなどの分野で世界最高峰の技術力を有しています。さらに、空飛ぶクルマ市場が急速に拡大している東南アジアの中心に位置し、SkyDriveにとっても極めて重要な戦略的市場であることから、この地域における次世代空モビリティの取り組みを推進する理想的な拠点となっています。

 本MoUは、こうした現地の優れた技術パートナーとの連携により、機体の軽量化、次世代バッテリー、運航管理などの「要素技術に特化した共同研究開発(R&D)」および実証環境の可能性を評価・推進することを目的としています。なお、本連携は同地域における純粋な技術検証・研究開発を対象としたものであり、今後の持続可能な空の移動社会の実現に向けた先行技術の確立を目指します。

■    連携するシンガポール企業と主な技術領域
本MoUに基づき、以下の先進的な専門技術を持つシンガポール企業6社(Accuron Technologies、KVI、Volt14 Solutions、HOPE Technik、Heron Airbridge、Neo Aeronautics)と共同で研究開発の検討を進めます。

  • 機体の軽量化を実現する「先端製造技術」

    ・企業:Accuron Technologies(https://www.accuron.com/)

    ・連携内容:航空宇宙分野で培われた高度な技術を活かし、複雑な形状の金属部品を一体成型することで、空飛ぶクルマの「軽量化」と「高い安全性」を両立する部品製造の協力検討

  • 空飛ぶクルマのための「管制・運航管理システム」

    ・企業:Heron Airbridge(https://heron-airbridge.com/)

    ・連携内容:上空の安全をリアルタイムで見守り、複数の機体がスムーズかつ安全に飛行できる環境づくりの技術検証

  • 開発を大幅に加速させる「試作・検証」

    ・企業:HOPE Technik(https://hopetechnik.com/)

    ・連携内容:ロボティクス開発などで培ったノウハウを活かし、実験用の部品や機体を素早く作ってテスト・検証する仕組みの活用

  • バッテリー(セル・パック)の寿命と充電速度を最適化する「制御プログラム開発」

    ・企業:KVI(https://kvi-battery.com/)

    ・連携内容:空飛ぶクルマの連続運航や効率的な運用を可能にする、充電器本体ではなく「バッテリーセル・パック側」で安全かつ素早い充電を指示・制御するソフトウェア技術の評価・検証

  • 制度設計と実証実験に向けた「飛行テスト環境の確保と事業開発」

    ・企業:Neo Aeronautics(https://www.neo-aeronautics.com/)

    ・連携内容:空飛ぶクルマの実証テストや検証、制度適合における連携、および同地域における事業開発の協力検討

  • 長距離飛行と軽量化を実現する「次世代バッテリー・パック設計」

    ・企業:Volt14 Solutions(https://volt14.com/)

    ・連携内容:シリコンを活用した最新素材による高容量電池の開発と、空飛ぶクルマ用に最適化された軽量で安全なバッテリーパック構造の技術評価

■ 今後の見通し

 本MoUに基づき、参画企業各社との定期的な技術交流・情報交換を重ね、具体的な共同研究開発の実施に向けた協議および最終契約の締結を目指してまいります。SkyDriveは今後もグローバルな先進技術との連携を深め、最高水準の安全性と品質を備えた空飛ぶクルマの開発を加速させてまいります。

■ シンガポール経済開発庁(EDB)およびシンガポール企業庁(Enterprise Singapore)からのコメント
シンガポール経済開発庁(EDB) グローバル・エンタープライズ担当 シニア・バイス・プレジデント 兼 ヘッド マーカス・ダス 氏(Marcus Dass)

SkyDriveがシンガポールで研究開発パートナーシップを立ち上げる計画は、主要な航空宇宙ハブとしての当国の強みを反映しています。SkyDriveが当国の航空宇宙エコシステムに加わることは極めて価値のあることであり、今後さらに多くの企業がシンガポール拠点の企業や研究機関と連携し、この分野におけるイノベーションや新技術の開発を進めていくことを大いに期待しています。

シンガポール企業庁(Enterprise Singapore) 製造部門 エグゼクティブ・ディレクター オング・シンロン 氏(Ong Shin Rong)

シンガポール企業庁は、SkyDriveとシンガポール企業とのパートナーシップを歓迎します。今回の連携は、技術およびサプライチェーンパートナーとしてのシンガポール企業の高い能力を反映するものであり、同時に、台頭する新たなグローバル・バリューチェーンへの参画や、新たな成長領域を切り拓く絶好の機会となるものです。

※1  空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。

 

引用元:国土交通省(令和8年3月付)https://www.mlit.go.jp/koku/content/001994084.pdf

≪株式会社SkyDrive 概要≫

設立

2018年7月

代表者

代表取締役CEO 福澤知浩

URL

https://skydrive.co.jp/

所在地

豊田本社:愛知県豊田市挙母町2-1-1

豊田開発センター:愛知県豊田市西中山町山ノ田20-2

豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区

名古屋空港オフィス:愛知県西春日井郡豊山町大字豊場 県営名古屋空港2F

東京オフィス:東京都千代田区平河町1-3-13 平河町フロントビル3F

大阪オフィス:大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第一ビル8F

山口テストフィールド:山口県山口市阿知須

子会社

株式会社Sky Works:静岡県磐田市 

SkyDrive America, Inc. : Beaufort, South Carolina 29902, U.S.A.

株式会社AlterSky:愛知県豊田市

事業内容

「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに掲げ、「日常の移動に空を活用する」未来の実現を目指しています。2018年7月の設立以来、愛知県豊田市を主拠点にコンパクトな「空飛ぶクルマ」を開発し、静岡県磐田市のスズキグループ工場で製造を開始しています。官民協議会の構成員として制度設計にも関与し、2020年には日本初となる公開有人飛行試験に成功、2025年の大阪・関西万博でのデモフライトを経て、2028年のサービス開始に向けた取り組みを加速させています。

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会社概要

株式会社SkyDrive

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URL
https://www.skydrive.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
愛知県豊田市挙母町2-1-1
電話番号
-
代表者名
福澤知浩
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年07月