補助金クラウド、ベクトルと業務提携を開始　スタートアップの成長を後押しする補助金活用サポートを提供

株式会社Stayway

2025年9月25日 11時30分

「補助金クラウド」を運営する株式会社Stayway（本社：大阪府大阪市、代表取締役：佐藤淳、以下「Stayway」）は、株式会社ベクトル（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長CEO：西江肇司、以下「ベクトル」）と業務提携し、スタートアップの成長を後押しする補助金活用サポートを開始したことをお知らせいたします。本取り組みは、ベクトルが運営するスタートアップメディア「ベンチャーTV」と連携して提供するもので、同社が新たに設立する「スタートアップ支援室」を通じ、資金調達の準備から実現までを補助金活用によって後押ししてまいります。

業務提携の背景

スタートアップにとって、成長や事業拡大に必要な資金をどのように確保するかは大きな課題の一つです。資金調達の手段にはエクイティファイナンスやデットファイナンスがありますが、エクイティファイナンスは、株式の希薄化や市況の影響を受けやすく、デットファイナンスは返済が必要というデメリットがあります。これに対し、補助金は返済不要であることが多く、特にDXやデジタル活用を伴う事業との相性が良いことから、スタートアップにおいても活用ニーズが高まっています。しかしその一方で、制度が複雑かつ情報量も膨大であるため、十分に活用されていないのが現状です。

こうした状況のなか、ベクトルはスタートアップメディア「ベンチャーTV」を通じて多くの起業家・経営者と接点を持ち、日々資金調達に関する相談を受けています。今回、そうしたニーズに的確に応えるため、補助金活用支援に強みを持つ補助金クラウドとの業務提携に至りました。

業務提携の概要

今回の提携により、スタートアップからベクトルに寄せられた補助金に関する相談は、補助金クラウドへ連携されます。補助金クラウドでは、専門知識を有するチームが企業の事業内容や成長ステージに応じて最適な補助金制度をご案内し、申請から採択に至るまで一貫したサポートを提供します。

両者代表からのコメント

ベクトル代表取締役会長兼社長CEO 西江肇司

当社は「ベンチャーTV」を通じて多くの起業家と向き合い、資金調達に関する情報提供や相談対応を行ってきました。その中で、補助金という有効な選択肢が十分に活用されていない点を課題と認識しています。今回のStayway社との提携により、スタートアップの資金調達の幅を広げ、成長を後押しできることを大変心強く感じています。

Stayway 代表取締役佐藤淳

返済不要の補助金は、資金面で余裕のないスタートアップにとって大きな魅力がありますが、制度の複雑さや膨大な情報量により、十分に活用されていないのが実情です。今回、スタートアップ支援に強みを持つベクトル社と提携することで、より多くの起業家に補助金という選択肢を届け、資金面でのハードルを下げられると考えています。本提携を通じて、スタートアップがより身近に補助金を活用できる環境を整えることで、資金調達の選択肢を広げ、挑戦の機会を創出してまいります。今後は、両社が持つネットワークを活かし、地域発のスタートアップや次世代の起業家に対しても支援を広げていく予定です。

「スタートアップ支援室」について

ベクトルが運営する国内最大級の動画型スタートアップメディア「ベンチャーTV」が、新たに「スタートアップ支援室」を開設しました。本支援室では、資金調達のサポートや投資家とのマッチングに加え、IPOを見据えたブランディングや広報活動までをワンストップで提供し、企業の成長ステージに応じた最適な支援を実現します。

「スタートアップ支援室」Webサイト：https://venturetv.jp/for-startups

「ベンチャーTV」WEBサイト：https://venturetv.jp/

「補助金クラウド」シリーズについて

「補助金クラウド」は、金融機関、事業会社、士業のための補助金申請DXサービスです。国や自治体ごとに分散している複雑な補助金等の情報を収集・一元化し、それぞれの中小企業のニーズに合わせた情報提供や、データ・テクノロジーを活用した可視化・分析・効率化など、あらゆる中小企業が補助金を通じて公平な成長機会を持てるプラットフォームの構築を目指しています。