ギフティと宝印刷が株主優待電子化で業務提携を開始、「株主優待電子化システム」を活用した「ネットで優待」を共同販売

〜BtoBを展開する上場企業を対象に株主優待eギフトをワンストップで提供 株主優待業務の効率化と株主満足度向上を同時に実現〜

株式会社ギフティ

 eギフトプラットフォーム事業(※1)を展開する株式会社ギフティ(本社:東京都品川区/代表取締役:太田 睦、鈴木 達哉/以下、ギフティ)と、TAKARA&COグループで、ディスクロージャー関連のシステムを提供する宝印刷株式会社(本社:東京都豊島区/代表取締役社長 堆 誠一郎/以下、宝印刷)は、株主優待電子化について業務提携を行い、5月6日(金)より上場企業向けサービス「ネットで優待」の共同販売を開始いたしましたので、お知らせいたします。本サービスはギフティの「株主優待電子化システム」を活用したサービスであり、導入することで、コンシューマー向け自社商品を持たないBtoBを展開する上場企業においても株主優待として、ギフティが提供するeギフト「giftee Box®」(特許出願中)または「えらべるPay」(商標登録申請中)をご利用いただけます。「giftee Box®」と「えらべるPay」はいずれも、受け取り手が贈呈された「ギフトポイント」内で複数のギフトの中から好きなものと交換できる、利便性の高いギフト商材です。

 ギフティは、『eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する』というコーポレート・ビジョンのもと、eギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム事業を国内外で展開しています。主力サービスは、カジュアルギフトサービス「giftee」(※2)、eギフトやチケットを発行し販売する「eGift System」(※3)、また、eギフトを活用した法人向けサービス「giftee for Business」(※4)、自治体・地域課題を解決するデジタルプラットフォームサービス「e街プラットフォーム」の4サービスあり、個人、法人、自治体を対象に広くeギフトサービスを提供しております。「giftee for Business」は、2016年のサービス開始以降、アンケートの謝礼や来店促進、SNSを活用したキャンペーン等、業界を問わず法人のあらゆるデジタルキャンペーンのニーズに対応しており、導入案件数は累計で15,000件以上にのぼります。

 宝印刷は、ディスクロージャーおよび IR 関連書類の作成支援会社として、創業以来約70年にわたり上場企業や IPO 予定会社の支援実績を持つ、ディスクロージャーとIR分野のリーディングカンパニーです。株式上場申請書類などの新規株式上場(IPO)関連サービスから、金融商品取引法や投資信託法関連サービス、株主総会招集通知などの会社法関連サービスに加え、IR、事業報告書や株主通信といったSRなど任意開示関連サービスまで、様々な業界の顧客企業に対応しています。株主優待業務の支援についても、顧客企業の特性に合わせた豊富な知見を有しています。

 株主優待制度を導入する上場企業数は、全上場銘柄の35%にあたる約1,500社(2021年10月末時点)(※5)にのぼり、食料品・小売の上場銘柄のうち8割以上が、自社株式への投資の魅力を高め長期的な株式の保有につなげる施策として株主優待制度を導入しているといわれています。通常、優待内容は、自社の店舗で利用可能な紙の商品券や割引券、飲食料品、汎用的な金券などが多く、いずれも、贈呈に際し、商品代に加えて配送費がかかるというのが現状です。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、企業の事業活動はDXが進み、各種プロモーションは、リアルからオンラインに移行する傾向にあります。株主優待についても、配送コスト削減やペーパーレス化を通じたSDGsの取り組みにもつながる電子化のニーズは高く、特に、店舗で利用可能な食事券やドリンクチケット等は、新型コロナウイルス感染防止の観点からも、非接触で決済可能な電子化を検討する企業が増加しています。

 ギフティはこれらの背景を踏まえ、BtoCを展開する企業には自社店舗で利用可能なデジタルの食事券、ドリンクチケットなどの商品券、また、BtoBを展開する企業には自社商品以外のeギフトを株主優待として贈呈する「株主優待電子化システム」を開発しており、優待電子化の提案から運用サポートまでワンストップで行っています。2021年2月のサービス開始以来、これまでBtoCを展開する7社(2022年4月末時点)の株主優待電子化を実施してまいりました。

 この度、宝印刷との業務提携により共同販売する「ネットで優待」では「株主優待電子化システム」を活用し、株主優待の電子化に関するサービス拡充、ならびに協業による販路拡大を目的としております。特に、コンシューマー向けの商材を持たない大半の上場企業は、従来、紙の商品券等を株主優待として贈呈されていましたが、ギフティ提供のeギフト「giftee Box®」、「えらべるPay」のいずれかを自社の株主優待としてご利用いただけるため、株主優待の電子化および充実化を図ることができます。実際の株主優待贈呈に際しては、株主に配送したQRコードから専用WEBサイトにアクセスし、指定されたシリアルコード、株主番号など(最大3項目)を入力いただくと、「giftee Box®」または「えらべるPay」で利用できる「ギフトポイント」がその場で贈呈される仕組みとなっています。専用WEBサイト内での株主アンケートの実施や、自社PR動画視聴を挟むといったオプションも設定可能です。なお、「株主優待電子化システム」独自の機能として、専用WEBサイト上の株主入力項目を複数設けることでセキュリティを強化し、株主優待の不正利用を防止します。また、株主のご要望やインフラ環境に配慮し、現物配送を組み合わせるハイブリッドな対応が可能なほか、保有株式数や保有年数に応じた、細かな優待内容の設計もできるため、煩雑で手間のかかる作業を省くことができます。

