新潟県十日町市で春の「十日町きもの彩時記」がスタート！春を彩る、様々なきもの関連イベントが開催されます

2024年4月からスタート

公益社団法人新潟県観光協会

2024年3月26日 10時22分

国の伝統的工芸品に指定された「十日町絣」「十日町明石ちぢみ」に代表される先染と、新潟県の伝統工芸品に指定された「十日町友禅」（振袖、訪問着などに代表される後染の技術の両輪を併せ持つ全国屈指のきもの総合産地である十日町市にて、春を彩る「十日町きもの彩時記」と銘打ち、2024年4月よりきもの関連の各種イベントを開催いたします。

十日町織物の歴史は、正倉院に所蔵されている麻布(越後布)まで1200年以上さかのぼります。その歴史と伝統に育まれながら、先人の卓越した技術と多くの努力により、高品質の高級麻織物を産出してきました。江戸時代末から明治の初めにかけて絹織物への転換、戦後は後染に進出し日本でも屈指のきもの総合産地として、人々の生活や文化に根付いてきました。

「雪が消えれば越路の春は梅も桜も皆開く」と十日町小唄の一節にあるように、雪国が冬の眠りから目覚める春。艶やかな十日町のきものを、『見て、着て、感じて』いただける様々なイベントが始まります。

十日町きものフェスタ2024

全国有数のきもの総合産地として大正時代から100年続くイベント。

十日町産地の幅広い商品群、「振袖」「留袖」「訪問着」「紬絣」「付下・着尺・羽織・コート」「帯」の6部門(総点数100点ほど)を審査。最高賞の経済産業大臣賞、そのほか部門ごとの優秀賞が競われます。期間中どなたでも入場できます。

【日時】　2024年４月８日(月)～12日(金)9時～17時　※12日(金)は15時まで

　　　　　＜一般公開(入賞発表)＞4月13日(土)　9時から15時

【会場】　クロステン十日町(新潟県十日町市本町六の1-71-26)

第48回十日町きものまつり

きものの街を彩る春の一大イベント「十日町きものまつり」。

例年、歩行者天国などでの様々な楽しい催しやきものの貸出しや着付けを行う「きものの里をきもので歩こう」のほか、十三詣りや稚児行列などの伝統行事が行われます。また同日には、十日町市の「二十歳のつどい」も開催され、華やかな振り袖姿が街を彩ります。

【日時】　2024年5月3日(金・祝)午前11時～午後3時

【会場】　本町通りほか(新潟県十日町市本町)

令和６年度十日町市二十歳のつどい

前年度中に20歳を迎えられた方を対象とし、「十日町きものまつり」と同日に式典を開催します。

色鮮やかなきもの姿で友人との思い出話に花を咲かせ、家族や恩師、大勢の人と喜びを分かち合う一生に一度の式典が、若者の活気で満ちあふれる空間となります。

【日程】　2024年5月3日(金・祝)

【会場】　越後妻有文化ホール「段十ろう」(新潟県十日町市本町1丁目上508-2)

十日町織物産地特別招待会

豪雪地十日町の長く厳しい冬が終わり、十日町ならではの春の恵みと新緑の季節に、十日町産地の新作きものを一堂に集めた展示販売会を開催します。雪国十日町の匠の技を結集して創り上げた「十日町のきもの」をご覧ください。

【日時】　2024年5月10日(金)～13日(月)午前10時～午後5時30分

【会場】　クロステン十日町(新潟県十日町市本町六の1-71-26)

第20回きものの街のキルト展

「きものの街のキルト展」が始まると、市街地にはさまざまな色や技法のキルトが飾り付けられます。「きものの街のキルトコンテスト」では、全国からキルト作品を募集し、入賞作品を展示します。

【日時】　2024年5月31日(金)～6月9日(日)

【会場】　中心市街地商店街ほか(新潟県十日町市本町)

～職人探訪～十日町きものGOTTAKU(ごったく)2024

これまで関係者以外は見る事ができなかった、十日町市内にある「きもの関連企業(糸撚り、織り、染め、加工、メンテナンス)工場内を一般の方々に特別に公開します。

各工場では目の前で職人の技を見ることができますので、この機会に皆さんお出かけください。

【日時】　2024年5月30日(木)～6月1日(土)、6日(木)～8日(土)

【会場】　市内10企業

「十日町きもの彩時記」着て来てお得！きもの特典サービスを実施します。
「十日町きもの彩時記」期間中に、きもの姿で市内の対象店舗にご来店をされた方に、お得なサービスをご用意します。
【特典期間】2024年4月8日(月曜日)～6月9日(日曜日)
※対象店舗の情報は、決まり次第「十日町きもの彩時記」ウェブページに掲載します。