7月に1000頭規模で開場する耶馬渓ファームが「みどり認定」を大分県から取得
グリーンコープが取り組む共生・循環型酪農を推進
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下「グリーンコープ」)は、2026年7月に1000頭規模で開場する耶馬渓ファームが「みどり認定」を大分県から取得したことをお知らせします。
みどり認定とは「みどりの食料システム法」に基づき、化学肥料・農薬の使用低減などに取り組む農業者の認定制度です。環境負荷低減事業活動の実施計画を作成し、都道府県知事から認定を受けることが必要な制度で、農林漁業及び食品産業の持続的な発展、環境への負荷の少ない健全な経済の発展等を図ることが目的です。

■耶馬渓ファームの環境に配慮した酪農
耶馬渓ファームは、環境に配慮し、温室効果ガス(メタンガス)削減に取り組みます。必要な温室効果ガス排出量が少なく、省力的で処理能力の高い家畜排せつ物処理機械(好気性発酵処理機械)の導入を進め、温室効果ガスの削減と作業効率化の両立を実現し、生産した堆肥の販売先の拡大を目指します。以上の目標を申請し、環境負荷低減事業活動実施計画が認定されました。
耶馬渓ファームは7月に酪農場の開場を予定しており、畜排せつ物の堆肥化処理量、年間約1万3000トンを適切に処理し、施肥基準や土壌診断結果等に則して肥料成分の施用量、施用方法も適切に行います。
耶馬渓ファーム(大分県中津市耶馬溪町大字金吉5174-19)
https://milk.greencoop.or.jp/yabakeifarm/
■グリーンコープの共生・循環型酪農プロジェクト
グリーンコープは共生・循環型の酪農に取り組んでいます。「耶馬渓ファーム」「グリーンコープTMRセンター」「グリーンコープミルク」がそれぞれつながり、循環型酪農を進めていきます。例えば、耶馬渓ファームで作られる堆肥を粗飼料の牧草を育てるために活用し、粗飼料はTMRセンターでエサに加工し、そのエサを牛が食べて乳を出します。そして乳をグリーンコープミルクの工場でびんに詰めて牛乳として消費者(組合員)へ届け、さらにびんも回収し、循環させていきます。
■自家消費型太陽光発電システムを設置
耶馬渓ファームには、グリーンコープのカーボンニュートラル運動の一環として進められている『オンサイトPPAグリーン市民発電所』である自家消費型太陽光発電システムが設置されています。成牛舎、搾乳牛舎、乾乳舎の屋根上に設置されたPVパネルは合計で1066kWの大容量となっており、年間で115万kWの再エネ電気がつくられる見込みで、約498トンもの二酸化炭素削減効果(※1)が期待できます。この排出量は、約57ヘクタール(東京ドーム約12個分)の森林が1年間に吸収する量(※2)に相当し、脱炭素と環境保全の貢献にもつながります。
また、屋根上に設置されるPVパネルの断熱効果は、牛舎のより良い環境づくりに貢献します。つくられた電気は全て耶馬渓ファームで消費され、全電力消費量のおよそ32%が賄われる予定です。不足する電気は送電線を通じてグリーンコープでんきの『CO2ゼロエミッションプラン(※3)』の電気が供給されるため、耶馬渓ファームでは電気由来の二酸化炭素排出量はゼロとなる予定です。なお、『オンサイトPPAグリーン市民発電所(※4)の建設費用の全てまたは一部は組合員が拠出するグリーン電力出資金から支出されています。
※1 環境省・経産省公表値の令和5年度実績ベースの全国平均係数より算出
※2 環境省・林野庁の指標(36年~40年生のスギ人口林)を基準に算出
※3 グリーンコープでんきは発電時に二酸化炭素を排出しない非FIT非化石電気とFIT電気で構成されていますが、温対法(地球温暖化対策の推進に関する法律)では、日本の電気がつくられる際に排出するCO 2 を排出してつくられた電気とされます。これに非化石証書を充てることによって「実質CO 2 ゼロエミッション」の電気として販売しているプランです。
※4 (一社)グリーンコープでんきが発電事業者としてグリーンコープ関連施設の屋根上に設置する自家消費型の太陽光発電所でし。発電した環境価値付きの再エネ電気は、消費した施設に販売されます。
・グリーンコープTMRセンター「乳牛飼料の生産拠点」
https://milk.greencoop.or.jp/tmrcenter/
・グリーンコープミルク「びん牛乳工場」
https://milk.greencoop.or.jp/greencoopmilk/
・グリーンコープの産直びん牛乳:共生・循環型酪農プロジェクト
■参考資料
「グリーンコープミルク開設1周年記念」びん牛乳工場見学・酪農体験ツアー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000123722.html
グリーンコープが耶馬渓町の牧場(伊原牧場)で酪農体験・研修を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000123722.htm
■組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号 博多大博通ビルディング4階
代表理事:日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
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