アスエネと化学品専門商社の稲畑産業が業務提携を開始
CO2排出量見える化・削減クラウド「アスエネ」を通して、企業の脱炭素経営を支援
稲畑産業との業務提携内容
アスエネは、情報電子・化学品・生活産業・合成樹脂の各分野における商品の販売および製造などを手掛ける専門商社の稲畑産業と業務提携契約を締結しました。
アスエネは、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」を通じて、企業の活動全体におけるCO2排出量やCFP(カーボンフットプリント)の算定を支援します。また、日本で唯一、CDPの気候変動コンサルティング、スコアリングパートナーの双方に認定*されている実績を生かしたSX*コンサルティングにより、企業へ最適なCO2排出量の削減提案とCDP・TCFDなどの環境イニシアチブへの報告支援を行います。
さらに、稲畑産業は、バイオマスプラスチック、リサイクルプラスチック、生分解性プラスチックなど環境に配慮した樹脂をはじめとする脱炭素商材やソリューションを提供することにより、企業のCO2排出量削減に貢献します。
本業務提携により、アスエネと稲畑産業のソリューションを通じてCO2排出量の見える化・削減をワンストップで支援します。そして、取引先企業のさまざまな脱炭素経営のニーズに応え、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
*自社調べ(2022年8月、CDPジャパンより)
<各社の役割>
・アスエネ
CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」の提供
SXコンサルティングの実施
CDP・TCFD・SBTiなどのイニシアチブ報告支援
・稲畑産業株式会社
バイオマス/リサイクル/生分解性など環境に配慮した樹脂の提供
マテリアルリサイクルビジネスの提供
その他、脱炭素ソリューションの提供
業務提携の背景
アスエネが提供する「アスエネ」は、企業・自治体を対象に、GHGプロトコル*におけるScope1-3*のサプライチェーン全体のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスとSX*コンサルティングを行っています。強みである脱炭素のワンストップソリューションにより、企業の脱炭素経営推進に向けた包括的なサービスを提供しています。
また近年、稲畑産業のバリューチェーン上の多くの取引先からのCO2排出量算定と、その削減施策についてのニーズが高まっています。そのため、合成樹脂セグメントでは「グリーンビジネス推進プロジェクト」を立ち上げ、バイオマスプラスチックやリサイクルプラスチックをはじめとする、多様な脱炭素商材・ソリューションの提供に注力しています。稲畑産業では、中期経営計画やマテリアリティの中で、事業を通じた環境課題の解決への貢献を表明し、環境負荷低減商材の拡充を図っています。
稲畑産業について
会社名:稲畑産業株式会社
事業内容:情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂の各分野における商品の販売および製造など
代表者:代表取締役社長 稲畑 勝太郎
設立:1918年6月10日
本社:(大阪本社)大阪市中央区南船場一丁目15番14号
(東京本社)東京都中央区日本橋室町二丁目3番1号 室町古河三井ビルディング
WEBサイト:https://www.inabata.co.jp/
稲畑産業サステナビリティサイト:環境ビジネス(環境負荷低減商材)
https://www.inabata.co.jp/sustainability/environment/business/
「アスエネ」について
「アスエネ(旧:アスゼロ)」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・見える化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3*のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・CDP認定の気候変動スコアリングパートナーとしての豊富な実績によるSX*コンサルティング
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品別CFP*機能により、製品・サービス単位のライフサイクル全体のCO2e排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み
アスエネサービスサイト:https://earthene.com/asuzero
「アスエネESG」について
「アスエネESG(旧:ESGクラウドレーティング)」は、企業のサプライチェーンのESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)経営の取り組みを可視化できるESG評価プラットフォームです。
<主な特長>
・サプライチェーン企業に対し、信頼性の高いESG評価が可能
・サプライチェーン調達におけるESG評価の工数削減
・有価証券報告書の開示に対応したコンサルティング
・表彰・PRで認知と集客の最大化
アスエネESGサービスサイト:https://earthene.com/rating
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」
ESG評価クラウドサービス「アスエネESG」
カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」の運営
資本金:25億2,681万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital等
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1丁目17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 CIC TOKYO
URL:https://earthene.com/corporate/
【採用について】
ミッションである「次世代によりよい世界を」を実現するため、全方位で採用を強化しています。
採用サイト:https://earthene.com/corporate/recruitment
【アライアンスについて】
当社サービスの展開を共にお取り組みいただけるパートナーを募集しています。
協業例:金融機関・地域金融機関、総合・専門商社、コンサル、製造業、投資ファンドなど
問い合わせ先:https://earthene.com/corporate/form/contact
<注釈補足>
* SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える
* GHGプロトコル:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量算定と報告の国際・世界基準
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
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