【養老孟司さんが書評を寄稿!】落合陽一さんが「考える流儀」を明かした最新刊『半歩先を読む思考法』、本日(7月19日)発売!
株式会社新潮社は、筑波大学准教授でメディアアーティストの落合陽一さんが日々の思考の過程をはじめて明かした著書『半歩先を読む思考法』を本日、7月19日(月)に発売いたします。
■発売に際して、養老孟司さん(解剖学者)が書評を寄稿。
解剖学者で、440万部突破のベストセラー『バカの壁』の著者・養老孟司さんが「波」8月号(7/27発売)に書評を寄稿。「私の封印を解く想定外の著作」と題して、落合さんの文章の魅力と、養老先生ご自身に与えた影響について、ユーモアたっぷりに綴っています。
■未曽有のコロナ禍でどう未来を見通したのか?
このコロナ禍において、「世界が元に戻ることを当然のように思う(世間への)違和感」(2020/4/4)との発言で、“ビフォアコロナ”から“ウィズコロナ”、そして“ポストコロナ”への不可逆性を見通し、初めて全国に緊急事態宣言が出された直後の記事では、世界的にも終息時期の予測が乱立する中、ある企業のリポートに着目し、「来年(2021年)の9月くらいにならないと状況が変わらないのでは」(2020/4/19)と、現在の状況を予見するような記述を残しています。落合さんが未曽有の事態をどう捉え、どのように考えを深めていったのか、本書にはその過程が同時進行で記録されています。
■思考のプロセスを追体験できる文章
本書に収録した原稿は、「思考と雑談するように文章を書く」という落合さんが、考えながら書き、書きながら考えた、思考のプロセスそのものです。つまり、本書を読むことは、落合さんがどのように考えを深化させていくのか、その過程を追体験することでもあります。
■分野や領域に縛られない多ジャンルのインプット
研究の世界において最先端のテクノロジーを取り入れるだけでなく、メディア出演やイベント等を通して、学者、経営者、政治家、アーティストといった各界のトップランナーと対話を重ね、常に多種多様な情報をインプットし続けています。落合さんのひとつひとつの判断の背後には、そういったジャンルを問わない膨大なインプットの存在があります。
■著者・落合陽一さんのコメント
2019年の初頭から「note」で連載を始めました。
日々考えていることや時代に対して思うこと、今後の社会やインフラがどう変化していくかなどを書き留めては反芻していった記録が本になるということで実に感慨深く感じています。
特にビフォアコロナからウィズコロナ・ポストコロナへと変化していく時代の記録とその変化、リアルタイムで考えていたその展望を含め貴重な記録になったと思います。
今までのビジネス書とは異なり、長い時間をかけて散文的に書いた文章を編集の皆さまと編纂し、思考のエッセンスが凝縮された一冊になったと思います。
ぜひお手に取ってみてください。
■著者紹介・落合陽一(おちあい・よういち)
1987年東京都生まれ。筑波大学情報学群情報メディア創成学類を卒業し、東京大学大学院学際情報学府で博士号を取得(学際情報学府初の早期修了者)。現在、筑波大学図書館情報メディア系准教授/デジタルネイチャー開発研究センター・センター長。ベンチャー企業や一般社団法人の代表を務めるほか、政府有識者会議の委員等も歴任。メディアアーティストとして個展も多数開催し、EUのSTARTS Prize やメディアアート賞のPrix Ars Electronicaなど、研究から芸術に至るさまざまな分野において国内外で受賞多数。日本テレビ系 (撮影・宮﨑健太郎)
「news zero」やNewsPicksのライブ動画番組「WEEKLY OCHIAI」、NHK Eテレ「ズームバック×オチアイ」など、メディアでの発信も行う。著書に『魔法の世紀』『デジタルネイチャー』『2030 年の世界地図帳』などがある。
【タイトル】半歩先を読む思考法
【著者名】落合陽一
【発売日】2021年7月19日
【造本】四六判(256ページ)
【本体定価】1,540円(税込)
【ISBN】978-4-10-353831-8
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/353831/
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