 株主優待としてご利用いただける「giftee Box®」は、コンビニ商品やコーヒーなど最大約500種類のギフトの中から、贈呈された「ギフトポイント」内でお好きなギフトと自由に交換できるeギフトです。同様に「えらべるPay」は、「ギフトポイント」内でスマホ決済サービスポイントやECサイトで使えるギフトコードと交換をすることができます。保有ポイント内で複数のギフトを組み合わせて受け取ることも可能です。eギフトは物理的なギフトカード類と異なり、配送費などのコストや、在庫管理の手間が不要なため、株主優待業務を効率化できるだけでなく、コンビニやカフェチェーンをはじめ全国90,000店舗ですぐに商品との引き換えができるなど、ギフト内容の汎用性も高いため、株主の属性や嗜好性、居住エリアに限定されることなく、優待に対する株主満足度の向上にも寄与します。

 コロナ禍による株主総会のオンライン開催や株主総会資料の電子提供制度の施行など、株主・投資家に関連した実務のDXが進む中、上場企業の株主優待制度においても、属人的で煩雑であった関連作業をDXにより運用効率化を図ることが今後より一層求められています。この度の業務提携では、ギフティが提供するeギフト発行から配布まで一気通貫でカバーする「株主優待電子化システム」と、宝印刷が培ってきた株主優待業務における豊富な知見と企業支援ノウハウ、双方の強みを活かし、「ネットで優待」のサービスを通じて上場企業各社に最適な株主優待のDXを推進してまいります。

 ギフティは今後も、各分野において豊富な知見を有する企業とのパートナーシップやソリューション提携を積極的に行い、eギフトの利用用途拡大、販路の拡充を図ります。また、eギフトをはじめとした幅広いデジタルソリューションの提供を通じ、株主優待電子化等、IR領域でのサービスの提供機会の拡大を目指し、上場企業、株主間における良好なコミュニケーション構築の一助となるべくサービス展開を進めてまいります。

(※1)  eギフトプラットフォーム事業とは、ギフティが取り組む、eギフトの生成から流通まで一貫して提供する事業です
(※2) gifteeとは、ギフティが運営するeギフトの販売WEB/アプリサービスです
(※3) eGift Systemとは、ギフティが法人向けに提供するeギフトおよびeチケット販売システムです。導入企業は、自社サイトでeギフト/チケットサービスを運用することができます
(※4) giftee for Businessとは、eギフトを活用した法人向けソリューションです。キャンペーンの景品やお客様への謝礼にeギフトをご利用いただけます
(※5) 野村インベスター・リレーションズ株式会社調べ 「net ir」( https://yutai.net-ir.ne.jp/content/detail/id=2838 )からの引用

■「ネットで優待」概要
サービス内容:株主優待の電子化ならびに運用サポートの一括提供。
       優待電子化は以下を選択できます
       ・ギフティが提供する「giftee Box®」「えらべるPay」の優待導入
       ・自社店舗で利用可能な紙の商品券や割引券などの電子化
販売元:宝印刷株式会社、株式会社ギフティ

■「株主優待電子化システム」概要


■ 宝印刷株式会社について
社名: 宝印刷株式会社
所在地: 〒171-0033 東京都豊島区高田 3-28-8
設立: 2019年12月2日
資本金: 200百万円
代表者: 代表取締役社長 堆 誠一郎
事業内容:ディスクロージャー並びに IR に関するコンサルティング、制作、印刷、
     翻訳、ソフトウェアの開発と販売、セミナーの開催、書籍の出版
URL: https://www.takara-print.co.jp/

■ 株式会社ギフティについて
社名: 株式会社ギフティ
所在地: 〒141-0022 東京都品川区東五反田2丁目10−2 東五反田スクエア12階
設立: 2010年8月10日(サービス開始:2011年3月)
資本金: 3,129百万円(2021年12月31日現在)
代表者: 代表取締役 太田 睦、鈴木 達哉
事業内容: eギフトプラットフォーム事業の展開(以下4サービス)
     ① カジュアルギフトサービス「giftee」の運営
     ② 法人を対象としたギフト販売システム「eGift System」サービスの展開
     ③ eギフトを活用した法人向けソリューション「giftee for Business」
       サービスの展開
     ④ 自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム
      「e街プラットフォーム」(商標登録申請中)サービスの展開
URL:株式会社ギフティ https://giftee.co.jp
   giftee https://giftee.com
   giftee for Business https://giftee.biz/
   e街プラットフォーム https://giftee.co.jp/service/emachi-platform

 

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会社概要

株式会社ギフティ

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URL
http://giftee.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア12F
電話番号
-
代表者名
太田 睦、鈴木 達哉
上場
東証プライム
資本金
32億3200万円
設立
2010年08月