医療機関での指導法をベースに、お客さまのコスメティックリテラシー向上へ独自プログラム「ロートメディカルケアメソッド™」開発

新ブランド「ダーマセプトRX®」シリーズ発売、機能性化粧品を正しく適切に

ロート製薬株式会社

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)は、新事業として、お客さまご自身で機能性化粧品を正しく適切に使う、コスメティックリテラシーの向上を目的に、医療機関で行われる「問診を経た使い方指導」の考え方をベースとした販売システム「ロートメディカルケアメソッド」を開発しました。また2023年5月11日には、このプログラムを採用した新ブランド「ダーマセプトRX」をロート通販にて新発売します。「効果が高いものを、安心安全な状態でお客さまにしっかり届けたい」との長年変わらないモノづくりの信念から生まれた、サービスと商品ご提案です。


  • 事業開始の背景

当社は1899年、胃腸薬「胃活」を発売し、創業いたしました。1975年メンソレータムブランドにおける皮膚用薬販売開始以降、現在では「オバジ」、「肌ラボ」、「メラノCC」等、製薬会社だからこその成分や機能性にこだわり、研究開発を重ねながら商品を販売してきました。現在では当社のスキンケア事業は売上の約6割を占めています。さらに2005年からは医療機関専用のスキンケアブランド「DRX(ディーアールエックス)」にて、皮膚科医と共に効果や安全性に対する管理を行いながら、患者さまの美と健康をサポートしています。

近年、お客さまの美容に対する意識の高まりもあり、効果のある成分や皮膚への変化を求めるお客さまも増加しています。医療機関専売の化粧品も身近になり、より一層効くものを手軽に入手できるようになった一方で、各成分の特長やリスクを正しく理解せずに使用し、肌トラブルなどを引き起こすリスクもあります。

この度、これまでの機能性成分の研究開発や皮膚科医との協業で培った知見を活かし、効果感を求めるお客さまに、正しく、適切にお使いいただけるご提案を通じて、一人ひとりのコスメティックリテラシー向上を目指していきます。

 

  • 独自プログラム「ロートメディカルケアメソッド」ついて

「ロートメディカルケアメソッド」は、医療機関で行われる「問診→使い方指導」の考え方をベースに、日本美容皮膚研究会監修のもとで構築した、当社独自のシステムです。

①お客さまご自身で実践していただける「セルフスキンチェックと効果的な使い方」

効果のある製品だからこそ、適切にお使いいただくために工夫をしています。購入前のセルフチェックシートの実施とユーステストも推奨しています。さらに成分の特性や肌サイクルに基づき、肌を休ませる期間(インターバル)を設け、保湿やUVアイテムの使用のステップも推奨しています。

 

②お客さまとその肌に、真摯に向き合うための「専任カウンセラー」

特別研修を受けたカウンセラーがサポートします。「ダーマセプトRX専用ご相談ダイヤル」にて、お客さまの疑問にお答えします。

 

③お客さまのコスメティックリテラシー向上のために「正しく役に立つ知識をお届け」

美肌づくりや成分に関する正しい知識をお届けします。​使用上の注意や使用フローを詳しく掲載した冊子もご準備しています。


  • 「ダーマセプトRX」商品特長・商品概要

「ロートメディカルケアメソッド」の独自プログラムの元、美容皮膚科専用のブランド「DRX」での販売を通じた知見を活かし、「アゼライン酸」※1、「ハイドロキノン」※2等の成分を配合した商品を発売します。

