地域防災の新たな一歩 名古屋市 片平学区防災安心まちづくり委員会と「大規模災害時における地域と事業所との支援協力に関する覚書」を締結
-地域と共に進む、安心・安全の未来へ-
株式会社ジーアイビー(本社:名古屋市中区、代表取締役:鈴木 衛)は、2024年10月9日、名古屋市片平学区防災安心まちづくり委員会と「大規模災害時における地域と事業所との支援協力に関する覚書」を締結しましたのでお知らせいたします。
本協定は、名古屋市が推進する「防災安心まちづくり運動」の趣旨に基づき、地域と企業が連携して大規模災害に備えるものです。ブルースカイランドリーバッティングららら緑店に備えられた簡易発電機や炊き出し用の大釜などの防災資機材を貸し出し、災害発生時に地域支援協力を行うことを目的としています。名古屋市内ではすでに、名古屋市および4つの防災安心まちづくり委員会と協定を締結しています。
今回の協定により、有事の際にはスムーズに災害支援が行える体制が整い、平時から地域との連携を強化していくことができます。地域の皆様へ身近なコインランドリーが防災対策の選択肢として活用可能であるということが改めて防災への再考や防災意識を高めるきっかけとなり、お役に立てるようなコインランドリーを目指してまいります。
◇写真
左:片平学区区政協力委員会委員長 :青山 知早子
右:名古屋市緑消防署長 :布川 賢治
中:株式会社ビーエスエル 代表取締役社長 :野田 孝志
■概要
株式会社ジーアイビーは、日常生活をサポートするコインランドリーを、災害時には避難場所としても活用できる「災害対応型ランドリー」を現在、全国301店舗中187店舗(2024年10月1日現在)展開しています。
災害発生時、個人の備え(自助)、地域での助け合い(共助)、公的機関による支援(公助)の連携が重要です。当社では、行政や地域との協力を強化し、防災意識を高めるため、各地で災害協定を締結しています。
近年、多発する大雨による災害や大規模な停電などにより、電源の確保が困難になるケースが増えています。そのような状況下で、簡易発電機や炊き出し設備を備えた災害対応型コインランドリーは、被災者に安心を提供し、温かい食事を通じて心身を癒やす場としての役割を果たします。
■災害対応型ランドリー概要
災害対応型店舗では、3日分のLPガスを貯蔵できるガスボンベ、ポータブル発電機との接続が可能な設備を完備しています。ポータブル発電機は、コインランドリーの乾燥機用ガスを利用して発電し、携帯電話の充電などに電力を供給します。また、ガスコンロや大釜も備えており、炊き出しによる温かい食事の提供が可能です。このような設備により、地域の防災拠点としても機能することができます。
■協定への経緯
2024年6月14日にオープンしたブルースカイランドリーバッティングららら緑店は、災害対応型店舗として防災資機材を完備しています。当社は、片平学区防災安心まちづくり委員会に対し、この店舗が災害時に避難所として活用できることを提案し、今回の協定締結に至りました。
■今後の展開について
現在、全国301店舗中187店舗(2024年10月1日現在)が災害対応型店舗として運営しております。当社は、全国に500店舗の展開を目指しており、新規店舗についても可能な限り災害対応型店舗として出店する方針です。今回の片平学区防災安心まちづくり委員会を含む、27市町村と25自治会と災害協定を締結しており、今後も地域の防災支援を強化し、被災者の安心・安全な避難生活をサポートするため、さらなる協定締結を推進してまいります。
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