日経エンタテインメント!特集『「推し活」大研究2026』 推しファン人数/ファンの熱量 ランキング発表 急上昇アーティスト1位はHANA
「推しエンタメブランドスコープ」「note」のデータから明らかに
株式会社日経BP(本社:東京都港区、社長CEO:井口 哲也)のエンタテインメント総合メディア『日経エンタテインメント!』は、2026年4月号(3月4日発売)で、人気特集『「推し活」大研究』の2026年版を掲載。データおよび事例研究から、推し活の最新事情に迫りました。

特にデータ編では、GEM Partners(東京・港)がエンタメ事業者向けに提供しているデータサービス「推しエンタメブランドスコープ」、「note」に投稿された推し活の記事から導いた「推しアーティストランキング」「推しIPランキング」、Location AI(東京・渋谷)の人流データ活用プラットフォーム「Location AI Platform」のデータを基に、推しファン人数が多いエンタメブランド、ファンの熱量が高いアーティストおよびIP、東京ドームやスタジアムのライブに来場するファンの属性・行動を分析。「推し活」の現在地を明らかにしました。
特集の中で日経エンタテインメント!が注目したのが、7人組ガールズグループ「HANA」。2025年にデビューした新人ながら、推しファン人数の伸び率が、アーティストではトップに(「推しエンタメブランドスコープ」より)。また、ファンの熱量が高いアーティストとしても、急上昇部門1位となりました(「推しアーティストランキング」より)。
HANAに関するnoteの投稿は、「救われた/刺さる/共感/泣いた/しんどい」といった「感情語」の出現率が突出して高い傾向にあります。また、ファンがHANAを推しているポイントは「人柄・関係性」「音楽・歌唱」「ストーリー・成長」。つまり、彼女たちのキャラクター性や物語性にアーティスト性が掛け合わさったことで、求心力が高まっていると推察されます。それは、「1曲ごとに成長しているのが分かるから、これからを一緒に見届けたいと思える」「HANAの歌声を聴くと、うまいとか以前に、胸の奥を直接つかまれる感じがする」といった投稿からもうかがえます。

日本人ガールズグループの中では珍しく、同性ファンが圧倒的に多いのもポイントです。彼女たちの成長によって新たなストーリーが生まれてくれば、独自のポジションはより強固なものになっていくでしょう。
「推しエンタメブランドスコープ」「note」「Location AI Platform」の結果サマリー(特集より)
日経エンタテインメント!4月号特集『「推し活」大研究2026』のデータ編で取り上げた、「推しエンタメブランドスコープ」「note」「Location AI Platform」の各種データから、日経エンタテインメント!が注目したトピックは以下の通り。
・最も多くのファンに推されている『鬼滅の刃』
GEM Partnersが、エンタメ事業者向けに提供しているデータサービス「推しエンタメブランドスコープ」のデータを基に、推しファン人数の直近6カ月平均(対象期間:2025年8月~26年1月)を算出した結果、最も多くのファンに推されているエンタテインメントブランドは『鬼滅の刃』でした。『鬼滅の刃』は、25年の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の記録的なヒットもあり、推しファン人数が直前1年(24年8月~25年7月)の約2倍に。日本のエンタメブランドのトップに立ちました。
・ファンの熱量が高いアーティスト1位は「timelesz」
文章・画像・音声・動画によって、コンテンツや情報を発信できるメディアプラットフォーム「note」には、アーティストの用語解説から、ライブリポート、応援のお作法、過去のエピソードまで、幅広い「推し活」関連記事が投稿されています。noteでは、こうした記事の投稿数、投稿者数、PV(ページビュー)数、文字数に加え、LLM(大規模言語モデル)による記事内容の解析などを組み合わせてスコアを算出。ファンの熱量が高いアーティストを可視化しました。「推しアーティストランキング2025」(集計期間:2024年12月1日~25年11月30日)の「総合部門」トップは、昨年、新メンバー加入が大きな話題を呼んだ「timelesz」。note上でも投稿が活発に行われ、年間1位に。2位「Snow Man」、3位「乃木坂46」と続きました。
一方、25年に投稿が急速に盛り上がった「急上昇部門」の1位は「HANA」。メンバーが発表された25年1月から月を追うごとに投稿が盛り上がり、HANAのファンが右肩上がりで増えていきました。
・熱く推されているIPのトップ3は「ポケットモンスター」「BanG Dream!」「ラブライブ!」
noteではアーティストに関する投稿だけでなく、アニメ、漫画、ゲーム、キャラクターなどに関する様々な投稿もされています。具体的には、作品の感想・考察から、伏線や演出の深掘り、聖地巡礼レポート、グッズ収集記録、キャラクターへの愛を語るエッセーなど。アーティスト編同様に、こうした記事の投稿数、投稿者数、PV(ページビュー)数、文字数に加え、LLM(大規模言語モデル)による記事内容の解析などを組み合わせてスコアを算出し、ファンの熱量が高いIP(知的財産)を可視化しました。その結果、「推しIPランキング2025」のトップ3は、「ポケットモンスター」「BanG Dream!」「ラブライブ!」となりました。
・東京ドーム開催のコンサート、Oasisファンは約半数が3時間前までに来場
アーティストやアイドルを推す人にとって、“必ず押さえたい体験価値”の筆頭に挙げられるのは、生のパフォーマンスを体感できるライブです。なかでも、ドームやスタジアムといった数万人規模の会場の公演は、通常とは異なる“特別な体験”となります。そんな大規模会場のライブに足を運ぶ熱心なファンはどのような層なのか。
今回は、2025年に東京ドームおよび首都圏にある収容人数が5万人以上のスタジアで実施された公演を対象に調査を行いました。分析には、10m単位でエリアを指定し、人流を計測できるプラットフォーム「Location AI Platform」を活用。提携スマートフォンアプリから取得した位置情報ビッグデータを基に、来場者の属性や滞在時間などを把握しました。その一つとして来場時間を分析したところ、25年、東京ドームで16年ぶりに来日公演を開いたOasisは、参加者の約半数が3時間前までに来場。グッズの購入などを含め、ファンがいかに前のめりだったかがデータからも浮き彫りになりました。

「日経エンタテインメント!」について
「日経エンタテインメント!」(https://xtrend.nikkei.com/sp/ent/)は、1997年創刊のエンタテインメント総合メディア。月刊の雑誌およびWebにて、映画・音楽・テレビ・アニメ・本・マンガ・ゲームとオールジャンルのエンタテインメント情報を発信。制作やプロモーションの舞台裏、マーケットデータ解説、タレントやクリエーターインタビューなど、ヒット&注目作品の最新事情をお届けしています。
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