[商業用不動産投資額 2017年 通年]
世界は前年比6%増の6,980億ドル、第4四半期は前年同期比10%増の2,280億ドル
東京 2018年2月13日 – 総合不動産サービス大手のJLL(本社: 米国シカゴ、CEO: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL、以下: JLL)がまとめた投資分析レポートによると、2017年通年の世界の商業用不動産投資額は前年比6%増の6,980億ドル※1、2017年第4四半期の前年同期比10%増の2,280億ドルとなりました。JLLは、2018年の世界の商業用不動産投資額の見通しを前年比5-10%減の約6,500億ドルとしています。
日本の不動産投資に特化した分析レポート「ジャパン キャピタル フロー(Japan Capital Flows)」は、2月中旬に発行予定です。
ハイライトは以下のとおりです。
図表1:商業用不動産への直接投資額 2016年第4四半期-2017年第4四半期
図表2:商業用不動産への直接投資額 地域別 2007年第1四半期-2017年第4四半期
図表3:2017年通年 投資活動が最も活発な10都市
図表4:地域別取引額 実績値と予想値 2003年-2018年
※1 通貨単位は、別途記載がない限りすべて米ドルとします。
この投資分析レポートは、世界における不動産投資マネーの動きを解説するレポートで、四半期ごとに刊行しています(レポートは英語のみ)。その他世界の最新不動産データ及び詳細はJLLホームページをご覧ください。
http://www.joneslanglasalle.co.jp/
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。フォーチュン500に選出されているJLLは、不動産オーナー、テナント、投資家の皆さまのアンビション実現を支援します。2016年度は、総売上高68億米ドル、年間の手数料収入は約58億米ドルに上ります。プロパティマネジメント及び企業向けファシリティマネジメントにおいて、約4億900万㎡(約1億2,400万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,450億米ドルの取引を完了しました。2017年第3四半期現在、世界80ヵ国、従業員約80,000名以上、300超拠点で展開しています。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは、2017年9月30日時点で総額590億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。http://www.jll.com
JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、96事業所で36,900名超のスタッフを擁しています。JLLは、2016年インターナショナル・プロパティ・アワードにて、グローバル、アジア・パシフィック地域における「最優秀不動産コンサルタント賞」を受賞しました。また、リアル・キャピタル・アナリスティックスより、6年連続でアジア太平洋地域のトップ投資アドバイザーに選出されています。http://www.ap.jll.com
JLL日本法人の詳細はホームページをご覧下さい。
http://www.joneslanglasalle.co.jp
ハイライトは以下のとおりです。
- 2017年通年の世界の投資額は前年比を上回り6%増の6,980億ドル、2017年第4四半期の投資額は前年同期比10%増の2,280億ドルとなった。第4四半期ではJLL統計市場最も投資額が上昇した2014年第4四半期2,280億円と同額を記録した。(図表1、2)
- アメリカ大陸の2017年通年の投資額は前年比12%減の2,490億ドル、2017年第4四半期の投資額は前年同期比15%減の660億ドルとなった。アメリカの通年の投資額が前年比16%減の2,240億ドルとなり、同地域の投資額減少の主な要因となった。EMEAの2017年通年の投資額は前年比22%増の3,000億ドル、2017年第4四半期の投資額は前年同期比31%増の1,100億ドルとなった。2017年通年の投資額では、3地域中EMEAが2010年以来最も活発な不動産投資市場となった。ロンドンへの投資需要が高まるイギリスの投資額が前年比37%増と市場を牽引したほか、ドイツで前年比9%増、フランスで12%増となった。アジア太平洋地域の2017年通年の投資額は、前年比を上回り13%増の1,490億ドルとなった。2017年第4四半期の投資額も16%増の520億ドルとなり、同地域の第4四半期の投資額としてはJLL統計市場最高額となった。(図表1、2)
- 2017年通年の都市別投資額は、2016年トップだったニューヨークに代わり、ロンドン(328億ドル)が1位に返り咲いた。2位はロサンゼルス(229億ドル)、3位ニューヨーク(209億ドル)と続いて、4位パリ(197億ドル)、5位上海(167億ドル)となり、東京は7位(152億ドル)となった。(図表3)
- 2018年通年の世界の商業用不動産投資額は、世界の不動産市場で取引対象物件の供給が限定的なことから、前年比5-10%減の約6,500億ドルと予測している。(図表4)
図表1:商業用不動産への直接投資額 2016年第4四半期-2017年第4四半期
図表2:商業用不動産への直接投資額 地域別 2007年第1四半期-2017年第4四半期
図表3:2017年通年 投資活動が最も活発な10都市
図表4:地域別取引額 実績値と予想値 2003年-2018年
【補足】
※1 通貨単位は、別途記載がない限りすべて米ドルとします。
この投資分析レポートは、世界における不動産投資マネーの動きを解説するレポートで、四半期ごとに刊行しています(レポートは英語のみ)。その他世界の最新不動産データ及び詳細はJLLホームページをご覧ください。
http://www.joneslanglasalle.co.jp/
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。フォーチュン500に選出されているJLLは、不動産オーナー、テナント、投資家の皆さまのアンビション実現を支援します。2016年度は、総売上高68億米ドル、年間の手数料収入は約58億米ドルに上ります。プロパティマネジメント及び企業向けファシリティマネジメントにおいて、約4億900万㎡(約1億2,400万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,450億米ドルの取引を完了しました。2017年第3四半期現在、世界80ヵ国、従業員約80,000名以上、300超拠点で展開しています。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは、2017年9月30日時点で総額590億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。http://www.jll.com
JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、96事業所で36,900名超のスタッフを擁しています。JLLは、2016年インターナショナル・プロパティ・アワードにて、グローバル、アジア・パシフィック地域における「最優秀不動産コンサルタント賞」を受賞しました。また、リアル・キャピタル・アナリスティックスより、6年連続でアジア太平洋地域のトップ投資アドバイザーに選出されています。http://www.ap.jll.com
JLL日本法人の詳細はホームページをご覧下さい。
http://www.joneslanglasalle.co.jp
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