福島県三春町、東邦銀行、バイウィルがカーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を締結
J-クレジットの創出・流通に取り組むことで、環境価値と経済価値の循環を起こし、三春町の地域脱炭素と地域経済の活性化に貢献
日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、福島県田村郡三春町(町長:坂本 浩之、以下「三春町」)と、株式会社東邦銀行(本店:福島県福島市、取締役頭取:佐藤 稔、以下「東邦銀行」)と三春町のカーボンニュートラル及びサーキュラーエコノミー実現に向けた連携協定を締結しました。
なお、バイウィルが福島県内の自治体と連携協定を締結するのは今回が初となります。
3者は本協定をもとに、J-クレジット(*1)をはじめとする環境価値の創出・流通や、新たなビジネスモデルの創出に取り組みます。

*1:J-クレジットとは、森林経営や省エネ設備の導入、再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することができ、購入者はカーボン・オフセットに活用することができる。
【締結日】
2025年5月20日 (火)
締結日当日には、三春町役場にて締結式を執り行いました。
【協定内容】
3者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、以下の事項について協力します。
(1)環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供
(2)環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出
(3)その他、本協定の目的に資すると双方が認める事項
【締結の背景】
三春町は地域全体で温室効果ガス排出削減に取組む「三春町地域まるごと省エネ計画」等に基づき、町民・民間事業者・行政など町全体で脱炭素化を推進しています。
豊かな自然環境は町らしさ・町の魅力の一つとなっていることから、2023年4月に策定した「美しいまちをつくる三春町景観条例 太陽光発電設備の適正導入に向けたガイドライン」を策定し、太陽光発電施設の積極的な導入とともに美しい自然環境や景観を守っていくことに取り組んでいます。
一方、バイウィルは、東邦銀行と2023年11月に顧客紹介契約を締結し、ともに地域の脱炭素を目指してきました。今回も東邦銀行から三春町へバイウィルが紹介されたことで、三春町の取り組みをJ-クレジット創出・活用へと繋げ、脱炭素活動のさらなる拡大に活かすべく、本連携協定に至りました。
*参考)
・三春町:「私たちができる地球温暖化対策」
(https://www.town.miharu.fukushima.jp/soshiki/4/chikyuuondankataisaku.html)
・三春町:「三春町地球温暖化対策実行計画」
(https://www.town.miharu.fukushima.jp/soshiki/4/01-17ondanka.html)
【今後の展望】
三春町の脱炭素化を目指し、3者が連携して、J-クレジットの創出および流通を進めてまいります。まず、LEDと太陽光発電設備の導入によるJ-クレジットの創出から着手します。
バイウィルは、三春町におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までをシームレスに支援します。また、販売に関しては、東邦銀行とも協力し、「地産地消」によって三春町をはじめとする地域の脱炭素化を促進します。

【3者概要】
<三春町 概要>
■代表者: 町長 坂本 浩之
■所在地: 福島県田村郡三春町字大町1番地の2
■公式HP: https://www.town.miharu.fukushima.jp/
<東邦銀行 概要>
■名称: 株式会社東邦銀行
■代表: 取締役頭取 佐藤 稔
■本店: 福島県福島市大町3-25
■事業内容: 銀行業
■公式HP: https://www.tohobank.co.jp/
<バイウィル 概要>
■名称: 株式会社バイウィル
■代表者: 代表取締役社長 下村 雄一郎
■所在地: 東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■事業内容:
・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
■公式HP: https://www.bywill.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社バイウィル 広報担当
e-mail:info@bywill.co.jp
TEL:03-6262-3584(代表)
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