ほくほくフィナンシャルグループ様のスマホアプリで新規口座開設できる新サービスを「CHORDSHIP」にて開発

お客様の利便性向上と行員業務を大幅に効率化

富士通株式会社

2024年3月22日 16時20分

当社は、株式会社ほくほくフィナンシャルグループの株式会社北陸銀行（本店富山県富山市、頭取中澤宏、以下北陸銀行）様および株式会社北海道銀行（本店北海道札幌市中央区、頭取兼間祐二、以下北海道銀行）様の手続きをスマートフォンアプリから行うサービスを開発し、第一弾として「普通預金口座開設申込サービス」を提供開始します。北陸銀行様では2024年3月25日（月曜日）から提供を開始し、北海道銀行様では2024年10月からの提供開始を予定しています。本サービスは、当社の顧客接点高度化ソリューション「Customer Engagement Solution CHORDSHIP（コードシップ）」（以下、「CHORDSHIP」）を活用して開発したもので、チャット形式で必要項目を入力していくことで、手続きが完了します。また、開発には北陸銀行様の行員が参加し、システム更新などの内製化につなげるための支援をしています。

今後、届出事項の変更、デビットカードの申し込み、投資信託口座の開設などもアプリで手続きできる機能を順次拡充していく予定です。

【本サービスの特長】

1. 来店不要の口座開設による利便性の向上

北陸銀行様、北海道銀行様の公式アプリから新規の口座開設が可能になります。案内に従って回答選択や入力を行うチャット形式のため、わかりやすい操作で簡単に手続きできます。
従来は、お客様が銀行店舗に出向き、用紙への記入や押印したのち、登録完了までの待ち時間などが発生していましたが、24時間365日手続き可能になるため、どこからでも好きな時間に口座開設手続きをすることができます。お客様の手間や待ち時間を減らし、利便性を向上します。

2. 他システムとの連携により行員の業務を大幅に効率化

本サービスは、銀行の基幹システムと連携しています。お客様が選択・入力したデータがそのまま基幹システムと連携するため、行員によるデータの登録作業が不要になり、大幅な業務効率化を見込んでいます。また、本人確認には、マイナンバーカードの認証システムと連携する自動認証機能を導入します。

3. アプリ機能開発の内製化を支援

本サービスの提供にあたり、北陸銀行様の行員が開発メンバーとして参加しました。今後の機能改善や更新作業などは北陸銀行様内にて完結できるよう内製化を支援しています。

画面イメージ（北陸銀行様）