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アクセンチュア株式会社
会社概要

アクセンチュア、クラウドによる変革を支援する新組織「アクセンチュア クラウド ファースト」を設立

今後3年間で30億米ドルを投資して、お客様の迅速なクラウド移行を実現し、お客様を取り巻く関係者にもさらなる価値をもたらす体制を整備

アクセンチュア株式会社

【ニューヨーク発:2020年9月17日】
アクセンチュア(NYSE: ACN)は本日、クラウドによるデジタル変革を支援する新組織「アクセンチュア クラウド ファースト」を設立したことを発表します。あらゆる業界のお客様がクラウドを前提に事業運営を行う「クラウドファースト企業」となり、デジタル変革に向けて圧倒的なスピードと規模でクラウドの価値を享受できるよう、今後3年間で30億米ドルを同組織に投資します。アクセンチュアで北米地域のテクノロジー部門を統括するカーティク・ナライン(Karthik Narain)が、2020年10月1日付で同組織の責任者に就任し、グローバル経営委員会にも参画します。
アクセンチュアは、世界の大手クラウドサービス事業者と強固なパートナー関係を築きながら、クラウド領域のサービスを拡充しており、2019年度のクラウド領域の売上高は約110億米ドルに達しています。そのサービス内容は、各パートナーとの相互連携が可能なインテリジェント・プラットフォーム・サービスによるSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)のほか、クラウド移行、インフラストラクチャ、アプリケーションサービスなど多岐にわたります。アクセンチュアでは10万人を超えるクラウドの専門家がクラウド活用の戦略策定から移行、構築、運用までを一貫して支援しており、導入スピードや運用コスト、人材育成、イノベーション創出などの面で成果を実現しながら、クラウドを活用した事業価値の向上を進めています。

アクセンチュアの最高経営責任者であるジュリー・スウィート(Julie Sweet)は、次のように述べています。「新型コロナウイルス感染症の拡大により、あらゆる業界が大きな転換点を迎える中、企業は足元の課題である医療および経済や社会の危機に対処しつつ、誰もが望むより良い未来を形作っていくことが求められています。そのためには、レジリエンス(危機からの回復力)の向上、新たな体験や製品の提供のほか、消費者との信頼形成や構造的なコスト削減などにも迅速に対応してデジタル変革を進めていく必要があり、その基盤として大規模なクラウド化は不可欠です。アクセンチュア クラウド ファーストを新設し、多額の投資を行うことは、お客様が最も必要としている時に最大限の価値を提供するというアクセンチュアの強いコミットメントを示すものです。ポスト・コロナの世の中では、あらゆる企業がクラウドファースト企業になっていくことが求められているのです。」

アクセンチュア クラウド ファーストは、アクセンチュアの幅広い業界知識や技術力、パートナーとのエコシステムを通じて、お客様が迅速にクラウド移行を実現し、たとえ危機的状況下であってもすべての利害関係者にクラウドの価値をもたらすことに特化した組織であり、7万人のクラウド専門家が所属します。具体的には、クラウド移行やインフラストラクチャ、アプリケーションに関するサービスの提供、エコシステムパートナーとの連携を行うほか、業界を横断した知見、AIグループが有する人工知能(AI)やアナリティクスに関する知見、さらにはアクセンチュア インタラクティブが有するエクスペリエンス領域の知見なども組み合わせ、広範なサービスを提供します。また、お客様の従業員のスキル向上、さらには長期的な競争力や事業環境の変化に対するレジリエンスの強化も支援します。アクセンチュアは、財務、人事、マーケティング、サプライチェーンなどさまざまな領域でグローバル企業の大規模なIT資産や主要業務プロセスの刷新と運用を手掛けてきました。アクセンチュア クラウド ファーストは、こうした比類のない経験から導き出された知見を結集させることで、企業がクラウドを起点としたデジタル変革による価値を生み出していきます。また、今後はエッジコンピューティングのクラウド化にも注力します。

アクセンチュア クラウド ファーストは、企業の抜本的な変革を進めるため、世界最高水準の学習・人材開発に関する専門知識や、クラウド移行時のチェンジマネジメントに関する豊富な経験を活用するほか、セキュリティ、データ保護、責任あるAIの利用、持続可能性、倫理、コンプライアンスなどを考慮したクラウド運用モデルも提供します。

