「法人GAI」を提供するギブリー、あおぞら銀行の専用生成AI環境開発プロジェクトを主導
〜自社業務の関連情報を生成AIに学習させ、よりダイナミックなAI活用を推進。回答精度を上げ業務効率化を目指す〜
■あおぞら銀行のプロジェクト概要
あおぞら銀行は、新中期経営計画(AOZORA2025)で主要な取り組みのひとつとして、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を掲げており、多様や情報・データやデジタル技術を用いて業務などを変革し、企業価値の向上を目指しています。
この過程で、多くの役職員が情報やデータの収集、蓄積、活用を推進することができるツールのひとつとして、自然な文章やチャット形式の会話などUI/UXに優れた生成AIに注目しました。まずは、テキスト生成に特化したChatGPTを利用できる環境を構築し、具体的な業務利用に関心が高い役職員約350名によって、どのような活用ができるか、必要な機能の検証等を行うことになりました。
導入にあたっては、ビジネス現場のニーズを踏まえ、適切な情報管理と社内独自の文書やデータをどう取り込むかという課題がありました。そこで、閉域環境など自社業務に促した独自のChatGPT環境構築と、社内の文書を含むデータを活用するためのRAG(検索拡張生成)技術を活かしたギブリーの「X-GAI(専用環境開発支援)」サービスが採用されました。
あおぞら銀行では、社長をはじめとするすべての役員が率先して生成AI利用に向けたノウハウの習得を目指し、プロンプト研修を受講するなど、全社的な取り組みを先導しています。
ギブリーは、あおぞら銀行のAI運用を支援するため、伴走型の「GAIコンサルティング」と、社員のAI活用スキル向上のための「プロンプトエンジニア研修」を提供してまいります。
■あおぞら銀行 ご担当者様より
アプリケーションマネジメント部 大森様
「あおぞら銀行では、生成AIの導入検討にあたり、ユーザーアンケートや関心がある社員を集めたスモールミーティングを複数回開催してきました。その中で具体的なニーズとしてあがってきたのが、社内のマニュアルや独自に保有する情報・データの検索を容易にしたり、公表されている各種レポートの要約、翻訳や社内外の会議の議事録作成やタスク管理など、業務効率化や営業活動等へのデータの効率的な利用ができる環境です。業務に利用するためには、情報セキュリティの課題を解決することが大きなテーマのひとつでした。
今後はギブリーの「X-GAI」サービスにより当社のDXへの取り組みを加速させ、企業価値の向上を実現してまいります」
■生成AIの専用環境開発サービス「X-GAI」について
法人向けChatGPT活用プラットフォーム「法人GAI」をはじめとする自社ソリューション開発で培った技術・知見を基に、生成Alに精通したテクノロジーチームが、お客様の環境にフィットした企業専用環境の構築支援を行います。
Azure OpenAI Serviceを活用した仕組みの開発が可能で、社内のデータを学習させ、GPTの既知のデータと組み合わせて、回答を導き出すことができます。
詳しくはこちら:https://gomana.ai/service/x-gai/
▲Azure OpenAI Serviceを活用した生成AI環境の構築イメージ
■株式会社あおぞら銀行について
〈会社概要〉
社 名 :株式会社あおぞら銀行
本店所在地 :東京都千代田区麹町6-1-1
代表取締役社長:谷川 啓
設 立 :1957年(昭和32年)4月
資本金 :1,000億円
URL :https://www.aozorabank.co.jp/
■株式会社ギブリーについて
〈会社概要〉
社 名:株式会社ギブリー
所在地:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル8階
代表者:井手 高志
設 立:2009年4月28日
資本金:10,000,000円
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