時短コスメシリーズ「サボリーノ」と福祉実験ユニット「ヘラルボニー」によるコラボレーションがついに登場! 起用作家インタビュー第二弾を紹介。
- サボリーノとは?
2015年4月にデビューしたサボリーノは、ふき取りによる洗顔とスキンケア・保湿下地を60秒で整える朝用フェイスマスクを筆頭にしたブランド。2022年7月1日に、フェイスマスクのシリーズ累計出荷枚数7億枚を突破。そして、市場調査が誕生した2019年から朝用フェイスマスクシェアNo,1の3年連続首位を独走中。毎年行われる美容業界が認めるベストコスメ企画は、2020年12月に100冠を突破し現在も記録を更新しています。現在、海外での展開は、アメリカ、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、中国、タイ、イタリア、ブルガリアなど、39の国と地域でサボリーノを販売しています。(2021年12月時点)
- サボリーノが取り組むサスティナブルアクション
毎日の習慣「目ざまシート」で、一歩ずつ持続可能なエコを。サボリーノシリーズは“サステナブルアクション”のスローガンのもと、これまで廃棄されていた素材を成分へ活用する「成分のエコ」、容器のプラ使用率を15%削減する「資材のエコ」、使用済みパッケージを回収する企画「回収のエコ」など、SDGsを支援する製品づくりに積極的に取り組んできました。
- 毎日のお手入れをもっと楽しく!福祉実験ユニット「ヘラルボニー」とコラボレーション
サボリーノシリーズのサスティナブルアクションをさらに多くの方に知っていただくために、今回のコラボレーションでは「目ざまシート」全6種類のキー成分から連想されるカラーイメージをもとに、ヘラルボニーが契約する障害のある6名の作家が描いたアートをそれぞれのデザインに起用することで、“異彩を放つ“企業限定パッケージとして展開。毎日の「目ざまシート」でのお手入れ習慣をもっと楽しんでいただけるようなパッケージに仕上げています。
- 福祉実験ユニット「ヘラルボニー」とは?
ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニットです。日本全国の主に知的な障害のある作家と契約を結び、アートの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込むアートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、ホテルなどの空間のアートプロデュース、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。これらの社会実装を通じて、「障害」のイメージ変容と福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。
ヘラルボニー公式サイト
https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com
- ヘラルボニー起用作家インタビュー<第二弾>
※下記のインタビューはヘラルボニーにより2022年11月~12月にかけて実施され、作家様のご家族や在籍施設のスタッフの方に一部回答いただいております。
Q、今回起用させていただいた作品のタイトル「葉っぱ」 のモチーフやテーマを教えてください。
A、自然が好き。植物の葉っぱがキラキラして見えてキレイだったので描きました。
Q、作品にはたくさんの色彩が使われていますが、特に好きな色や画材はありますか?
A、赤です。色鮮やかだから好きです。また使うものは色鉛筆とクレヨンが多いです。描きたいと思ったらポスターやカレンダーの裏にも描きます。
Q、土屋さんはアートを描く際に、どのようなこだわりがありますか?
A、楽しい気持ちのときに描くことが多いです。
Q、今回の「サボリーノ」とのコラボレーションの感想を教えていただけますか?
A、参加できて嬉しかったです。僕の作品がプリントされたパックをお店で見つけて欲しいです。
土屋 康一/Koichi Tsuchiya
土屋の代表的な作品は、「はっぱ」と題される串に団子が刺さったような形状の作品群と、「はな」と題される画面全体を複数色で塗り分ける作品群に大別される。その他にも「おすし」などの具体物や人物、バス運行に関する記録メモを取ることもある。「はっぱ」「はな」双方とも鮮やかな色彩が共通しており、植物の優しいイメージと相まって、愛好者も多い。近年では新築家屋のふすまや、美容室や児童施設の壁面も作画し、好評を得ている。
Q、今回起用させていただいた「蟻」 のモチーフやタイトルは、どのように決められたのでしょうか。
A、SATOは「その日の図形」のくり返しにこだわる作風をもっており、この絵の時期は、「C、C(シー)」と言いながら、アルファベットのCの形で画用紙を埋めていました。「蟻」というタイトルは、大きさのそろったCのタッチがぎっしり並んでいる様子が、SATOがよく観察しているありんこの群れみたいだね、と家族でつけました。
Q、作品にはたくさんの色彩が使われていますが、特に好きな色や画材はありますか?
