テラデータ、Linux Foundation傘下のAgentic AI Foundationに加盟し企業向けオープン標準の策定に貢献
AIエージェントの実用化に向け、オープンな生態系への参画により顧客企業に高い柔軟性・相互運用性・統制されたインフラを提供
[2026年7月21日にTeradata Corporationより発表されたプレスリリースの抄訳です]
本発表の要約
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Agentic AI Foundation(AAIF)への加盟:TeradataはLinux Foundation傘下の「Agentic AI Foundation(AAIF)」にシルバーメンバーとして加盟し、企業の自律型AI(エージェント型AI)導入におけるオープン標準規格の進展に貢献
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実用に耐える標準規格の必要性:AIエージェント(自律型AI)の試行から本番運用へ移行するにあたり、マルチエージェントやハイブリッド環境で共通して運用・監視できる共有プロトコルや一貫したガバナンス標準の重要性が高まっている
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オープンソースによる取り組みと貢献:Teradataは既存のオープンソースプロジェクト(Teradata MCP Server、Teradata Loom)を通じてガバナンスを保ったデータアクセスを実現しており、AAIFの標準化活動に現場の要件を反映
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規制業界や高度なデータ環境への対応:金融、製造、公共など、厳格なデータ保護やデータ主権(主権環境・エアギャップ環境)が求められる複雑なエンタープライズ環境の実情に即した標準策定を目指す
Teradata (NYSE: TDC)は本日、 Linux Foundationのもとに設置された「Agentic AI Foundation(AAIF)」にシルバーメンバーとして加盟したことを発表しました。この加盟は、オープンなエコシステムに対するTeradataの長年にわたるコミットメントと、複雑かつ規制の厳しい業界で事業を展開するお客様との数十年におよぶ深い関係を反映したものです。
Teradataは、自律型AI(エージェント型AI)を基礎から迅速に展開するためには、主権環境やエアギャップ環境を含むエンタープライズの実条件に合わせて設計された安定した標準規格が不可欠であると認識しています。
Teradataは、エンタープライズテクノロジー、金融サービス、政府機関、学術界、ロボティクスなど、拡大を続ける加盟組織のコミュニティに参加します。AAIFは、オープン標準の自律型AIスタック構築に向けた中立的な拠点として2025年12月に設立されました。同団体で扱われるプロジェクトおよび標準規格には、AIモデルをツール、データ、アプリケーションに接続するための汎用標準プロトコル「Model Context Protocol(MCP)」、オープンソースのローカルファーストAIエージェントフレームワーク「goose」、AIコーディングエージェントが異なるリポジトリやツールチェーン間で安定して動作するために必要なプロジェクト固有の指示を提供する汎用標準「AGENTS.md」、ならびに自律型AI、MCP、サービス向けのオープンソースゲートウェイ「agent gateway」などが含まれます。設立時のプラチナメンバーには、Amazon Web Services、Anthropic、Block、Bloomberg、Cloudflare、Google、Microsoft、OpenAIが名を連ねています。
オープン標準が今重要とされる理由
企業はもはや自律型AIを導入すべきか否かを問う段階にはありません。本番環境で不具合を起こすような、分断されガバナンスの効かないシステムを生み出すことなく、どのように導入するかを模索しています。分離された実証実験から、マルチエージェント環境やハイブリッド環境にわたる全社規模での展開へと移行するには、共有プロトコル、一貫したガバナンス、アンドクラウドとオンプレミスの双方で大規模に展開・監視・管理できるインフラが必要です。失敗が許されない規制業界などの組織こそ、初めから自らの要件を考慮して構築された標準規格から最大の恩恵を受けることができます。
Teradataの取り組みとAAIFとの接点
Teradataのコミュニティオープンソースプロジェクトである「Teradata MCP Server」およびAIエージェントフレームワークの「Teradata Loom」は、AAIFの標準規格が目指す取り組みをすでに実践しており、既存のアイデンティティや権限フレームワークをバイパスすることなく、統制され保護されたデータアクセスをAIエージェントに提供しています。
AAIFに参画することで、TeradataはMCPや新たに登場する自律型AIコンポーネントの進化に直接的に貢献し、大規模で複雑なエンタープライズ環境が実際に必要とする要件に標準規格を適合させ続ける手助けをします。これは、自律型AIに対するガバナンスとセキュリティの要件が極めて厳しく、これまでの標準策定において十分に反映されてこなかった環境で運用する組織にとって特に重要です。規制業界はそのわかりやすい例ですが、金融サービスのデータの複雑さ、製造業における精度の要求、公共部門のミッションクリティカルな要求など、規制よりもむしろ業務上の現実によって要件が形成される組織も同様です。こうした環境では、汎用的な標準規格だけでは十分に対応できないケースが多いためです。
その同じ現場視点が、先日発表した「Teradata Autonomous Knowledge Platform(テラデータ・オートノマス・ナレッジ・プラットフォーム)」のアプローチにも活かされています。同プラットフォームは、自律型ワークフローにおいて深いドメイン専門知識と、ベンダー、ツール、環境を摩擦なく自由に移動できる柔軟性の双方を必要とする組織向けに設計されています。AAIFは、こうしたポータビリティを可能にする標準規格が構築されている場であり、Teradataはその構築を支援していく所存です。
エグゼクティブ・メッセージ
Teradataチーフ・プロダクト・オフィサー Sumeet Aroraのコメント: 「Teradataは、最も要求の厳しい運用環境にある組織から信頼を獲得してきました。その経験が、オープン標準が正しく達成すべき内容についての当社の姿勢を形作っています。オープン標準があるからこそ、企業は新しいものが登場するたびに基盤を作り直すことなく、最高のツール、パートナー、イノベーションを組み合わせることができるのです。AAIFへの参加は、私たちが内部からそれらの標準形成を支援することを意味します。当社のお客様はより多くの選択肢と優れた相互運用性を享受し、今日構築したインフラが将来にわたって大規模環境に対応できるという安心感を得ることができます。」
Teradataについて
Teradataは、深いビジネスコンテキストと信頼性の高いデータに基づき、AIが導き出す「知見(インテリジェンス)」を、自律的な「実行(アクション)」へ変換する力を企業に提供します。AIエージェントが普及する中、Teradataが提供するプラットフォーム「Teradata Autonomous Knowledge Platform」は、企業に不可欠なコンテキストエンジン、ガバナンスレイヤー、そして圧倒的な処理能力を誇る実行基盤を実現します。クラウド、オンプレミス、ハイブリッドのあらゆる環境において、AIの実用化と本番運用を強力に支援し、ビジネスの未来を切り拓きます。
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