明治大学経営学部主催「第2回明治ビジネスチャレンジ」最終選考会、3/13に開催。ツクリエ代表が審査員として参加。
最終選考会には、学外審査員として創業手帳株式会社 代表取締役社長・大久保幸世氏、マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役・和田誠一郎氏に加え、ツクリエ代表取締役・鈴木英樹が参加。入賞者選考のほか、ピッチ後のファイナリストへの質問およびアドバイス、トークセッションへの登壇を行いました。
「第2回明治ビジネスチャレンジ」最終選考会 概要
2023年11月23日に行われた第1次選考会(応募総数:25組)を通過した8組が登壇。2024年2月に約1カ月間実施されたアクセラレーションプログラムを経て、優秀賞(若干、副賞20万円)、最優秀賞(1組、副賞100万円・1年間の起業サポート)をかけ、最終ピッチを行いました。
< 出場ファイナリスト(応募代表者・最終選考会発表順)>
野津 昂太郎(商学部 3年)
野口 侑渡(法学部 4年)
大木 勇希(経営学部 2年)
KIM YUNSEO(情報コミュニケーション学部 3年)
辻山 憲太(商学部 4年)
高山 凱(グローバル・ビジネス研究科 1年)
蓮見 大聖(情報コミュニケーション学部 4年)
甲田 大介(グローバル・ビジネス研究科 2年)
<審査員>
<学外審査員>
大久保 幸世氏(明治大学卒業生、創業手帳株式会社 代表取締役社長)
和田 誠一郎氏(マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役)
鈴木 英樹(株式会社ツクリエ 代表取締役)
<学内審査委員>
大倉 学氏(明治大学経営学部 学部長)
安達 幸裕氏(明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科 特任教授)
ファイナリスト8名による発表
最終選考会は、ピッチ5分+質疑応答5分で実施されました。
各ファイナリストの表情からは緊張していることが伝わってきましたが、2月に行われたアクセラレーションプログラムで指摘されていた「マネタイズ」、「ターゲティング」、「差別化」、「どう売るか」などがしっかりとプレゼンテーション資料に落とし込まれ、話のスピードやステージ上での立ち居振る舞いを含めて非常にブラッシュアップされたピッチが展開されました。
ピッチ後の質疑応答では、「そのサービスがあることによって、誰がどう幸せになりますか?」「普通に売り出すと、消費者はなかなか購入しないと思います。どうアピールしようと考えていますか?」「ターゲット層やその人たちが実際に使っているお金のデータ、もしくはヒアリング情報はありますか?」など、深く鋭い質問が飛び交いましたが、すぐに自身の考えを回答・説明したりするなど、熱量の高さやリサーチの深さが感じられました。
また、質疑応答だけではなく、「あとは売るだけだと思います。頑張ってください」というエールも送られました。
学外審査員3者によるトークセッション
全ファイナリストのピッチ終了後は、「起業家に求められる資質」をテーマに、学外審査員3者による30分間のトークセッションが行われました。
ファシリテーターとして、本コンテストのプログラム・ディレクターであり、ツクリエが運営受託する東京コンテンツインキュベーションセンター(所在地:東京都中野区 通称:TCIC)でインキュベーションマネージャーを務める川野正雄も登壇し、3者の考える「起業に向く人・向かない人」や、「起業家の思考回路」を深堀りしました。
3者に共通していたのは「起業家には圧倒的な行動力が必要」という話です。まずは動いてみる、まずは1つでも売ってみる、そのような小さいことから始めていくことが大事だと、お話しされていました。
トークセッションの最後には、ファイナリストを含め、観覧に来た学生に向け、「起業は1つの手段でしかない。やりたいと思えばやればいい。失敗しても、大したことではなく、また挑戦すればいい」とエールを送りました。
最終選考会 審査結果
審査結果の発表は、全てのプログラム終了後に行われました。
最優秀賞(副賞100万円及び1年間起業サポート)は、蓮見大聖さんの「AMATERAS SPACE」に決定し、優秀賞(副賞20万円及び1年間起業サポート)に辻山憲太さんの「BUZZ MAKERS」、KIM YUNSEOさんの「AIte」を選出しました。
最優秀賞受賞・蓮見大聖さんのコメント
「最優秀賞を受賞でき、大変光栄です。これからグローバルに活躍して、明治大学を代表する起業家の一人になれるように頑張ります。宇宙が当たり前になる世界をつくっていきだいです。」
最優秀賞を受賞した蓮見大聖さんには、副賞100万円に加え、1年間のオフィス提供などの起業サポートが授与されることになりました。
また、優秀賞を受賞した辻山憲太さん、KIM YUNSEOさんには、副賞20万円に加え、最終選考会終了後に「ツクリエ賞」として、1年間のオフィス提供などの起業サポートが授与されることになりました。
審査員を務めたツクリエ代表取締役の鈴木からは、受賞者を含め、参加したファイナリスト全員に向け「ツクリエは起業を目指す人全員をサポートします。皆さんの勝負はこれからです。共に頑張っていきましょう」と激励の言葉が送られました。
「第2回明治ビジネスチャレンジ」概要
明治大学経営学部が主催する学内ビジネスコンテスト。
「価値創造人材の発掘」、「持続的な明治大学発ベンチャーの育成」、「総合大学ならではの、幅広い分野におけるイノベーション事業開発のロールモデルを築く」、「社会や文化に貢献するビジネスモデルの創出」をテーマに、去年から開催され今年第2回目を開催しました。
主催:明治大学 経営学部
協力:東京コンテンツインキュベーションセンター/TCIC
明治大学大学院 経営学研究科
明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科
明治大学地域産学連携研究センター
後援:明治大学中小企業診断士紫紺会
制作・運営協力:株式会社ツクリエ(TCIC運営受託企業)
▼明治ビジネスチャレンジに関するお知らせは、こちらからご確認いただけます。
https://www.meiji.ac.jp/keiei/features/businesschallenge.html
< スケジュール >
〇 第1次選考会:2023年11月23日(木・祝)
開催場所:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
〇 アクセラレーションプログラム(全4回):2024年2月8日(木)~2月28日(水)
開催場所:StartupSide Tokyo(東京・水道橋)
〇 最終選考会:2024年3月13日(水)
開催場所:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)とは
東京コンテンツインキュベーションセンターは、コンテンツ関連産業に特化した東京都の創業支援施設です。アニメ、映画、ゲーム等コンテンツ分野のベンチャー企業や創業間もない方に、利用しやすい家賃で快適なオフィスを提供しています。
常駐支援スタッフ(インキュベーションマネージャー、コミュニティマネージャー、コンシェルジュ等)が、経営相談や知識・ノウハウの提供を行うほか、入居事業者の「成長・成功」を目指して、事業計画策定やアライアンス先紹介、資金調達等のハンズオン支援を行います。
ツクリエとは
起業家に寄りそう「Startup Incubator」
ツクリエは事業を作る皆さまを応援するプロフェッショナルとしての起業支援サービス事業と、価値を創造するクリエイターの皆さまを支援するクリエイティブ創造事業を中心に事業展開をしています。
起業を目指す方、起業家の方を支援するイベント企画や相談事業、アクセラレーションプログラムの開発から、起業家の方との協同事業、商品開発、プロデュースなどを行っています。
本リリースに関するお問い合わせ
「東京コンテンツインキュベーションセンター」 運営事務局
住所:〒164-0013 東京都中野区弥生町 2-41-17
担当:川野 正雄
TEL: 03-3383-4616
E-Mail:info@tcic.metro.tokyo.lg.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像