オーストラリアで銅・金の共同探鉱契約を締結

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州パークス地域において、銅・金を対象とした新規の共同探鉱を開始しました。
 JOGMECは、平成29年2月3日付けでオーストラリアの探鉱会社であるマグマティック・リソーシズ社と、ニューサウスウェールズ州パークス地域において共同探鉱を実施する契約を締結しました。パークス地域はニューサウスウェールズ州の中央部に位置し、付近にはノースパークス鉱山(銅・金)等が操業しているなど、鉱物資源ポテンシャルが高い地域に属します。今後、JOGMECはマグマティック・リソーシズ社と本地域において地化学探査、物理探査、およびボーリング調査を実施し、新たな斑岩型鉱床の発見を目指します。JOGMECは、本件を通じて、供給源の多角化および資源セキュリティー確保による鉱物資源の安定供給に一層努めて参ります。

■ プロジェクトの概要
1)探鉱地域
 パークス(Parkes)地域はニューサウスウェールズ州中央部の都市パークスの近郊に位置する。探査鉱区は2か所、総面積は約150平方kmである。
 本地域周辺の地質は、ラクラン褶曲帯(Lachlan fold belt)と呼ばれ、オルドビス紀の火成岩類が分布する。付近には、ノースパークス(Northparkes)鉱山、カディア(Cadia)鉱山など多数の斑岩型銅・金鉱床が存在し、そのほか、浅熱水性鉱床、造山帯型金鉱床、火山性塊状硫化物鉱床といった多数の金属鉱床の分布も知られている。
 本地域では、過去の探鉱により地化学探査異常・物理探査異常が把握されているほか、ボーリング調査によって低品位ながら銅・金の鉱徴が捕捉されている。これら探鉱は地下浅所等の一部に限られたものであり、周辺の既知鉱床で認められる大規模な深部鉱体賦存の可能性については十分な評価がなされていない。
 このように地質ポテンシャルが高く、またインフラ状況等の投資環境が良好であることから、今後、本地域において、経済的に開発可能な金属鉱床の発見が期待される。

2)契約概要
 JOGMECは3年間で計300万豪ドルの探鉱費用を負担することにより、本プロジェクトの51%の権益を取得することができる。平成29年3月29日付で共同探鉱契約に対する豪州外国投資審査委員会(FIRB)の承認が得られたため、平成29年3月30日付で共同探鉱を開始した。

3)探鉱内容
 すでにボーリング調査によって斑岩型の銅・金鉱徴が把握されている地区においては、より深部へのボーリング調査により斑岩型鉱体の品位および規模を評価する。未探鉱の地区においては、地化学探査、物理探査によって探鉱有望域を絞り込み、その後、ボーリング調査によって深部の銅・金鉱化作用の有無を確認する。

■ マグマティック・リソーシズ社(Magmatic Resources Ltd)概要
西オーストラリア州・パースに本社を置く探鉱会社で、豪州証券取引所に上場している。ニューサウスウェールズ州に複数の鉱区を所有しており、銅や金の探鉱を実施している。

■ プロジェクト位置図


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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000271.html?mid=pr_140530
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