ライオンハイジーン 介護の洗濯、見えにくい負担の正体は「衣類に残った尿臭」 施設は“タイパ”、在宅は“メンパ(※)”に影響 洗剤から見直して、「がんばりすぎない」前向きな清潔ケアへ

ライオン株式会社(広報部)

ライオンハイジーン株式会社(代表取締役社長:黒川 貴行)は、介護施設職員および在宅で家族を介護する20~59歳の男女516名を対象に、「介護の洗濯」に関する実態調査を実施しました。

その結果、介護の洗濯で最も大きな不満・不都合は「排泄物(尿・便)のニオイや汚れ」であることが分かりました。特に衣類に残る尿臭は、介護施設・在宅介護ともに約5割の介護者に不快感をもたらし、精神的な負担となっています。さらに、尿臭対策として漂白剤でのつけ置きなど手間のかかる方法が多く用いられており、介護施設職員・在宅介護者ともに約7割が「週30分以上」を尿臭対策に費やしていました。

本調査から、多くの業務を抱える介護施設では、尿臭対策に時間と手間がかかることによる「タイパ」の悪化が、在宅介護では生活空間に残る尿臭が強い不快感となり、心にゆとりをもって介護に向き合うための「メンパ(※)」の確保が、それぞれ大きな課題であることが明らかになりました。

さらに、介護施設職員・在宅介護者ともに8割以上が「清潔な環境は、自分(または被介護者)の前向きな気持ちに影響を与える」と回答しており、日々の洗濯を含めた「清潔な環境づくり」が、介護者と被介護者の双方が笑顔で快適に過ごすうえで重要だと考えます。

※ メンタルパフォーマンス:時間対効果を重視する「タイパ(タイムパフォーマンス)」に加え、2026年は心理的負荷を減らし、心の負担(感情コスト)を抑える「メンパ(メンタルパフォーマンス)」の考え方が注目されています。

【調査概要】

 ・期間:2026年2月20日(金)~2026年2月22日(日)

 ・方法:インターネット調査

 ・対象:20~59歳 男女計516名

   介護施設に勤務しており洗濯業務を行っている方(以下、介護施設) 258名

   在宅介護をしており介護内容として洗濯をしている方(以下、在宅介護) 258名

1.調査結果サマリー

(1)介護の洗濯で最も不満が大きいのは、介護施設・在宅介護ともに「排泄物のニオイ・汚れ」。特に尿のニオイ・汚れは、介護施設47%・在宅介護53%と、共通の大きな悩みとなっている。

(2)洗濯後も衣類に尿臭が残ると、

・介護施設では「自分が不快に感じる(43%)」「感染・衛生面での不安が高まる(42%)」「洗い直しに時間・労力がかかる(38%)」など、精神的負担と業務負担の両面で影響。

・在宅介護では「自分が不快に感じる」が50%と、より強い不快感が表れている。

(3)尿臭対策として、

・介護施設では48%が「漂白剤でつけ置き」を実施。

・在宅介護では「漂白剤でつけ置き(40%)」に加え、「消臭スプレーの使用(36%)」「天日干しで念入りに乾燥(36%)」など、複数の対策を組み合わせている。

(4)尿臭対策に費やす時間は、介護施設70%・在宅介護74%が「週30分以上」と回答。

介護施設では洗濯作業の14%、在宅介護では30%が尿臭対策にあてられており、介護の洗濯における大きな負担となっている。

(5)日々の介護において「清潔な環境は前向きな気持ちに影響を与える」と回答したのは、介護施設84%、在宅介護83%。清潔な環境づくりが、介護者・被介護者の前向きな気持ちを支えることが示された。

2.調査結果詳細

(1)「介護の洗濯の最大の課題は「排泄物のニオイ・汚れ」

 介護施設では「精神的負担+業務負担」、在宅介護では「強い不快感」に

介護の洗濯の仕上がりについて不満・不都合に感じる点を尋ねたところ、介護施設では「便のニオイ・汚れ」、在宅介護では「尿のニオイ・汚れ」がそれぞれトップとなりました。いずれの現場でも、排泄物のニオイ・汚れに関する悩みが突出していることがわかります。特に「尿のニオイ・汚れ」に不満を感じる割合は、介護施設47%、在宅介護53%と高く、共通の大きな課題となっています。

