UBE株式会社、セーフィーのウェアラブルクラウドカメラを防災訓練で活用
被害を最小限に抑えるため、現場と本部の情報共有を迅速に実施
クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、開発・運営するウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Plus(セーフィー ポケット ツー プラス)」を、UBE株式会社(東京都港区:代表取締役社長 泉原 雅人、以下「UBE」)が、防災訓練にて被災現場と本部の情報共有を迅速に行い、被害を最小限に抑えるために活用したことをお知らせいたします。
ウェアラブルクラウドカメラの防災訓練における活用背景
セーフィーは、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や業務効率化、映像解析による異常検知・予測など様々なソリューションとして提供し、自治体や公共事業での現場のDXを推進してまいりました(※2)。大雨の際に発生する河川の氾濫を遠隔から見守り、夏期の海水浴場では混雑状況を可視化し感染対策に寄与し、現場ごとの課題を解決しています。
また、令和4年8月に新潟県下越地方で発生した豪雨災害を受けた新潟県村上市において、2023年8月に実施された防災訓練にて、本部と被災地区4箇所間の遠隔でのコミュニケーションを可能としています(※3)。さらに、令和2年7月に観測史上最大の雨量・水位を持つ豪雨被害で河川の氾濫や土砂崩れなどを含む甚大な被害を受けた熊本県人吉市において、2023年10月に実施された防災訓練にて、災害支援に関する複数機関間の正確かつ迅速な情報連携を実施しました(※4)。
UBEでは、中期経営計画の「基本方針と重点施策」の1つに「DXの推進による企業価値の向上と顧客の価値の創出」を掲げ(※5)、「Smart Factory」「Digital SCM」「Data Analytics & AI」など10の領域でDXを進めています。特に、「Smart Factory」の領域では、作業状況や役割に応じて生成AIが個別に作業リスクを助言するアプリ(あんぜんボットくん)の自社開発も進めたり、山口県のコンビナートにて毎年防災訓練を実施したりするなど、労働災害の防止には力を入れています。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2023)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(54.1%)
(※2)茨城県稲敷郡美浦村活用事例「河川の氾濫をYouTubeライブで映像配信して監視。 優れたコストパフォーマンスで地域住民の安全を最大化」:https://safie.jp/casestudy/mihomura/
プレスリリース「セーフィー、逗子市と協力協定を締結し、安全安心な海水浴場の確保を推進」(2023年6月29日発表):https://safie.co.jp/news/2628/
(※3)プレスリリース「セーフィー、新潟県村上市の防災訓練にてウェアラブルクラウドカメラを供給支援」(2023年10月12日発表):https://safie.co.jp/news/2842/
(※4)プレスリリース「熊本県人吉市がウェアラブルクラウドカメラを試験導入し、防災訓練で活用」(2023年11月10日発表):https://safie.co.jp/news/2932/
(※5)UBE株式会社「生成AIの運用開始~生成AIで労働災害ゼロを目指すSmart Factoryの取り組み~」(2023年11月30日発表)
https://ube.com/ube/news/2023/aiaismart-factory.html
ウェアラブルクラウドカメラの防災訓練における活用概要
2024年の防災訓練は11月7日(木)に「山口県石油コンビナート等防災計画」に基づき実施されました。訓練では、南海トラフの巨大地震で有毒の液化アンモニアが貯蔵タンクから漏れたという想定のもと、災害時における防災関係機関による防災活動及び協力体制の連携強化を図り、被害を最小限に抑えるための手順を確認しました。ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Plus(セーフィー ポケット ツー プラス)」は手持ちサイズで持ち運びが容易なため、今回の防災訓練において、石油コンビナートの現場において接近が難しい狭所や危険エリアの現場状況、ケガを負った従業員の労災状況など、現場と本部の迅速な情報共有を実現することに寄与しました。
これまでは現地に赴き、目で見て判断していた被災状況や従業員の労災状況を遠隔から確認ができるようになり、災害対応においても迅速な一次判断の可能性が高まりました。また、各被災箇所のスタッフが「Safie Pocket2 Plus」を携帯することで、被災地間でもリアルタイムに状況の共有ができ、足並みを揃えた防災活動に繋がる新たな活用方法が生まれました。
▼防災訓練詳細
名 称:石油コンビナート等総合防災訓練
日 時:2024年11月7日(木)9:50~15:15
会 場:UBE株式会社宇部ケミカル工場東西地区 構内、周辺海域及び周辺地区
(山口県宇部市大字小串1978番地の10)
参加人数:UBE株式会社 宇部ケミカル工場、山口県、宇部・山陽小野田消防局、宇部警察署など10の機関から約200名
「Safie Pocket2 Plus」のサービス概要と製品特長について
▼サービス概要
・商品名:Safie Pocket2 Plus(セーフィー ポケット ツー プラス)
・提供形態:一式レンタル
・提供パッケージ:カメラ本体、通話用Bluetoothヘッドセット、取り付け用クリップ、三脚アダプタ、ACアダプタ×2、充電用クレードル、DCケーブル×2、USB Micro-Bケーブル、LTE通信、保護ケース、クラウド録画サービス
▼製品特長
・小型&軽量で手のひらにおさまるコンパクト設計
・バッテリーと通信モジュールを筐体内に納めたオールインワン仕様
・大容量バッテリー内蔵で最大8時間の連続稼働
・LTE内蔵でいつでもどこでもクラウド録画
・IP67の堅牢な筐体で屋外利用も安心
・フルHDのスナップショット5,000枚撮影可能(GPS情報あり)
・クラウド録画データを80時間分ダウンロード可能
・専用ビューアーで撮影データと位置情報の一元管理が可能
・手振れ補正機能で長時間モニタリングが可能
・動体撮影時でもノイズが入りにくい高画質設定(高ビットレート)
・撮影対象物から離れた場所からの撮影に便利なズーム機能
・モバイルバッテリーから本体への充電が可能
▼サービスページURL
※製品に関するお問い合わせはこちらから
https://safie.jp/contact/go-pocket/
クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは
Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。
「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。
我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。
・データガバナンスに関する取り組み:https://safie.co.jp/csr/advisoryboard/
・データ憲章(2022年4月1日発行)
https://bucket.safie.link/pdf/csr/advisoryboard/safie_data_charter_JP.pdf
セーフィーは、データガバナンスに関する下記指針を遵守すると共に、ステークホルダーの皆様と協調して啓発活動にも取り組んでおります。また、社外有識者よりプライバシー保護などに関する助言を受けながら、指針及び実務上の運用基準の見直しを行っております。
・データガバナンスに関する取り組み:https://safie.co.jp/csr/advisoryboard/
・データ憲章(2022年4月1日発行)
https://bucket.safie.link/pdf/csr/advisoryboard/safie_data_charter_JP.pdf
映像から未来をつくる
【セーフィー株式会社の会社概要】
所 在 地 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー
設 立 2014年10月
代 表 者 佐渡島 隆平
事業内容 クラウド録画・映像管理プラットフォーム『Safie(セーフィー)』の運営
サービスサイトU R L https://safie.jp/
コーポレートサイトU R L https://safie.co.jp/
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