【調査結果】小中学生がなりたい職業は「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」、親に勧められた職業は「医者」がどちらも3年連続1位～「ニフティキッズ」にて「なりたい職業」についての調査を実施～

　ニフティ株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：野島 亮司、以下、当社）は、当社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「なりたい職業」に関するアンケート調査を実施し、本日3月3日（金）にレポートを公開しました。

　本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、将来なりたい職業はあるか、なりたい職業に向かってどのような準備をしているかなどについてのアンケートを実施し、2,646人から回答を得ました。
　なりたい職業が「ある」と答えたのは全体の87％でした。小中学生に聞いた「なりたい職業」第1位は「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」、親に勧められた職業の第1位は「医者」となりました。当社は2021年から「なりたい職業」についての調査を実施していますが、この結果はどちらも3年連続同様となりました。
　また、なりたい職業につくために今から準備していることについては「その職業について調べる」と回答した子どもたちが49％と最も多く、小中学生ともに1位でした。ただし、「なにもしていない」が小学生では2位なのに対して中学生では4位と、さまざまな経験を積む過程で小学生よりも将来について考える人の割合が増えることがわかりました。

■「なりたい職業」に関する調査レポート
　https://kids.nifty.com/parent/research/20230102work/

■調査概要
○アンケート実施期間
　2022年12月13日（火）～2023年1月17日（火）
○調査機関
　自社調査
○調査対象
　小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
○有効回答数
　2,646件
○調査方法
　インターネット調査
○調査項目
　1.なりたい職業はある？
　2.【なりたい職業がある人へ】どんな職業？一番なりたいものを選んでね！
　3.【なりたい職業がない人へ】なりたい職業がないのはどうして？
　4.【なりたい職業がある人へ】その職業につきたい理由やきっかけを聞かせて！
　5.【なりたい職業がある人へ】なりたい職業につくために今から準備していることはある？
　6.昨年と比べてなりたい職業は変わった？
　7.【変わった人へ】変わったきっかけを教えて
　8.おうちの人に何か職業をすすめられたことがある？
　9.【すすめられたことがある人へ】どんな職業をすすめられたか教えて！
　10.おうちの人がどんな職業についてるか知ってる？
　11.【知ってる人へ】その職業につきたいと思う？

■調査結果

• なりたい職業はある？

　小学生は89％、中学生は79％の子どもたちが「なりたい職業がある」と回答しました。2021年（注1）と2022年（注2）に実施したアンケートと比べてもあまり大きな差はなく、例年約8割から9割の子どもたちが、将来つきたい職業があるようです。
 

• 【なりたい職業がある人へ】どんな職業？一番なりたいものを選んでね！

　1番なりたい職業を聞いた質問では、全体の1位が「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」、2位は「歌い手」、3位以降は「学校・幼稚園の先生」「医者」「保育士」となりました。今回2位にランクインした「歌い手」は2021年のアンケートでは16位、2022年は6位と年々順位を上げています。中学生では「学校・幼稚園の先生」が1位でした。
　その他には、「管理栄養士」や「車掌さん」「市役所職員」などの幅広い回答が集まりました。
 

• 【なりたい職業がない人へ】なりたい職業がないのはどうして？

　最も多い意見は「自分に向いている職業がわからない」でした。
 

• 【なりたい職業がある人へ】その職業につきたい理由やきっかけを聞かせて！

　1番多かったのは「好きなことだから」で、半数以上を占めています。
　その他には、「恵まれない子どもたちを救ってあげたい」「歌ったり踊ったりして、みんなを笑顔にしたいから」「ユーチューバーになれば会いたい人に会えると思った」などの具体的な回答が集まりました。
 

• 【なりたい職業がある人へ】なりたい職業につくために今から準備していることはある？

　「なりたい職業につくために今から準備をしていること」には、小中学生の両方で多くの人が「その職業について調べる」と答えました。しかし、2位以降は小学生と中学生で異なる結果になりました。
 

• 昨年と比べてなりたい職業は変わった？

　2021年と2022年の「なりたい職業」と今年の結果に変化があったように、「昨年と比べてなりたい職業は変わった？」の問いには44％の子どもたちが「変わった」と答えました。
 

• 【変わった人へ】変わったきっかけを教えて

　全体の60％が「他にやりたいことが見つかったから」と回答しました。
　その他には「稼げないから」と現実的に考える人や、「周りから見ている方がいいと気づいたから」と冷静に自分を分析する人もいました。中には「絵師になりたかった通り、現在絵師として活躍できているから」とすでに夢が叶った人もいました。
 

• おうちの人に何か職業をすすめられたことがある？

　「おうちの人に何か職業をすすめられたことがある？」の質問には、44％の小中学生が「ある」と回答しました。
 

• 【すすめられたことがある人へ】どんな職業をすすめられたか教えて！

　どんな職業を勧められたかについては、全体を見ると上位は「医者」「看護師」「薬剤師」と医療関係の職業が多いことがわかります。さらに「学校の先生」「保育士」と教育関係の職業も人気がありました。子どもたちに聞いた「なりたい職業は？」の回答では「歌い手」や「ユーチューバー」が上位でしたが、この結果を見るとおうちの人の希望と子どもたちの夢は異なるようです。
 

• ​おうちの人がどんな職業についてるか知ってる？

　全体の94％が「知っている」と答えました。
 

• 【知ってる人へ】その職業につきたいと思う？

　「思う」の10％と「少し思う」の25％を合わせると35％の子どもたちが「親と同じ職業につきたい」と思っていることがわかりました。

注1）2021年の調査結果
『小中学生がなりたい職業、1位「マンガ家・アニメーター」2位「学校の先生」3位「声優」。親に勧められた職業は「医者」』
　https://kids.nifty.com/parent/research/202103work/

注2）2022年の調査結果
『小中学生がなりたい職業、1位「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」、2位「医者」「学校の先生」』
　https://kids.nifty.com/parent/research/202202work/

■「ニフティキッズ」について（ https://kids.nifty.com/ ）
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。

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