トビラシステムズ 特殊詐欺・フィッシング詐欺に関するレポート(2026年8月)

大雨や地震など災害に便乗した特殊詐欺や悪質商法に注意

トビラシステムズ

特殊詐欺やフィッシング詐欺の対策サービスを提供するトビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:明田 篤、証券コード:4441、以下「トビラシステムズ」)は、2026年8月に当社調査で確認された詐欺電話や詐欺SMSに関する独自調査レポートを公開します。(調査期間:2026年8月1日〜8月31日)

また、直近の当社調査で確認された傾向についてもお知らせいたします。

<調査サマリー>

◉ 北米「+1」などの国番号を中心に、ニセ警察詐欺の電話が発生

◉ 通信事業者や宅配事業者をかたる国際電話が発生、ニセ警察詐欺の入り口の可能性も

◉ IT関連は「Apple」、生活インフラ関連は「東京電力」をかたるSMSが多発

◉ 大雨や地震など災害に便乗した詐欺や悪質商法、被災地以外も偽の「義援金」などに注意

1. 詐欺電話レポート

○国際電話番号を使った不審電話は減少、携帯電話番号は増加

2026年8月に新たにトビラシステムズの迷惑電話番号データベースに登録された番号の種別割合は、国際電話番号が61.6%(前月差−8.4pt)で、前月から減少しました。携帯電話番号は20.8%(前月差+5.2pt)で、前月から増加しました。

固定電話番号は3.1%(前月差+0.2pt)、特定IP電話番号(050番号)は10.4%(前月差+1.7pt)でした。

○「+1」「+61」などの国番号で通信事業者や宅配事業者をかたる電話が発生

当社の調査で、2026年8月に着信件数が多かった国際電話の国番号は、上位からアメリカ合衆国やカナダなどの北米地域、オーストラリア・クリスマス島・ココス諸島、ロシア・カザフスタン、イギリス、マレーシアでした。

「+1」で始まる北米の国際電話番号からは、警察官をかたる「ニセ警察詐欺」の発生が確認されました。また、金融機関、通信事業者、宅配事業者、官公庁などをかたる不審な発信も多数確認されました。

また、「+61」「+60」などの国番号からも、通信事業者や宅配事業者などをかたる不審な発信が確認されています。事業者を装う電話を入り口とし、「携帯電話が不正に利用されている」「荷物に不審物が入っている」などの名目で偽の警察官に転送されるニセ警察詐欺の手口も発生しているため、注意が必要です。

2. 詐欺SMSレポート

○IT・テクノロジー関連の事業者をかたるSMSが増加

2026年8月は、IT・テクノロジー関連の事業者をかたる手口の割合が25.9%で、前月から割合が上昇しました。また、公共料金・生活インフラ関連の事業者をかたる手口の割合も増加し、21.7%となりました。

○「Apple」や「東京電力」をかたるSMSが多発

実在する企業やブランドをかたるSMSについて、2026年8月は「Apple」や「東京電力」をかたるSMSが1ヶ月を通じて多発しました。また、「ヤマト運輸」をかたるSMSも上旬から中旬にかけて発生が目立ちました。

<参考資料>

フィッシングメッセージ、偽のサポート電話、その他の詐欺を含むソーシャルエンジニアリングスキームを認識し、対処する(Apple)
https://support.apple.com/ja-jp/102568

東京電力(TEPCO)を装ったSMSフィッシング詐欺にご注意ください!(東京電力)
https://www.tepco.co.jp/ep/support/sms/phishing/index-j.html

ヤマト運輸の名前を装った「迷惑メール」が多発しています。「なりすましサイト」への誘導に十分ご注意ください(ヤマト運輸)
https://www.yamato-hd.co.jp/important/info_181212.html

詐欺SMSの検知状況をリアルタイムに観測し可視化する「詐欺SMSモニター」で、詐欺SMSに関する最新情報をご確認ください。

詐欺SMSモニター

https://smon.tobila.com/

 3. <トピック>大雨や地震など、災害に便乗した詐欺や悪質商法に注意

昨今、大雨や地震などによる被害が全国各地で発生しています。災害の発生後は、関連した特殊詐欺や悪質商法などが発生する場合があります。

トビラシステムズの過去の調査では、災害の発生後、リフォームや不用品買い取り、電気料金などに関する悪質な営業・勧誘の電話が急増した事例があります(注1)。また、災害に便乗し、偽の義援金募集サイトへ誘導するメールやSMSが発生したケースもあります(注2)。

被災地周辺に加え、被災地から離れた地域においても、災害に関連した特殊詐欺や悪質商法にご注意ください。 

【災害発生後に注意したい特殊詐欺や悪質商法の例】

  • 公的機関やボランティアなどを名乗り、募金を求める不審な電話やメール・SMSが届く

  • 「屋根の点検をする」と業者から訪問を受け、無料で点検後、「このままでは雨漏りする」と言われ高額な契約をさせられた

  • 「不用品を買い取る」などと電話があり、訪問を承諾すると、売るつもりのない貴金属まで強引に買い取られてしまった

  • 家庭用蓄電池の勧誘で「災害時にも役立つ」などと説明され、高額な契約をさせられた 

【対策】

  • 公的機関が、個別に電話やメール等で義援金や寄付を求めることはありません。このような電話やメールがあった場合は、対応しないでください。

  • 事業者を名乗り、訪問の承諾を求める電話があった場合は、すぐに承諾せず、事業者名や目的等を確認してください。不審に感じた場合は、安易に訪問を承諾しないでください。

  • 「無料点検」などとうたい、突然訪問してくる業者にご注意ください。契約を迫られてもその場で判断せず、複数社から見積もりを取ってから検討するなどしてください。

  • 特殊詐欺や悪質商法の被害の入り口になりやすい電話やSMSの対策として、迷惑電話・SMS対策サービスをご活用ください。

<参考資料>

ご用心 災害に便乗した悪質商法(独立行政法人 国民生活センター)
https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/disaster.html

(注1)トビラシステムズ 特殊詐欺・フィッシング詐欺に関するレポート(2023年12月)
令和6年能登半島地震に関連した不審な電話に関する調査データ
https://tobila.com/news/report/p1684/

(注2)2023年2月6日発生のトルコ大地震への寄付を装う不審SMSに関する注意喚起
https://x.com/tobilasystems/status/1623987511843524609?s=20

4. トビラシステムズについて

テクノロジーで社会課題の解決を目指し、特殊詐欺やフィッシング詐欺、グレーゾーン犯罪撲滅のためのサービスを提供しています。詐欺電話・詐欺SMS等の情報を収集・調査してデータベースを構築し、自動でフィルタリングする「迷惑情報フィルタサービス」は、固定電話、モバイル、ビジネス向けに展開し月間約1,500万人にご利用いただいています。

<会社概要>

会社名  :トビラシステムズ株式会社
代表者  :代表取締役社長 明田 篤
証券コード:4441(東証スタンダード市場)
設立   :2006年12月1日
所在地  :愛知県名古屋市中区新栄町一丁目1番地 明治安田生命名古屋ビル15F
公式サイト:https://tobila.com/

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業種
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本社所在地
愛知県名古屋市中区新栄町一丁目1番地 明治安田生命名古屋ビル15F
電話番号
050-3612-2677
代表者名
明田 篤
上場
東証スタンダード
資本金
-
設立
2006年12月