また、30億米ドルの投資を通じ、クラウドおよびその他のテクノロジー・エコシステムパートナーとともに、業界ロードマップ、データモデル、ソリューション、クラウドAIデータおよびAIアーキテクチャの構築や、さまざまな技術を統合したインフラストラクチャおよびアプリケーション機能の強化に取り組みます。このほか、さまざまなクラウド関連ツールや資産の活用、自動化によるコスト削減やイノベーション推進、エッジコンピューティングやクラウド関連技術などの研究開発にも取り組みます。

アクセンチュア クラウド ファーストを統括するカーティク・ナラインはシリコンバレーを拠点とし、テクノロジー業界で20年以上にわたって実績と経験を積み上げてきました。これまではアクセンチュアの北米地域のテクノロジー部門責任者として、ソフトウェア&プラットフォーム、金融サービス、ハイテクなどの業界をはじめ、「グローバル2000」企業を中心とした多くの企業に対して、クラウドなどのテクノロジーを活用した変革を支援してきました。カーティクは、アクセンチュアの通信・メディア・ハイテク部門でテクノロジーサービスの統括者を務めた経験もあります。

アクセンチュアのテクノロジー担当グループ・チーフ・エグゼクティブであるポール・ドーアティ(Paul Daugherty)は次のように述べています。「今日、クラウドは最も革新的な価値を生み出すテクノロジーであり、企業の事業運営や他社との差別化、利害関係者への価値創出において大きな変革をもたらす基盤となっています。多くの企業ではクラウド移行が完了している領域が20%程度にとどまっていますが、よりコスト効率とスピードを重視しながら残りの80%以上の領域をクラウドに移行するためには、大胆かつ斬新な手法を取り入れた抜本的な変革が必要になります。アクセンチュア クラウド ファーストに対する30億米ドルもの投資と、インテリジェント・プラットフォームが提供する業界屈指のSaaSによって、企業のクラウド移行を全面的に支援するために必要な価値、スピード、イノベーションを提供していきます。」

アクセンチュアのストラテジー & コンサルティング担当グループ・チーフ・エグゼクティブのアネット・リッパート(Annette Rippert)は次のように述べています。「企業がデジタルを活用した成果を新たな次元に引き上げるためには全社を挙げて人材を変革するとともに、これまでにない新しい手法で事業を運営し、高い競争力を確保しながら顧客へのサービス提供に努める必要があります。アクセンチュアはお客様がクラウド化の恩恵を受けられるよう、必要となるコアスキルの構築や新しい働き方の早期導入などを支援していますが、こうした変革の推進や人材開発の取り組みはお客様に限った話ではありません。アクセンチュアでは既に95%の領域がクラウド化しているほか、2019年度には人材開発に10億米ドルを投資しており、アクセンチュア クラウド ファーストの発足によりこうした取り組みをより一層加速していきます。」

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界的にクラウド需要が急増している中、ガートナーによると、2020年における世界のパブリッククラウドサービス市場規模は2,579億米ドルになると予測されており、これは2019年の2,427億米ドルから6.3%の成長となります。ガートナーのリサーチ・バイス・プレジデントのシド・ナグ(Sid Nag)氏は次のように述べています。「新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大した当初は、一時的なクラウドサービスの障害が散見されましたが、その後は安定的にサービスが提供されています。また、需要の拡大を受け、柔軟な従量課金モデルを求める顧客ニーズに対応する動きも進んでいます。」[1]

[1] Gartner Press Release, Gartner Forecasts Worldwide Public Cloud Revenue to Grow 6.3% in 2020, July 2020, https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2020-07-23-gartner-forecasts-worldwide-public-cloud-revenue-to-grow-6point3-percent-in-2020#:~:text=The%20worldwide%20public%20cloud%20services,increasing%2095.4%25%20to%20%241.2%20billion

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業です。40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズサービスを、世界最大の先端テクノロジーセンターとインテリジェントオペレーションセンターのネットワークを活用して提供しています。アクセンチュアは50万6,000人の社員が、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。アクセンチュアは、変化がもたらす力を受け入れ、お客様、社員、株主、パートナー企業や社会へのさらなる価値を創出します。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp をご覧ください。

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種類
経営情報
ビジネスカテゴリ
経営・コンサルティング

会社概要

アクセンチュア株式会社

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
電話番号
-
代表者名
江川昌史
上場
海外市場
資本金
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設立
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