鋭く感じ、柔らかく考える論壇誌『アステイオン』発売。 特集『国家の再定義』は、苅部直・東大教授の責任編集!
特集:国家の再定義――立憲制一三〇年
今年は1889(明治22)年に大日本帝国憲法が発布されて130周年にあたる。非西洋地域で初めて、長続きする立憲政治の体制を創りあげたのは、日本の歴史を二分する大事件である。憲法の内容の評価はともあれ、そこで築かれた国家制度の上に、いまの日本の政治も経済も成り立っている。
できあがった近代国家の秩序は、政党、地方、軍事や宗教など、まもなくその外とのあいだの力関係にさらされることになる。前近代の「国家」「天下」のあり方から、いかにして変わったか。その過程の検証は、現代でもたとえば紛争地域での秩序の再構築に重要な示唆をもたらすはずである。130年の全体を見わたしながら再検討することは、政治秩序のいまを考える営みへつながってゆく。
責任編集:苅部 直
<特集>清水唯一朗/池田真歩/平野 聡/苅部 直/齋藤公太/尾原宏之/嘉戸一将/篠田英朗/趙 星銀
<写真で読む研究レポート>加藤耕一
<グラヴィア 地域は舞台>東浩紀
<世界の思潮>荒木 浩/新居洋子/宮下雄一郎/細谷雄一/茂木快治
<時評>芳賀 徹/高階秀爾/渡辺 裕/藤森照信/奥本大三郎/筒井清輝/待鳥聡史/戸部良一
<堂島サロンから>猪木武徳
<連載>張 競/山崎正和/五百旗頭真/三浦雅士
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2337/
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