洗濯後の衣類に尿臭が残ってしまう場合の影響を聞くと、介護施設では、「自分が不快に感じる(43%)」、「感染・衛生面での不安が高まる(42%)」、「洗い直しに時間・労力がかかる(38%)」と回答しており、ニオイによる精神的な負担に加え、大量の洗濯物を処理する中での業務負担にもつながっていることがわかりました。限られた時間の中で多くの業務を担う介護施設職員にとって、尿臭残りは心身の負荷を押し上げる要因と考えられます。

一方、在宅介護では「自分が不快に感じる」が50%と、介護施設より高い割合となりました。生活空間が介護の場となる在宅介護では、衣類に残った尿臭が、日常生活の中でより直接的に心理状態へ影響していると推察されます。

(2)尿臭対策は、介護施設は「漂白剤でつけ置き」一択傾向、在宅介護は複数対策を併用

 介護施設・在宅介護ともに、約7割が「週30分以上」を尿臭対策に費やす

洗濯後の衣類に尿臭が残り、不具合を感じている人に対して実施している尿臭対策を尋ねたところ、介護施設と在宅介護で傾向の違いが見られました。

介護施設では、「漂白剤でつけ置き」が48%と突出しており、時間と手間のかかる対策に依存している実態がわかりました。一方、在宅介護では複数の対策が併用されており、図5のように手間のかかる工程や、複数の製品を組み合わせて対処している様子がうかがえます。

尿臭対策にかけている時間については、「1週間あたり30分以上費やしている」と回答した人が、介護施設で70%、在宅介護で74%にのぼりました。中には、尿臭対策に「週6時間以上」費やしているケースも、介護施設で3%、在宅介護で6%見られました。

さらに、図7の通り、介護施設では洗濯作業の約7分の1、在宅介護では約3分の1もの時間が尿臭対策に費やされており、介護の洗濯における大きな負担となっている実態が明らかになりました。

(3)介護施設・在宅介護ともに8割以上が「清潔な環境は前向きな気持ちに影響」と回答

日々の介護において「清潔な環境」が自分(または被介護者)の前向きな気持ちに影響を与えるか尋ねたところ、介護施設で84%、在宅介護で83%が「影響を与える」と回答しました。

3.調査結果まとめ

-「尿臭」は、施設の「タイパ」と在宅の「メンパ」に影響する見えにくい負担-

本調査から、介護の洗濯において介護施設・在宅介護ともに「排泄物のニオイ・汚れ」が最大の不満である一方、その負担の現れ方には違いがあることがわかりました。

介護施設では、衣類への尿臭残りが「自分が不快に感じる」「感染・衛生面での不安」といった精神的負担に加え、「洗い直しによる時間・労力の増加」を招き、介護業務全体のタイムパフォーマンスを悪化させています。

在宅介護では、生活空間と介護の場が重なるため、衣類に残った尿臭が生活全般の快適さを損ない、不快感や気分の落ち込みといったメンタル面の負担が大きくなっています。

両者に共通して、漂白剤でのつけ置きなど手間のかかる尿臭対策に週30分以上を費やしている人が7割を超えており、「時間」と「心」の両面で知らず知らずのうちに負担が積み重なっている実態が浮かび上がりました。

このような中、「清潔な環境が介護に前向きに向き合う気持ちを支える」という認識は、介護施設・在宅介護ともに8割以上で共有されています。“尿臭を残さない洗濯”は、介護施設では業務効率化(タイパ向上)を、在宅介護では心理的負担の軽減(メンパ向上)を同時にかなえる、有効な鍵であると言えます。

