7月臨時会に補正予算案を提出　物価高騰で経済的困難に直面する世帯へ市独自の給付等

豊中市は、市議会7月臨時会（7月6日（水）告示・7月13日（水）招集予定）において一般会計総事業費約29億7千万円の補正予算案を提出します。同予算案の概要は次のとおりです。

• １．生活応援臨時給付金給付事業　【1,514,295千円】

新型コロナウイルス感染症が長期化する中、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業（国制度）の対象とならない低所得世帯に対し、市独自の給付を行います。
◎支給額：1世帯当たり5万円
◎支給時期：令和4年10月から順次振込
◎住民税均等割課税世帯であることや、世帯の合計所得金額が200万円以下であること等、要件あり

• ２．プレミアム付家計応援券（デジタル分）　【366,750千円】

高齢者や子育て世帯以外の一般世帯も利用できるデジタル商品券を販売します。
◎発行総数：28万口　　購入上限:4口
◎販売額：7,000円分を5,000円で販売（プレミア率40％）

• 3．小学校給食食材調達における物価高騰への対応　【119,462千円】

保護者が負担する給食費の内、物価高騰分を市が負担します。（当初予算より11%増額）

• 4．子どものインフルエンザ予防接種費用の一部助成　【149,393千円】

子どものインフルエンザ予防接種費用の一部を助成します。
◎接種対象：接種日現在、豊中市に住民票がある生後6カ月から小学6年生
◎補助額：上限（1回につき）2,500円
◎制度開始：令和4年10月から

• 5．子育て応援クーポンの配布　【63,063千円】

子育てを応援するため、出産の機会をとらえ商品・サービスを選択できるカタログギフトを配布します。
◎対象：令和３年６月２日以降に本市で出生した児童の保護者（事業開始日時点での転出者を除く）
◎クーポン内容：児童1人当たり1万円相当のカタログギフト方式
◎カタログ配布開始：令和5年1月から（出生届後、住民登録情報をもとにプッシュ型で配布）

• 6．医療的ケアのある重症心身障害者支援に係る施設運営補助　【15,750千円】

医療的ケアのある重症心身障害者を宿泊で受け入れる施設に対し、運営費を補助します。
◎補助額（一泊当たり）
・医療的ケアのある重症心身障害者の受け入れ1人につき3,000円または5,000円
・看護師補助：夜間配置1人につき5,000円
◎制度開始：令和4年9月から

• 7．ICTを活用した見守りシステムの導入　【4,609千円】

ICTを活用した見守り・緊急時対応のサービスを導入します。
◎対象者：以下のいずれにも該当する方
①常時注意が必要な疾病などがある　②65歳以上　③独居。または同居する人が全員65歳以上
◎事業開始：令和5年3月から

• 8．コロナフレイル予防事業　【2,834千円】

コロナフレイルを予防するために、市民が運動習慣をつけるきっかけとなる事業を実施する事業者に補助金を支給します。
◎補助額：上限25万円（対象経費の4分の3）
◎事業実施：令和4年10月以降


※記載の開始時期等については、現時点での予定です。