AVILEN、「見積書フォーマット自動変換システム」を提供開始

属人的な見積書作成業務をAIで自動化し、作業効率化とデータ活用を推進

株式会社AVILEN

2025年9月30日 11時00分

株式会社AVILEN（本社：東京都中央区、代表取締役：高橋光太郎、以下「AVILEN」）は、煩雑かつ属人的な見積書作成プロセスを自動化する「見積書フォーマット自動変換システム」を提供開始しました。

本システムは、企業ごとの業務フローやフォーマットに対応できる柔軟な設計となっており、製造業や建設業、商社など、見積書作成業務が煩雑化しやすい業界を中心に幅広く導入が可能です。

仕入先から受領した見積書の読み取りから顧客向け見積書の作成・出力までを一貫して支援します。営業・事務担当者の負担を軽減するとともに、見積データの利活用基盤を整備し、業務効率化とデータドリブン運用を後押しします。

◆背景

営業や事務の現場においても見積書作成業務は、多くの企業で依然として手作業に依存しており、顧客や担当者ごとのフォーマットに転記・再作成する作業が大きな負担となっていました。さらに、属人的なフローの中で提案履歴や価格データが蓄積されず、組織的な分析や改善に活かせないことも課題でした。

AVILENは、こうした課題を解決するために、AIを活用した見積書作成業務の自動化システムを開発しました。

◆「見積書フォーマット自動変換システム」とは

仕入先から受領する見積書の読み取りから、顧客向け見積書の作成・出力までを自動化できるシステムです。AIによるOCR技術と見積内容を柔軟に調整できる編集UIにより、精度の高いデータ変換と信頼性の高いデータ保存を実現し、営業・事務業務の大幅な効率化とデータ資産化を可能にします。

◆特徴

＜見積書作成データの蓄積と活用基盤の構築＞

作成した見積書をJSON/PDF形式で保存・検索できるデータベースを構築
ダッシュボードで受注金額や利益率などを可視化し、属人的だった営業活動をデータドリブン化
過去データの活用で価格戦略や提案内容の精度を向上

＜AIが誤認識リスクを自動検知・ハイライト＞

OCRが誤りやすい数字や文字をAIが自動ハイライト
担当者は重要な箇所だけを確認すればよく、確認時間を大幅に削減
蓄積データを活用し、誤認識パターンの学習・精度向上も可能

＜見積書の読み取りから出力までを一気通貫で自動化＞

多様なフォーマットの仕入先見積書を高精度でAI OCRが読み取り
UI上で簡単に編集後、顧客向け見積書をワンクリックでPDF出力
多様なフォーマットにも柔軟に対応し、担当者の作業時間を大幅に削減

◆帳票処理AIエージェント「帳ラク」のご紹介

今回発表した「見積書フォーマット自動変換システム」は、企業の業務フローや帳票フォーマットを反映し、個別要件に応じて構築したシステムです。

また、AVILENはあらゆる企業で利用可能な汎用型の帳票処理AIエージェント「帳ラク」も提供しています。

「帳ラク」は請求書や発注書、見積書などの帳票をAIで読み取り、簡単な設定で業務の自動化を実現できるサービスです。

帳票処理を手軽に始めたい企業にも適したソリューションです。

詳細はこちら：

https://avilen.co.jp/dev/saas/ai-agent/ai-ocr/

「帳ラク」ご紹介ウェビナーのアーカイブ動画はこちら：

https://avilen.co.jp/archived-webinars/form/apply/ai-agent-choraku/

◆今後の展望

見積書作成業務は、商習慣や顧客要件により属人化しやすい業務領域です。

AVILENは、AIを活用した業務プロセスの最適化やカスタムシステム開発を通じ、企業の負担軽減に加え、データドリブンな企業活動を支援してまいります。

今後も「データとアルゴリズムで、人類を豊かにする」をパーパスに掲げ、企業のAI活用・DX推進に貢献してまいります。

◆ご相談・お見積り

サービスページ

https://avilen.co.jp/dev/solution/

資料ダウンロードフォーム

https://avilen.co.jp/solutions/form/download/

お見積り依頼・お問い合わせ

https://avilen.co.jp/solutions/form/contact/

◆株式会社AVILENについて

社名　　　　：株式会社AVILEN（アヴィレン）

代表者　　　：代表取締役　高橋光太郎

ホームページ：https://avilen.co.jp/

所在地　　　：東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア9階

設立日　　　：2018年8月15日

事業内容　　：

AVILENは「データとアルゴリズムで、人類を豊かにする」をパーパスに掲げ、上場企業を中心に約950社の企業（2025年6月末時点）に対し、AI搭載のソフトウェア開発とビルドアップパッケージ（デジタル組織の構築支援）を主軸としたAIソリューションを提供。企業のAIトランスフォーメーション戦略の策定から、テクノロジー活用アビリティの向上、AIの導入まで一気通貫で支援しています。