推しとコラボでブランドを好きになるーーαZ世代の93%超がタイアップ後も継続購入・利用意向
推し経由の認知から継続利用まで。α・Z世代の「推し活消費」の実態を調査
■調査概要
調査時期:2026年2月20日~2月23日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国のα世代・Z世代155名(〜12歳2名、13〜15歳29名、16〜18歳68名、19〜22歳32名、23歳〜25歳10名、26歳〜28歳12名、29歳〜31歳2名)
■調査サマリー
本調査では、α世代・Z世代における「推し」の存在から推し活消費、企業コラボへの意識までを横断的に分析した。その結果、若年層にとって推しは単なる趣味にとどまらず、情報接触・消費行動・ブランド認識にまで影響を与える存在となっていることが明らかになった。
■推しは“特別な存在”から生活の一部へ

「あなたは現在『推し』がいますか?」という質問に対し、回答者の97.4%が「いる」と回答した。若年層において推しを持つことは決して特別なことではなく、多くの人にとって身近な存在となっていることがうかがえる。
■推しの企業コラボに否定的な声はほぼゼロ

「推しが企業とコラボすることについてどう思いますか?」という質問では、α世代の82.8%、Z世代の80.4%が「とても嬉しい」と回答した。一方で、「あまり嬉しくない」「嬉しくない」といった否定的な回答は両世代ともに0%だった。これまで指摘されることの多かった「商業化への抵抗」は若年層ではほとんど見られず、推しの活動が広がること自体がポジティブな出来事として受け止められていることがわかる。
■推しコラボはブランドロイヤルティを生む

「推しとコラボした商品やサービス、企業をコラボ後も継続的に購入・利用したいと思いますか?」という質問では、α世代の91.9%、Z世代の96.4%が「継続して購入・利用したい」と回答した。
この結果から、推しコラボは単なる短期的な売上施策ではなく、ブランドへの信頼や好意が移転するきっかけになっている可能性が高いと考えられる。推しへの好意が企業やブランドへの好意へと広がり、継続利用の意向につながっているとみられる。
■αZ総研メンバーコメント
今回の調査結果について、α世代・Z世代を研究対象としたシンクタンク組織であるαZ総研に参加するZ世代メンバーからも考察コメントが寄せられました。
αZ総研 Z世代メンバー井上 陽花
今もすでに企業コラボが当たり前になりつつあり、α・Z世代の間では、自分の推しが企業に起用された際に、SNSで「起用してくれてありがとう」と企業に感謝する投稿も増えています。しかし今後、コラボが日常化しファンの“コラボ慣れ”が加速した際に、単なるキャスティングでは響かないコラボ施策のレッドオーシャン化が見込めます。
そこで重要なのは、まだ企業が目を付けていないコアな層をいち早く見出すこと、そして、ファンの熱量を深く汲み取った世界観の理解です。今後は、ファンに「わかってるな」と思わせる一歩踏み込んだ設計で、安易な量産型ではない「本物」を作っていく視点が不可欠であり、当たり前になるでしょう。
αZ総研 Z世代メンバー長坂 奈桜
アイドルやアーティストが企業とコラボすることはこれまでもファンにとって喜ばしい出来事として捉えられ、商品を購入すること自体が「貢献」として推し活の一つになっていたと思います。
その一方で、YouTuberやインフルエンサーの企業コラボに対しても嬉しいと感じるという結果が印象的でした。
広告やタイアップに慣れている世代だからこそ、ファンはそのコラボを「生活のためのコラボ」か「本人がポジティブに選んだ商材か」を敏感に見極めています。
そのため、単に起用するだけではなく、発信方法や見せ方まで含めて本人の世界観を理解した前提で作り上げることが重要であり、そうした丁寧な設計がファンの満足度向上や購買意欲につながると思います。
αZ総研 Z世代メンバー平塚 南海
推しと企業のコラボは、ブランドや商品を認知したり興味関心を抱くきっかけになりやすく、特にコラボ商品を購入する動機として、限定グッズや推しの新規ビジュアルなど、そこでしか得られない“限定性”が重要な要素になっています。
こうした限定性があることで、「推しを継続的に起用してもらえるようにコラボ商品を購入して応援したい」「推しを知らない人にも企業コラボを通じて知ってほしい」といった思いが生まれ、SNSでの情報拡散などのアクションにも繋がりやすくなります。推し活をしている人たちのパワーを活かすためには、単なるコラボだけではなく、いかにファンが喜ぶ設計になっているのかという視点を企業側が持ち合わせる必要があると思います。
■総括
若年層における推しコラボは、従来の広告やタイアップとは異なり、「推しを応援する行為」を通じて企業と接点を持つ新しい消費体験となっている。企業が直接メッセージを届けるのではなく、推しとの関係性の中でブランドが認識される構造が生まれているといえる。こうした背景から、推しコラボは今後の若年層マーケティングにおいて重要な接点の一つとなっていくと考えられる。
■ホワイトペーパー公開
本リリースで紹介した調査結果の詳細分析をまとめたホワイトペーパーを公開しています。
αZ世代の「推し活の実態」や「推しコラボがブランドに与える影響」など、若年層マーケティングのヒントとなるデータを掲載しています。
▼ホワイトペーパーのダウンロードはこちらから
https://go.contentage.co.jp/l/1030581/2026-04-03/3s9y1
■会社概要
ContentAgeは、『人とAIの共鳴で、新しい感動と、コンテンツの新時代を創る。』というパーパスのもと、IP開発事業、芸能事務所事業、総合広告事業の3つの事業を展開しています。
会社名:株式会社ContentAge
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