A、SATOの中では「その日の色合い」のイメージが最初から決まっているらしく、毎日違う3〜4色の組み合わせだけで、ぶれることなく統一感のある絵を仕上げます。特に、明るく淡い色のセットを好んで使うことが多いです。やさしい色のパステルカラーでまとめた「蟻」は、とてもSATOらしい雰囲気の作品のひとつです。
Q、アートを描く際、どのようなこだわりがありますか?
A、画材は、Grumbacher(グランバッハ)社の透明水彩絵の具24色セットを使用しています。地元マサチューセッツ州のブランド、という親近感から使い始め、ずっと愛用しているものです。 米国製なのにドギツくない自然な発色で、透明絵の具なので重ね塗りしたときの効果が美しく、濁った色を嫌うSATOが一番気に入っている絵の具です。また、SATOのもつ自閉症的なこだわりとして、毎日決まったイベントを行う(一日一枚絵を描くのも)、同じ道具を同じ配置で使う、などの習慣を好みます。一枚の絵の中で、同じタッチでひたすら画用紙を埋め尽くしていくのも、やはり彼のこだわりからくる作風です。
Q、今回の「サボリーノ」とのコラボレーションの感想を教えていただけますか?
A、SATOは母がフェイスマスクを使うと、顔が変わるのを面白がって、いつも横目で「うふふふ」と笑っています。サボリーノさんのよい香りのする目ざまシートで、SATOを笑わせるのが楽しみです。新しいパッケージでも、たくさんの方々の朝を快適にすることができますよう願っております!
SATO
1999年米国ボストン生まれ、メガネと補聴器をかけた、身長120cmのアーティスト。軽度難聴をもつ低出生体重児として、小さく生まれ、ゆっくり育つ。のちに知的障害を伴う自閉症スペクトラムと診断された。発語はほとんどない。10歳のサマーキャンプで、水彩画と出会う。以来、自宅でも、毎日1枚の絵を描くようになった。好きな音楽を聴きながら、その日選んだ2〜3色で、大判画用紙を埋め尽くしていくスタイルは変わらない。米国製グランバッハー社の透明感ある水彩絵の具24色セットを愛用している。地元のサポートグループ「ボストンスペシャルニーズ(BSN)」メンバーとして、数々のアートフェアに出品。余暇には、ボストンの障害者のためのさまざまなアートクラスで、さをり織り、ピアノ、ダンスを楽しんでいる。散歩しながら、鉄塔と通風口の写真を撮るのが好き。絵本「バムとケロ」シリーズの大ファン。
Q、今回起用させていただいた「タムタムドット」 のモチーフやタイトルを教えてください。
A、タイトルは元々、利用者が思い思いの丸を描いたものを「tamtamdot(タムタムドット)」というブランドにして製品化していたため、丸を描くことが多く、タイトルもそのまま「タムタムドット」になりました。(職員談) モチーフについては、最近世の中で暗いニュースが多いから、明るくしたいという思いから。
Q、作品にはたくさんの色彩が使われていますが、特に好きな色画材はありますか?
A、いっぱいありすぎて選べない。
Q、郁美さんは、アートを描く際にどのような画材を使ったり、こだわりがありますか?
A、画材はポスカ。理由は描きやすいから。
Q、今回のサボリーノとのコラボレーションの感想を教えていただけますか?
A、 嬉しいです。世界が平和になればいい。
郁美/Ikumi
1983年生まれ 仙台市在住。2011年多夢多夢舎在籍。たくさんの人とコラボするのが好きで、ダンス、朗読、コラージュなどを行う。2015年、素材としてのトワル(服)に出会う。2016年5月よりトワル作品「雨」に取り組んで以来毎日、フェルトを丸い形に切り、トワルに貼ることを続けている。ワークショップに出向いた際に、道を間違えたスタッフにツッコミを入れるのは彼女の役目。好きな武将は「多すぎて選べない」。趣味は読書(歴史関係)。
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ヘラルボニー https://www.heralbony.jp/contact/others
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