4.尿臭を解決する洗濯洗剤『LION 介護 はぴケア パワフル消臭』がもたらす「タイパ・メンパ」

当社は、こうした介護現場の声を踏まえ、「尿臭」に着目した業務用洗濯洗剤『LION 介護 はぴケア パワフル消臭』を2024年に発売しました。本製品は、通常の洗濯で尿のニオイを原因からしっかり落とし、無理なく続けられる尿臭対策として有効な洗濯洗剤です。

介護施設では、普段の洗濯で尿臭を落とすことで、これまで必要だった「漂白剤でのつけ置き」などの追加工程を減らし、洗濯業務の効率化=タイパ改善につなげることができます。

在宅介護では、ニオイの原因そのものにアプローチすることで、「気が滅入るニオイ悩み」を根本から軽減し、快適な居住空間を取り戻すことでメンパ向上を提案します。

清潔な環境が8割以上の介護者・被介護者の「前向きな気持ち」に影響を与えるという調査結果からも、日々の洗濯や清掃による清潔な環境づくりは、介護者・被介護者双方が笑顔で過ごすために欠かせない要素といえます。

ライオンハイジーンは、『LION 介護 はぴケア』シリーズを通じて、介護を必要とされる方や、介護・看護に関わる方々が快適に過ごせる環境づくりに貢献します。「洗剤」という身近なツールから介護のタイパ・メンパを支援することで、介護者の負担軽減と被介護者のQOL向上を目指してまいります。

■業務用洗濯洗剤 『LION 介護 はぴケア パワフル消臭』 商品概要

●クエン酸配合で手ごわい尿臭を徹底消臭

●食べこぼし汚れもスッキリ

●黄ばみ防止成分も配合

●濃縮タイプだから少量でしっかり洗える

●蛍光剤無配合。色柄物・きなりにも安心

●さわやかなせっけんの香り

2026年5月 本体800g新発売(流通限定販売)

【関連情報】

・製品情報 『LION 介護 はぴケア パワフル消臭』

 https://www.lionhygiene.co.jp/product/use/clothing/266/


<補足資料>

【介護施設でお試しいただいた声】

・東京都世田谷区にある「特別養護老人ホーム代田の家」様にご協力いただき、『LION 介護 はぴケア パワフル消臭』を約1カ月ご使用いただいた声を紹介します。

・特別養護老人ホーム代田の家 職員様コメント

「これまで、衣類を乾燥機から出した時やたたんだ後に、尿臭を感じ、洗い直すこともありました。LION 介護 はぴケア パワフル消臭で洗濯すると、ニオイが気にならなくなりました。」

「暮らしになじむやさしい香りで仕上がりが良く感じます。」

「これまで、汚物処理しているときに、部屋中が換気扇を回しても臭っていましたが、LION 介護 はぴケア パワフル消臭で洗濯すると部屋が良い香りになり、快適に過ごせました。」

※ 個人の感想です。効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。

●今までニオイが気になっていた場面

【尿臭の消臭技術について】

『LION 介護 はぴケア パワフル消臭』は、ライオン株式会社の介護現場の「独特で不快な臭気」に関する研究から得た知見を活用した商品です。

ライオンでは、介護現場の「独特で不快な臭気」について研究し、ニオイのキー成分であり尿由来の「パラクレゾール」と、同じく尿由来の「リン酸塩」が共存することで、衣類にしみついた「独特で不快なニオイ」が落ちにくくなることを突き止めました。さらに、「リン酸塩」が溶けやすい酸性条件で衣類を洗浄すると、この不快な臭気が低減することを確認しました。

この研究で得た知見を活用し、洗濯時の洗濯液のpHを弱酸性に保つことで介護衣類特有の“尿臭”までスッキリ落とします。

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会社概要

ライオン株式会社(広報部)

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URL
https://www.lion.co.jp/ja/company/about/
業種
製造業
本社所在地
台東区蔵前1-3-28
電話番号
03-6739-3711
代表者名
竹森 征之
上場
東証プライム
資本金
344億3372万円
設立
1891年10月