【兵庫県川西市2024】川西市特産いちじくを題材にした自主制作絵本寄贈

市在住の大学生がいちじくの収穫作業などを基に絵本を制作

　兵庫県川西市在住で、大学生の西口　歩（にしぐち　あゆむ）さんが、川西市の特産であるいちじくの収穫作業等に参加し、その体験を基に絵本「イチジクちゃんのステキな旅」を制作した。西口さんから絵本を市の食育などに役立てて欲しいと市内公共施設への寄贈の申し出があり、３月２８日に寄贈式を行った。

　

　西口　歩さんは市の特産物であるいちじくの畑が広がる市加茂地区で生まれ育った。身近にあったいちじくをテーマに作品作りに取り組み、いちじく収穫作業などに参加し、絵本「イチジクちゃんのステキな旅」や染め物（ワンピース）を制作した。

作品の内、絵本については農業の振興だけではなく、子どもたちの食育のために活用して欲しいと西口さんから図書館や公民館など市内公共施設への寄贈の申し出があり、３月２８日に寄贈式を行った。

　西口さんから市への寄贈数は３０冊を予定しており、図書館などへ設置する予定。

　寄贈式で越田謙治郎川西市長は、「とても素敵な絵本を頂き感謝している。この絵本を読んで川西のいちじくの素晴らしさを皆さんに実感して欲しい。」などと話した。

　また、西口さんは、「いちじくを食べるだけでなく、川西市のことを知ってもらいたいとの想いで制作した。市で活用してもらえるのは嬉しい。」などと話した。