全国のケアマネジャーを介した帯状疱疹ワクチン定期接種啓発活動の結果

~推計約6.5万人の要支援・要介護高齢者および家族の接種の一助に~

株式会社インターネットインフィニティー

一般財団法人阪大微生物病研究会(大阪府吹田市、理事長:米田 悦啓、以下「BIKEN財団」)および株式会社インターネットインフィニティー(東京都千代田区、代表取締役社長:別宮 圭一、以下「インターネットインフィニティー」)は、2025年12月より全国のケアマネジャー(介護支援専門員)を介して、要支援・要介護高齢者の帯状疱疹ワクチン定期接種を周知するため全国的な啓発活動を実施しました。その結果、推計約6.5万人の方の接種につながりましたので、詳細をご報告します。

本活動では、定期接種の対象者のうち、特に経過措置期間である2025年度から2029年度の間に、70、75、80、85、90、95、100歳を迎える方、および100歳以上※の方が、制度および疾患への理解や接種機会を確保しやすくなるよう、ケアマネジャーを介した啓発活動を全国的に展開しました。両社は、疾患及び予防接種啓発リーフレット(2種)を全国の居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャーに提供し、接種を希望する利用者およびその家族に支援を行いました。

※100歳以上の方は2025年度に限り対象

1.実施概要

実施期間:2025年12月~2026年3月(4ヵ月)

対象ケアマネジャー数:約10万人

リーフレット送付事業所数:居宅介護支援事業所33,210軒(全国の事業所の92.4%に相当)

※本活動の詳細は過去のプレスリリースをご参照ください。

2.結果

インターネットインフィニティーが運営する「ケアマネジメント・オンライン」のケアマネ会員(n=741)に対するウェブアンケート(調査①)、リーフレットの送付先に勤務するケアマネジャー(n=638)に対するサンプル調査(調査②)を実施しました。

  • 調査① リーフレット配布率

    ・利用者・家族へリーフレットを配布したケアマネジャーの割合は32.6%でした。

  • 調査② リーフレット配布人数・予防接種行動

    ・1人のケアマネジャーが担当する平均利用者数は35.1人でした。

    ・1人のケアマネジャーがリーフレットを見せたり、渡したり、声かけをした利用者や家族は平均7.5人でした。

    ・1人のケアマネジャーが担当する利用者や家族のうち、平均2.0人が帯状疱疹ワクチンを接種したと報告されました。このうち定期接種として受けたのは平均1.1人でした。

3.想定効果

これら調査結果を、リーフレット送付先の全事業所全体に当てはめて推計すると、ケアマネジャーからリーフレットを見せたり、渡したり、声かけを受けた利用者・家族は約24.4万人にのぼると見込まれます。また、帯状疱疹ワクチンを接種した利用者・家族は約6.5万人と推計されました。

参考:推計に使用した算出式

①リーフレットを配布したケアマネジャー数

33,210(送付事業所数)×3(1事業所に勤務するケアマネジャーの平均人数)×0.326(調査①で得たリーフレット配布率)=32,479

②リーフレットを見た利用者・家族数

32,479(リーフレットを配布したケアマネジャー推計値)×7.5(調査②で得た1人のケアマネジャーがリーフレットを見せた利用者や家族の平均値)=243,592

③帯状疱疹ワクチンを接種した利用者・家族数

32,479(リーフレットを配布したケアマネジャー推計値)×2.0(調査②で得た帯状疱疹ワクチンを接種した平均人数)=64,958

4.課題、今後の展開

調査②において、リーフレットを配布したケアマネジャー(n=545)を対象に啓発における課題を確認したところ、帯状疱疹やワクチン、定期接種の制度に関する知識不足が多く挙げられ、これらに関する学習ニーズが高いことが明らかとなりました。この結果を踏まえ、BIKEN財団とインターネットインフィニティーは現場のニーズに対応したサポート資材を新たに制作・提供し、支援してまいります。

これにより、ケアマネジャーが利用者や家族へ適切な情報提供を行いやすくなる環境を整備し、帯状疱疹に関する正しい知識の普及と啓発活動のさらなる充実に貢献することを目指します。

BIKEN財団とインターネットインフィニティーは、今回のケアマネジャーを介した活動を通じて、帯状疱疹ワクチン定期接種対象者の疾患理解を深め、帯状疱疹の予防行動を通じたQOL(Quality Of Life:生活の質)の向上に寄与できたと考えます。両社は今後も連携・協力を密にし、本活動のさらなる展開を通じて、帯状疱疹予防啓発活動の推進に取り組んでまいります。

以上

◆帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘・帯状疱疹ウイルスが、加齢などに伴う免疫力低下で再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。 合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。

◆一般財団法人阪大微生物病研究会について

BIKEN 財団は、ワクチンの研究・開発と供給を担う、バイオ・スペシャリティー・ファーマです。1934 年の設立以来、社会の要請に応え、数多くの日本初となるワクチンの開発、生産、供給を行うとともに、先進的な臨床検査サービスを提供し、公衆衛生に貢献してまいりました。 BIKEN 財団はこれからも「優れたワクチンを通じて、世界中の人々の大切な命を守る。」というミッションの下、病の不安から解放された、すこやかな社会をめざし、高度なサイエンスと独自のバイオ技術の進歩を追求し続けます。(https://www.biken.or.jp/

◆株式会社インターネットインフィニティーについて

株式会社インターネットインフィニティーは、全国のケアマネジャー10万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(https://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(https://www.recordbook.jp/)をグループ展開するなど、健康寿命の延伸に向け、様々なヘルスケアサービスを運営しています。2018年からメディカル事業を立ち上げ、製薬・医療機器会社などの課題解決に取り組んでいます。(https://iif.jp/

◆お問い合わせ先

一般財団法人阪大微生物病研究会 広報課

TEL:06-6877-4802

株式会社インターネットインフィニティー DXソリューション部(担当:中山)

TEL:03-6897-4773 FAX:03-6897-4778 MAIL: ynakayama@iif.jp

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
http://iif.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都千代田区二番町11-19  興和二番町ビル2階
電話番号
03-6897-4773
代表者名
別宮 圭一
上場
東証グロース
資本金
2億5099万円
設立
2001年05月