9月30日(金) AndTech「シリコン系負極を用いたリチウムイオン二次電池の課題とサイクル特性改善 ・バインダーでの改善」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定
(株)スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 鈴木 孝典 氏、東北工業大学 下位 法弘 氏、大阪大学 松本 健俊 氏にご講演をいただきます。
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる負極での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「シリコン系負極」講座を開講いたします。
どのようなバインダーが適切なのかケイ素粉体を活物質として使用した負極の評価事例、長寿命型負極活物質の合成技術について紹介、シリコン負極に関する研究例と背景について概説いたします。
本講座は、2022年09月30日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10423
どのようなバインダーが適切なのかケイ素粉体を活物質として使用した負極の評価事例、長寿命型負極活物質の合成技術について紹介、シリコン負極に関する研究例と背景について概説いたします。
本講座は、2022年09月30日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10423
- Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:シリコン系負極を用いたリチウムイオン二次電池の課題とサイクル特性改善 ・バインダーでの改善
開催日時:2022年09月30日(金) 12:30-16:35
参 加 費:44,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10423
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
- セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部 次世代二次電池の最新技術動向と電極材料への期待とバインダー
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講師 (株)スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 代表取締役社長 技術コンサルタント 鈴木 孝典 氏(元クレハ、アルケマ)
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第2部 ケイ素を用いた負極用バインダーの最適選択による充放電特性改善に向けたアプローチ
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講師 東北工業大学 工学部 電気電子工学科 工学研究科 電子工学専攻 教授 下位 法弘 氏
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第3部 極薄黒鉛シートで内包したシリコン複合体電極の作製と高容量化
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講師 大阪大学 産業科学研究所 第2研究部門 (材料・ビーム科学系) 半導体材料・プロセス研究分野 准教授 松本 健俊 氏
- 本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
次世代二次電池の概要、材料、特徴、問題点、市場性の考え方、各種電池のバインダーに対する要求特性など
リチウムイオン二次電池用途に限らず市販バインダー素材の多角的な物理特性評価
ケイ素粉体を活用した長寿命型負極活物質の合成技術の紹介
シリコン負極材料の特徴や、シリコン負極の解析法に関する知識
- 本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
- 株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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- 株式会社AndTech 技術講習会一覧
一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
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- 株式会社AndTech 書籍一覧
選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
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- 株式会社AndTech コンサルティングサービス
経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business_consulting/
- 本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
- 下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
第1部 次世代二次電池の最新技術動向と電極材料への期待とバインダー
【講演のポイント】
25年以上にわたるリチウムイオン電池市場、バインダーへの関わりを通し、次世代二次電池について材料という切り口から、それぞれの電池の特徴、クリアすべき問題点、ターゲット、市場性、拡大の可能性などを説明します。また今回のメインテーマのシリコン負極用バインダーについても簡単に触れておきます。
【講演主旨】
Si系負極が期待されている背景には、既に現行液系リチウムイオン電池の容量が限界に近づいているという理由がある。当然、全固体電池を筆頭に、幾つかの次世代二次電池が「ポスト・リチウムイオン電池」として期待されている。数多くのスタートアップや研究機関が「これこそが次世代電池の本命」とアナウンスし、投資熱は日々高まっている。しかし、本当に次世代電池が液系リチウムイオン電池を代替し、市場を席巻するのかという雰囲気がある。そこで、それぞれの次世代二次電池について基本的な理解をすることで、その疑問にある程度答えを見いだすことが出来ると考えている。そんな中で現実解の一つとして、シリコン系(Si系)負極について触れておきたい。また、私の専門であるバインダーが各電池系にどう関わるかについても説明していきたい。
【プログラム】
1. 次世代二次電池が期待されるわけ
1-1 リチウムイオン電池とはどんな電池か?
1-2 欠点としてあげられるポイント
1-3 さらなる性能向上を期待
2. 次世代二次電池の候補とその材料
2-1 リチウム金属負極電池
2-2 全固体電池
2-3 ナトリウムイオン電池
2-4 リチウム硫黄電池
2-5 リチウム空気電池
3. 本当に「次世代二次電池」は来るのか?
3-1 ロードマップ
3-2 かなりイメージと違う予測
4. 次世代電池のバインダーについて
4-1 リチウム金属負極電池のバインダー
4-2 Si系負極電池のバインダー
4-3 全固体電池のバインダー
4-4 リチウム硫黄電池のバインダー
4-5 リチウム空気電池のバインダー
4-6 ナトリウムイオン電池のバインダー
5. まとめ
【質疑応答】
第2部 ケイ素を用いた負極用バインダーの最適選択による充放電特性改善に向けたアプローチ
【講演主旨】
私達はリチウムイオン二次電池用活物質の合成研究開発を行っており、活物質の高容量化・長寿命化のためには電極を構成する素材の最適化が必要不可欠です。そこで、ケイ素粉体をベースにした負極活物質と共に電極を構成するマトリクス素材として、複数のバインダーについて物理的・電気化学的特性制御、活物質の膨張収縮等による合材層構造の崩壊抑制の効果を検証しました。本講座では、どのようなバインダーが適切なのかケイ素粉体を活物質として使用した負極の評価事例について紹介します。
【講演ポイント】
リチウムイオン二次電池の開発設計、製造技術に従事した経験があり、電池を構成する正負極活物質素材の合成研究開発からバインダー・導電助剤を含めた電極設計、電池を活用したアプリケーションに至る応用技術開発まで幅広く携わっている。
【プログラム】
1. 背景
1.1. ケイ素負極活物質 (研究開発実績)
1.2. 粉体活物質とバインダー
1.3. バインダーの種類
2. バインダー評価
2.1. バインダーと活物質、集電体との密着性 (剥離強度)
2.2. バインダーの圧縮強度
2.3. 電極作製プロセス
2.4. 充放電サイクル特性評価
2.5. バインダーのみ負荷特性評価
3. メカノケミカルプロセス合成ケイ素 (粉体) 負極活物質の充放電特性
3.1. メカノケミカル法による粉体ケイ素の合成
3.2. 負極活物質合成プロセス
3.3 充放電特性の評価
4. まとめ
【質疑応答】
第3部 極薄黒鉛シートで内包したシリコン複合体電極の作製と高容量化
【講演主旨】
昨今のエネルギー問題や社会情勢を鑑み、リチウムイオン電池の高性能化のみならず、この循環型経済の構築や倫理面での配慮にも関心が高まっています。本講演では、最初に、これまでのシリコン負極に関する研究例と背景について概説致します。次に、副産物を用いて作製したシリコン/極薄黒鉛シート複合体負極の研究、小型・軽量・低コスト化を可能にする厚い電極の研究・開発動向、さらに厚いシリコン/極薄黒鉛シート複合体負極への挑戦について紹介致します。
【講演ポイント】
副産物由来の電極材料、シリコンと黒鉛シートの複合体電極の作製方法、シリコン粒子の凝集の抑制の効果および厚い電極の特性と課題について解説する。
【プログラム】
1. シリコン負極の研究
2. シリコンと極薄黒鉛シートの複合化
3. シリコン/極薄黒鉛シート複合体負極の特性
4. 厚い電極の研究・開発動向
5. 厚いシリコン/極薄黒鉛シート複合体負極の特性
6. まとめと今後の課題
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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