日本を代表する美術家・画家の五木田智央の最新図録2点,“WORKS COPYRIGHT”と“MOO”が同時刊行!その出版を記念して『BOOKMARC』にて限定サイン本を発売!
日時:2021年8月7日(土)開店時12:00~
場所:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14
■販売方法
・8/7(土)BOOKMARC開店時間のPM12:00より先着にて販売致します。
・8/7(土)より、お電話でのお取り置き/代引き販売も承ります。
(BOOKMARC 03-5412-0351 営業時間12:00-19:30)
■注意事項
・新型ウイルスCOVID-19感染症対策により、入店時に手消毒とマスクの着用をお願いしております。
・新型ウイルスCOVID-19感染症流行拡大、その他天災により、中止・延期となる場合もございます。
■商品情報
WORKS COPYRIGHT by Tomoo Gokita
価格:8,580円 (税込)
Softcover / 272 pages / 240 x 305 mm / color, black and white / Limited edition of 1,000 copies /
2021 / BLUM & POE
日本人アーティスト、五木田智央の作品集。本作は、ペインティング作品や何気ない日常風景を撮ったポラロイド写真、グラフィックデザイナー時代に手がけたZINEやTシャツ、装丁、アルバムジャケットなど膨大な数のアートワークが272ページにわたりまとめられている。精神分析学を専門とするジェイミソン・ウェブスター(Jamieson Webster)による作中のエッセイ『 不気味の五木田(UNCANNY GOKITA)』では、五木田によるイメージ群をフロイトの精神分析という視座から考察するという試みを行なっている。
「まれに現れる写実性が強調された作品は、現代のアグレッシブな人間関係という現実世界のアウラが付与されることで不気味にうつる。五木田の作品の登場人物たちは常なる監視文化にさらされ、絶え間ないイメージの生産と捕獲の中に存在している。いかにも、不気味なものは、超自我の空気感を世界へ吹き込み、さらには生と死の境界まで追い詰められた時代に私たちは生きているという事実を突きつける。私たちの真なる美的価値観とは、不気味なものなのだ。」- ジェイミソン・ウェブスター
本書は、ロサンゼルスの「BLUM & POE」 で2021年5月から6月の間に開催された展覧会『FRESH』に伴い刊行された。
■MOO by Tomoo Gokita
価格:5,500円 (税込)
Hardcover / 64 pages / 326 x 250 mm / color, black and white / Limited edition of 1,000 copies
2021 / TAKA ISHII GALLERY
日本人アーティスト、五木田智央の作品集。2020年8月から9月にかけて「TAKA ISHII GALLERY(complex665)」で開催された展覧会「MOO」に伴い刊行された展覧会図録。
本書は、作者が同展に て発表したキャンバスにアクリル絵の具とパステルで多様な画題が描かれたペインティング作品と、展示風景にて構成されている。自らの技術やスタイルにとどまることなく、常に新たな領域へと挑戦し表現の幅を広げる作者のさらなる進化を窺い取ることができる1 冊。
展覧会プレスリリースより:
タカ・イシイギャラリーでは3年ぶり5度目となる本展では、国内では初めて、カラーのペインティング作品を発表いたします。
五木田は作品集『ランジェリー・レスリング』(2000年)を発表以降、木炭やインクで描いたドローイングや白黒のグワッシュで描いたペインティング作品などで多くの鑑賞者を魅了してきました。海外においても活躍の場を広げ高い評価を獲得しながらも、自らの技術やスタイルにとどまることなく、常に新たな領域へと挑戦し表現の幅を広げています。モノクロームの作品に加え、これまでに青色の単色で描いた作品、ステンシルを用いた作品、コラージュや立体作品など、豊かな視覚言語によって多くの作品を生み出してきました。本年に入ってからはカラーの作品を本格的に制作し、3月にイタリアで開催された個展は、カラー作品のみで構成された初めての展覧会となりました。
本展「MOO」ではキャンバスにカラーのアクリル絵の具とパステルで制作した最新作のペインティング作品を発表いたします。五木田はこれまで、海外の古い雑誌や印刷物、写真などからインスピレーションを得て作品を制作してきました。今回発表する作品は、これまでと異なり参照元が存在せず、自らの記憶にあるイメージやこれまで描いてきた経験の蓄積、あるいは偶発的に生まれた形など様々な要因が交錯し合い、其々の絵画が現在の形に辿り着いています。柔らかな色調と独自のカラーパレットを用いて多様な画題が描かれた作品は、自由に軽やかな表現と豊かなテクスチャーを備え、作家のさらなる進化を窺い取ることができます。制作プロセスやマテリアルの変化によって、作品があらたな段階へと華麗に結実していく様は、同時に揺るぎなく作品の根底に存在する五木田の絵画の本質をいっそう際立たせ、見る者に印象強く語りかけます。
■プロフィール
五木田 智央 TOMOO GOKITA / 美術家・画家
1969年東京生まれ。90年代後半に鉛筆、木炭やインクで紙に描いたドローイング作品で注目を集め、2000年に作品集「ランジェリー・レスリング」を出版。ニューヨークでの展覧会を皮切りに、これまで国内外で多数の個展を開催。近年は白と黒の色彩で描く人物画など、具体的なモチーフを見せつつも抽象的なペインティング作品を手がけている。2012年にDIC川村記念美術館の「抽象と形態:何処までも顕れないもの」展に参加し、2014年同館にて個展「THE GREAT CIRCUS」、2018年4月には東京オペラシティ アートギャラリーにて個展「PEEKABOO」を開催。『シャッフル鉄道唱歌』天然文庫刊(2010年)、『777』888ブックス刊(2015年)、『Holy Cow』タカ・イシイギャラリー(2017年)、『PEEKABOO』公益財団法人 東京オペラシティ文化財団(2018年)などの作品集、展覧会カタログを出版。2008、2012、2017年にタカ・イシイギャラリーにて個展を開催。現在東京を拠点に活動。
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