MosaicML、オラクルの活用でジェネレーティブAIモデルのトレーニングを高速化

MosaicMLがマネージド・プラットフォームにOracle Cloud Infrastructureを追加し、企業向けAIモデルのトレーニングを強化

日本オラクル株式会社

大規模機械学習モデル構築のためのインフラストラクチャとツールを提供するソフトウェア開発プロバイダーであるMosaicMLは、企業がデータからより多くの価値を引き出せるよう支援するため推奨クラウド・インフラストラクチャとして 「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」を選定しました。MosaicMLは、OCIの高性能AIインフラストラクチャを利用することで、他のクラウド・プロバイダーと比較して、パフォーマンスが最大 50%向上し、コストが最大 80 %削減されたと述べています。

テキサス州オースティン - 2023年8 月29日



(本資料は2023年8月24日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)


大規模機械学習モデル構築のためのインフラストラクチャとツールを提供するソフトウェア開発プロバイダーであるMosaicMLは、企業がデータからより多くの価値を引き出せるよう支援するため推奨クラウド・インフラストラクチャとして 「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」を選定しました。MosaicMLは、OCIの高性能AIインフラストラクチャを利用することで、他のクラウド・プロバイダーと比較して、パフォーマンスが最大 50%向上し、コストが最大 80 %削減されたと述べています。


MosaicMLのCEO兼共同創業者であるNaveen Rao氏は、次のように述べています。「何百もの企業が、大規模で複雑なジェネレーティブAIモデルの開発とトレーニングにMosaicMLのプラットフォームを利用しています。当社が提供する高度なシステムとハードウェアにより、お客様は高性能なカスタムモデルの構築と導入に専念することができています。当社がOCIを選んだのは、MosaicMLの基盤として最適だと考えたからです。クラウド上で大量のデータを使ってモデルをトレーニングする場合、1分1秒が重要になります。その点、OCIを使えば、他のクラウド・プロバイダーよりも低コストで、オラクルのインターコネクトによりほぼリニアにスケールすることができます。」


MosaicMLは、モデルトレーニング機能により、企業によるAIモデルのトレーニングと推論をより効率的で利用しやすくしています。MosaicMLは、AIサービスへの高まる需要に対応し、ビジネスを成長させるためにOCIを選択しました。OCIを利用することで、MosaicMLは、最新のNVIDIA GPU、非常に広帯域なノード間インターコネクト、数千のGPUに拡張できる大規模なコンピュート・ブロックのサイズを利用できるようになりました。これによりMosaicMLは、エンタープライズやTwelve Labsなどのスタートアップ企業によるAIモデルの運用を支援できるようになりました。


Twelve Labsは、マルチモーダル動画理解のための基盤モデルの構築を行うAIスタートアップ企業です。Twelve Labsは、OCI上で稼働するMosaicMLのプラットフォームとOCIのAIインフラストラクチャを活用して、AIモデルを効率的に拡張・導入することで、ユーザーが動画データを簡単に検索・分類し、より効果的にさまざまな用途に利用できるよう支援しています。


Twelve Labsの創業者兼CEOであるJae Lee氏は次のように述べています。「MosaicMLとオラクルの組み合わせは、大容量を高速で処理し、長期的な成長に対応するための完璧なコラボレーションを実現してくれました。MosaicMLによって大規模なAIクラスタを効率的に管理できるようになり、OCIのAIインフラストラクチャによってスピードに妥協する必要がなくなったため、何千もの時間と何万ドルもの削減により効率化を実現しました。」  



OCIは、AIインフラストラクチャを含む、さまざまなAI向け機能を提供しています。「OCI Compute」の仮想マシンとベアメタルGPUインスタンスは、コンピュータビジョン、自然言語処理、レコメンデーション・システムなどのアプリケーションを強力にサポートします。「OCI Supercluster」は、超低レイテンシのクラスタ・ネットワーキング、HPCストレージ、およびNVIDIA GPUを搭載した「OCI Compute」ベアメタル・インスタンスを提供し、大規模言語モデル(LLM)のような大規模で複雑なモデルのトレーニングを支援します。「OCI Compute」インスタンスは、RoCE v2(RDMA over Converged Ethernet v2)を使用した高性能イーサネット・ネットワークで接続されています。OCIが提供するNVIDIA A100 Tensor Core GPUの帯域幅は、他の選択肢の4倍から16倍であるため、機械学習のトレーニングにかかる時間とコストを削減することができます。


オラクルのシニア・バイスプレジデントであるグレッグ・パブリック(Greg Pavlik)は、次のように述べています。「OCIは、他のクラウド・プロバイダーよりも高速かつ経済的にジェネレーティブAIモデルを実行できるため、AI企業がこぞってOCIを利用しています。他のプラットフォームでは2、3日かかる100億パラメータのモデルを、OCIでは数時間でトレーニングできることも珍しくありません。OCIのアーキテクチャと、ノンブロッキングな低レイテンシのネットワーク設計は、市場のどの製品とも根本的に異なります。」


MosaicMLは2022年度第3四半期にオラクルを選定しました。


参考リンク


オラクルについて

オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com/ をご覧ください。


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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
電話番号
03-6834-6666
代表者名
三澤 智光
上場
東証スタンダード
資本金
250億3300万円
設立
1985年10月