東京で約15,000名が来場した「窓学展」の全国巡回がスタート！窓学10周年記念「窓学展―窓から見える世界―」巡回展第一弾を金沢工業大学にて開催

2017年10月21日（土）－ 2017年11月12日（日） ～建築環境から歴史、漫画まで8人の建築家・研究者による奥深き窓の世界～

​ＹＫＫ ＡＰ窓研究所は、窓学10周年を記念したエキシビション「窓学展―窓から見える世界―」の巡回展を2017年10月21日から金沢工業大学にてスタートします。11月12日まで会期中無休、入場無料にて開催します。

　ＹＫＫ ＡＰ株式会社 窓研究所（所長：山本 絹子）は、窓学10周年を記念したエキシビション「窓学展―窓から見える世界―」の巡回展を2017年10月21日から金沢工業大学（石川県野々市市）にてスタートします。11月12日まで会期中無休、入場無料にて開催します。

　ＹＫＫ ＡＰは、「窓は文明であり、文化である」の思想のもと、2007年から窓を学問として多角的に研究する活動「窓学」を研究者・建築家とともに実施し、建築、文化、アートなど、様々な切り口から窓にアプローチしてきました。現在まで、建築家の原広司氏、塚本由晴氏など、55人以上の専門家が関わり、50以上のテーマで研究が行われました。「窓学展―窓から見える世界―」は「窓学」10周年を記念して、窓の魅力に新たなまなざしを向ける展覧会として、2017年9月28日～10月9日までスパイラル（東京）で開催し、会期中約15,000名にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。
　そしてこの度、全国各地の方々へも多彩な窓の世界をお伝えしたく巡回展を企画し、これまでの研究成果に焦点をあてた展示を行います。全国5箇所の大学のギャラリー（金沢工業大学、東北大学、名古屋工業大学、大阪市立大学、九州大学）をめぐり、第一弾は金沢で開催し、窓の魅力をお伝えします。
 
■展示のみどころ

 歴史家や文化人類学者、建築家など多角的な視点で、「窓」をみつめなおした本展。伝統工芸において、窓の果たす役割を解明した「窓の仕事学」、漫画の中に描かれた「窓」から、時代の変化や窓辺の想像力を読み解いた「窓の漫画学」など、建築のみならず、伝統、文化、サブカルチャーまで、幅広い年代、分野の方に楽しんでいただけます。また、建築家の西澤徹夫氏がデザインをした巡回展仕様でつくられた「窓棚」を配した什器の繊細で美しいたたずまいも、展示のみどころのひとつです。 

窓学10周年記念エキシビション「窓学展－窓から見える世界－」巡回展

開催概要
＜日時＞2017年10月21日（土）～11月12日（日）10:00-19:00（土日祝は10:00-17:00/会期中無休）
＜会場＞金沢工業大学 ライブラリーセンター1階 展示室 
 (石川県野々市市扇が丘7-1)
＜入場料＞ 無料、一般入場可
＜展示ディレクター＞
五十嵐太郎（東北大学教授/建築史・建築批評家/「窓学」総合監修）
＜展示協力＞ 金沢工業大学　宮下智裕研究室
＜什器デザイン＞ 西澤徹夫（建築家）
＜展示グラフィック＞ 岡本健（グラフィックデザイナー）
＜ＷＥＢデザイン＞ 大輪英樹（PULP代表）
＜主催＞ ＹＫＫ ＡＰ株式会社 窓研究所
＜共催＞ 金沢工業大学
＜特設ウェブ＞
http://madogaku.madoken.jp/exhibition/

展示内容
■ＹＫＫ ＡＰ窓研究所が有識者と共に10年間取り組んだ「窓学」の研究成果をわかりやすく紹介
大学および研究機関の計8名の研究者による「窓」にまつわる研究成果を展示

• 「窓の漫画学」五十嵐太郎（東北大学）
• 「窓の環境制御学」小玉祐一郎（神戸芸術工科大学・エステック計画研究所）
• 「窓の民族学」佐藤浩司（国立民族学博物館）
• 「窓の仕事学」塚本由晴（東京工業大学）
• 「窓の記録学」中谷礼仁（早稲田大学）
• 「窓のものがたり学」原広司（原広司＋アトリエ・ファイ建築研究所）
• 「窓の進化系統学」村松伸＋六角瑠美（東京大学）

窓学トークイベント
■窓学総合監修の五十嵐太郎氏が出演し「窓」を語る
＜日時＞ 2017年11月10日（金）18:30-（開場18:00-）
＜会場＞ 金沢工業大学 ライブラリーセンター2階 イベントホール
＜入場料＞ 無料、予約不要
＜登壇者＞
五十嵐太郎（東北大学教授/建築史・建築批評家/「窓学」総合監修）
佐藤考一（金沢工業大学環境・建築学部建築デザイン学専攻教授）
＜モデレーター＞ 宮下智裕（金沢工業大学環境・建築学部建築デザイン学専攻准教授）

＜お客様からのお問い合わせ先＞
ＹＫＫ ＡＰ株式会社　お客様相談室
一般のお客様　　　　ＴＥＬ：[phone]
建築・設計関係者様　ＴＥＬ：[phone]
http://www.ykkap.co.jp