MILIZE、自社のAI資産の蓄積と高度化を実現するAI統合プラットフォーム「milize.ai β版」を開発。

―マルチ基盤・マルチモデルの統合制御と、金融機関水準の「多層ガードレール」を実装。 企業のAI内製化と安全かつ持続可能な全社AIガバナンスを実現。 ―

株式会社MILIZE

株式会社MILIZE(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 徹、以下「MILIZE」)は、企業における生成AI活用の「部門最適によるツールの乱立」と「全社ガバナンスの維持」という課題を解消する、AI統合プラットフォーム「milize.ai(powered by SmythOS)」のβ版を開発いたしました。

本サービスは、INK Content, Inc (本社:アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン CEO:Michael Umansky)が提供するAIエージェント構築基盤「SmythOS」の実行エンジンを核に、MILIZEが培ってきた金融機関向けの厳格なセキュリティ・統制機能を付加したものです。

最大の特徴は、Difyやn8n*、LangChainといった異なる基盤で開発された既存のAIスキルやRAG(知識ベース)をそのまま流用し、単一プラットフォーム上で統合管理・制御できるオープンな設計にあります 。さらに、異なるエージェント同士を「パイプライン」として連結し、複雑な業務工程を自動化するアプリをプログラミング不要で迅速に構築可能です 。これにより、特定ベンダーへのロックインを回避し、過去の開発資産を有効活用しながら、金融機関水準の「多層ガードレール」による安全なAI導入とIT投資の最適化を同時に実現します 。

■ 開発背景

生成AIの社会実装が急速に進む中、日本企業のAI活用は「個別の業務効率化」という初期段階を終え、「全社的な競争力への転換」を求められるフェーズに移行しています。しかし、その過程で多くの大手企業が以下の「3つの壁」に直面しています。

「分散化」によるガバナンス欠如

各部署で異なるAIツールが個別に導入され、全社的な統制やセキュリティ管理が困難になる「シャドーAI」化が進んでいます。

「統制」と「現場の加速」の両立

金融機関レベルの厳格なセキュリティを担保しながら、現場主導の迅速なAI開発を両立する共通基盤が不可欠となっています。

「技術ロックイン」のリスク

特定モデルや基盤への依存は、将来的な再設計コストを増大させます。技術進化に柔軟に対応できる「マルチ基盤」の設計が急務です。

MILIZEはこれらの課題を解決するため、分散活用を前提としつつ、全社統制と将来統合を可能にするAI基盤の開発に着手しました。

■ サービス概要

「milize.ai」は、社内に点在する複数のAIエージェントや外部AI基盤を一つに束ねる、「企業向けAI統合インテリジェンス基盤」です。

異なる開発基盤(Dify, n8n等)や多様なLLM(GPT, Claude, Gemini等*)を、単一のガバナンス下で運用することを可能にします。

本サービスは以下の3つのレイヤーで構成されます。

  1. 業務AIポータル【エンドユーザー向け】
    AIチャット、特定業務エージェントの実行、レポート自動生成などを統合。過去に他基盤で作成したRAGやスキルも、本ポータルを通じて共通のインターフェースで利用可能です。

  2. AI統合管理基盤(コア機能)【管理者・開発者向け】
    エージェント連結(パイプライン):Difyで作ったエージェントとn8nのワークフローなど、異なる基盤のスキルを連結し、高度な業務プロセスを自動化

    ナレッジ管理:RAG(検索拡張生成)に用いる独自社内データの統合管理

    ガバナンス:金融機関基準のログ監査・権限管理・多層ガードレール(安全制御)

    アセット連携:既存のAI資産を組み合わせた新規チャットアプリの迅速な構築

  3. 外部AI基盤連携【インフラ・接続層】
    Dify、SmythOS、n8n、LangChain等の開発基盤や、MCP(Model Context Protocol)との接続ハブ。既存のAI資産を「アセット」として登録し、再設計なしで即座に連携・再利用できる仕組みを提供します。