※1.整肌保湿成分 ※2.製剤の抗酸化剤


ロート通販URL:https://www.shop.rohto.co.jp/dermacept-rx/dermacept-rx-index.html


  • 「ロートメディカルケアメソッド」と「ダーマセプトRX」にかける想い

プロダクト&ブランドマーケティング部 副部長 奥野久仁子プロダクト&ブランドマーケティング部 副部長 奥野久仁子

これまで、皮膚薬を通じて肌の疾患を解決し、化粧品などのスキンケア製品を通して肌悩みの予防をご提案してきました。しかしながら、それだけでは解決しきれていない、ニキビやシミなどの根強い肌悩みをお持ちのお客さまもいらっしゃいます。
医療機関同等の化粧品の選択肢を提示できることは、お客さまご自身のウェルビーイングにもつながると考えています。
また、美容皮膚科の敷居が下がったり、問診無しのオンライン販売などで皮膚トラブルが発生するリスクが高まるなかで、新たな挑戦として、医師監修のもと、適正な指導をオンラインで再現することにより、医療機関ならではの機能性が高い成分を適切に使用できる仕組みを構築しました。
お客さまや社会でのスキンリテラシーを向上させることで、一人ひとりが、正しい情報を自分で選び取り、正しい使い方でスキンケアができ、ご自身で肌を健康に美しくしていくことのできる社会を作っていきます。


  • 監修:日本美容皮膚研究会より

オンラインショッピングが生活に当たり前になるなかで、機能性化粧品も例外ではありません。しかし、なかには適切に使用しないと、期待する結果を得られないどころか副作用が起こることもあるため、医療機関で取り扱いを行っています。簡単に購入できる店舗やオンラインストアが存在していたり、お客様同士で行われるオンライン上での転売行為も散見されます。これらは使用方法を確認することができない、適切な状態で保存されていないなどの恐れもあり、とても安全とは言えません。だからこそ購入する皆さんが正しい情報を持って化粧品を選べるようになる、コスメティックリテラシーの向上が大切だと考えています。

 NPO法人日本美容皮膚研究会について

 美容と医療を連携させ、より健全な美容市場の育成を行う研究会。医師・歯科医師・看護職・薬剤師などの医療従事者を始め、美容師・理容師・エステティシャンや一般消費者の方への教育セミナーも実施しています。


  • 「効果」にこだわる、ロート製薬のスキンケア化粧品のモノづくり

 スキンケア事業では、スタート以来、製薬会社だからこその“効果第一”のモノづくりにこだわり取り組んでいます。医学の発想で皮膚の生体機能に向き合い、機能性成分を最大限に活かした機能性化粧品「コスメシューティカル」として、ビタミンCやヒアルロン酸、セラミド等の成分探求や独自の技術を取り入れてきました。また基礎研究から製造、生産を一気通貫で行う体制を構築することで、お客さまのニーズにより早くお応えしています。
 さらに、「細胞」を扱う技術を応用し、再生医療事業等の新規事業にも取り組みながら、110年以上続く目の研究と皮膚の細胞研究、再生医療が掛け合わさることで、新たな着眼点の製品を開発しています。今後もより安心安全で、高い皮膚への効果を追求していきます。なお、今回の発表を第一弾として「ロートスキンサイエンス」と称して、今後も当社のスキンケア事業に関する発表を行っていきますので、ご期待ください。


  • 医療機関専売品「ダーマセプトRX ステムアドバンス」

「ダーマセプトRX」シリーズのもう一つの柱として、医療機関専売にて、当社の再生医療研究の知見を生かした幹細胞培養上清※3配合の化粧品を発売します。美容医療・再生医療事業まで手掛けている当社が開発するスキンケア商品を通じて、医療機関の皆さまと共に、お客さま・患者さまの美と健康に貢献していきます。

※3.加水分解幹細胞順化培養液​(保湿成分)


・「ダーマセプトRX」はロート製薬株式会社の登録商標です。

・「ステムアドバンス」はロート製薬株式会社の登録商標です。

・「ロートメディカルケアメソッド」はロート製薬株式会社が使用する商標です。

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会社概要

ロート製薬株式会社

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URL
https://www.rohto.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市生野区巽西1丁目 8番1号
電話番号
06-6758-1231
代表者名
杉本雅史
上場
東証1部
資本金
64億4600万円
設立
1949年09月