テラドローンとアンゴラ国営石油企業Sonangol子会社MS TelcomとMOU締結
サブサハラアフリカで2番目に大きい産油国アンゴラにおける新産業創出に貢献
本MOUを通じて、両社はアンゴラ市場での協業を推進し、新たな産業の創出を目指してまいります。
■MOUの背景と目的
アンゴラは2007年にOPECに加盟したサブサハラアフリカで2番目に大きい産油国です。現在では、国内には他の産業も存在し、経済の多様化への取り組みも行われています。農業部門やダイヤモンドなどの産業が成長しており、政府はさらなるセクターの発展を促進するために努力をしています。経済の多様化への取り組みは進んでおり、将来的には石油への依存度を減らし、持続可能な成長を実現する可能性があります。インフレ率の上昇や失業率の問題も認識されており、積極的な対策が求められていますが、政府はこれらの課題に取り組んでいます。
アンゴラの産業顧客に通信サービスを提供するMS Telcomは、石油・ガス、精製、鉱業、政府機関といった多様なセクターに対し、直面している生産性とコスト効率の問題を解決するための手段として、通信サービスだけでなく最先端のデジタルソリューションを提供することを目指しています。このデジタルソリューションとして、ドローン技術を用いて効率的なオペレーション監視を実現し、生産性を向上させ、不必要なコストを削減するという取り組みが進められています。ドローンは、顧客が直面している問題を解決する可能性を秘めているとMS Telcomは考え、通信サービスと統合したドローンサービスの提供を検討しています。
このような観点から、MS Telcomはドローンパートナーを選ぶ際に、テラドローンの海外での豊富な実績と、世界第二位の時価総額を誇るアラムコとの取り組みを評価しました。結果的に、テラドローンはその高い技術力と信頼性から、MS Telcomの最適なドローンパートナーとして選出されました。
この新たな提携により、テラドローンはMS Telcomの顧客に向けてドローンソリューションを提供することになり、アンゴラ国内での新産業の創出と存在感を高めることを目指します。
さらに、テラドローンとMS Telcomは、西アフリカ地域の新たな市場を開拓するための取り組みも進めています。両社は連携し、技術と経験を兼ね合わせて、アフリカ地域におけるドローンテクノロジーの普及と成長を促進し、持続可能なビジネスの展開を支援してまいります。
■Terra Drone株式会社
2016年より「空から世界を進化させる」というミッションを掲げ、東京に本社を置き、国内外の10か国に、自社開発製の特許取得済みである測量用・点検用ドローンを石油ガス・化学・建設業界などへ提供しています。また、世界8か国で既に導入済みの運航管理（UTM）を展開。空飛ぶクルマやドローンの開発及びソリューションを提供するドローンサービスプロバイダーです。詳しくはhttp://www.terra-drone.net
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