「誰もが一票を届けられる社会へ」 障害のある有権者が実際に投票体験 —浜田市と連携した、“有権者フレンドリー投票”の実証実験を公開実施しました【島根県立大学・村岡詩織講師】
投票がやさしくなれば 社会はやさしくなる

2026年3月5日(木)、島根県立大学(浜田キャンパス)にて、浜田市選挙管理委員会など地域関係機関と連携し、障害のある有権者が実際の投票環境を体験する「有権者フレンドリー投票」実証実験を、同大学体育館内会議室にて公開形式で実施しました。
本取り組みは 、JST-RISTEX「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(シナリオ創出フェーズ)」の一環として、2024年から継続して行っている投票環境改善研究の成果を検証するものです。
今回の実証実験では、これまでの体験投票調査により明らかになった、「障害を持つ有権者が投票時に直面する障壁」に対して、事前的な改善措置と合理的配慮を組み合わせることで、有権者と投票事務従事者の負荷をどれだけ軽減できるかについて検証しました。

当日は、障害により投票に対して様々な困難を持つ方が参加し、実際に使用されている投票箱などを用いて再現した投票会場で、投票実験が行われました。実験にあたっては、投票に対する参加者の不安を軽減するため、投票に関するQ&A等の各種情報が事前に提供されたほか、会場では、音声案内の活用や視認性に配慮した投票用紙の導入など、あらかじめ想定される「障害のある有権者が投票時に直面する障壁」を緩和するための体制が整えられました。
参加者は事前説明の後、本番さながらの環境で受付から投票用紙の記入、投票箱への投入までの一連の流れを体験しました。既存の投票障壁が緩和された状態での模擬投票を体験した参加者からは、「知らなかったこと、勘違いしていたことが見つかった」「安心して投票できたし、実際の投票にも行き続けたい」との声が寄せられました。
今後は、協働自治体である福岡県北九州市や東京都狛江市でも同様の実験を行い、より多くのデータを収集していく予定です。
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