■ 特徴と導入効果

  1. 「現場の機動力」と「経営の統制」の両立
    各部門が用途に合わせて最適なツールを選択できる「分散開発」を認めつつ、管理側は「milize.ai」を通じて利用ログや権限を一括管理できる構造を強みとしています。これにより、現場のスピード感を削ぐことなく、未承認利用(シャドーAI)のリスクを排除し、ITガバナンスの維持とビジネスの加速を同時に達成する効果があります。

  2. マルチ基盤・マルチモデル対応による投資の最適化
    Difyやn8n、LangChainといった異なる開発基盤や、GPT、Claude、Gemini等の多様なLLMを単一プラットフォームで統合・制御できるオープンな設計が強みです。既に個別最適で導入された既存のAIスキルやRAG資産を捨て去ることなく「milize.ai」へ統合できるため、過去の投資を無駄にせず、将来の技術刷新に伴う再設計コストを最小化しながら、持続可能なIT投資を実現します。

  3. 異なるエージェントを連結し、高度な業務アプリを即座に展開
    「Difyで作成したデータ収集エージェント」と「SmythOSで作成した分析エージェント」のように、異なる基盤で作成されたAIアセットを自在に組み合わせる「パイプライン機能」を搭載しています。 これにより、データの収集から分析、レポート作成までを自律遂行するエンドツーエンドの業務自動化アプリを、プログラミング不要で迅速に構築・展開することが可能です 。

  4. 金融機関水準の「多層ガードレール」による安全担保
    MILIZEが金融業界で培った知見に基づき、入力・データ参照・出力の全プロセスにおいて、個人情報検知や不適切回答の抑制を行う独自の「多層ガードレール」を実装しています。これにより、高いコンプライアンスが求められる環境でもリスクを最小限に抑えた迅速な本番導入が可能となり、全社員が安心してAIを業務活用できる土壌を整えます。

  5. AI資産の共有・再利用によるROIの最大化
    特定の部署で開発された高度なエージェントやナレッジを、社内共通の「AIアセット」として登録し、他部署へ即座に配布・展開できる仕組みを強みとしています。これにより、部門ごとの重複投資を排除して一つの成功事例を瞬時に全社へ横展開することが可能となり、組織全体のAI活用レベルの底上げと投資対効果(ROI)の最大化を促進します。

エージェント管理画面

パイプライン(エージェント同士をつなげる機能)

ログやコストの管理画面

チャット画面

■ 今後の展開

MILIZEは、厳格なガバナンスと高度な専門性が求められる日本の金融機関への導入を皮切りに、銀行・保険・証券をはじめとする金融領域全般における生成AI活用の高度化を強力に推進してまいります。さらに、この日本市場で培った「高度な金融規制への対応」と「複雑な業務プロセスへの適応力」を武器に、アジア市場を中心としたグローバル展開を加速させます。各国の規制環境や市場特性に最適化されたAI統合プラットフォームとして、国境を越えて企業の知的生産性を革新するインフラを提供してまいります。

*「milize.ai」以外の記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。


■ 「AI博覧会2026」出展のお知らせ

本プレスリリースで発表いたしました「milize.ai」のデモンストレーションを、下記展示会にて公開いたします。会場では、実際の操作画面を直接ご覧いただけます。

 会期:2026年4月7日(火)10:00-18:00・8日(水)10:00-17:00
 会場:東京国際フォーラム 小間番号【G-1】
 主催:株式会社アイスマイリー  
 ▼来場登録はこちら
 https://aismiley.co.jp/ai_hakurankai/spring-2026/


■ 株式会社MILIZE 概要

社 名:株式会社MILIZE
U R L :https://milize.co.jp/
所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目12番38号 CANAL GATE SHIBAURA (キャナルゲート芝浦) ビル6階
設  立:2009年
代表者:代表取締役社⻑ 田中 徹
事業内容:金融工学、AI研究、フィンテックツールの企画・開発・運用、金融マーケティング支援

■ お問い合わせ先

株式会社MILIZE
営業本部 田中 沙織
E-mail:milize-info@milize.co.jp

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会社概要

株式会社MILIZE

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URL
http://milize.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦4丁目12番38号 CANAL GATE SHIBAURA 5・6階
電話番号
03-4500-1311
代表者名
田中 徹
上場
未上場
資本金
18億5107万円
設立
2009年04月