NTT-ATがISC2認定のCC公式トレーニング日本語版を提供開始
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 匡)は、世界有数のサイバーセキュリティ専門家資格の非営利団体ISC2が認定を行っている、サイバーセキュリティ分野におけるエントリーレベルの新たなグローバル資格Certified in Cybersecurity℠(CC)の講師主導型公式トレーニング日本語版の提供を、2024年6月から開始します。
1.提供開始の背景
ISC2が新たに開発したCC公式トレーニングおよびCC認定資格は、サイバーセキュリティの基本的な考え方が身についていることを証明できるエントリーレベル資格で、業務経験が無くても資格取得が可能です。CISO・セキュリティマネージャー・セキュリティ部門スタッフ・部門のセキュリティリーダー・ITエンジニア・セキュリティ業界をめざす人・学生など、幅広い人々を対象としています。
2.NTT-ATにおける取り組み
NTT-ATは、ISC2オフィシャルトレーニングパートナーとして、これまで、CISSP(Certified Information Systems Security Professional)、CCSP(Certified Cloud Security Professional)、SSCP(Systems Security Certified Practitioner)の公式トレーニングや日本語書籍の出版事業を展開してきました。このたびのCC公式トレーニングの提供は、高度セキュリティ専門家の育成にターゲットを絞ったこれまでの取り組みに対して、新たにエントリーレベルからの人財育成を加えた幅広いキャリアポートフォリオ戦略を実現する、NTT-ATとしての新たな取り組みとなります。
【ISC2 CEO クレア・ロッソ コメント】
日本、およびアジア太平洋地域では、サイバーセキュリティ人材の大幅な不足に直面しており、エントリーレベルの専門家のニーズは過去に類を見ないほど高まっています。この度、NTT-ATとの提携を拡大し、エントリーレベルのサイバーセキュリティ資格であるCertified in Cybersecurity (CC)向けの講師主導型公式トレーニングを日本語で提供する運びとなったことを嬉しく思います。今回の提携拡大は私たちにとって大きな一歩だと考えています。日本語でのCCトレーニングの提供は、より多くの人々がサイバーセキュリティのキャリアを追求することを可能にするだけでなく、潜在的な言語の障壁を取り除き、日本とその周辺地域におけるサイバーセキュリティの労働力の需給ギャップの解消を促進することにつながります。
【NTT-AT取締役セキュリティ事業本部長 平田 真一 コメント】
社会のデジタル化の進展に伴い、さまざまな領域でサイバーセキュリティの知識・スキルが求められています。CCは、すべての人々のサイバーセキュリティ分野への入場ゲートとなり、SSCP、CCSP、そしてCISSPなど、世界に通用する高度セキュリティ専門家へのキャリアにつながります。私たちは、CCの継続的な教育機会を提供し、日本のサイバーセキュリティ人財基盤のさらなる広がりと安全なデジタル社会の実現に貢献していきます。
3.ISC2について
ISC2(International Information System Security Certification Consortium, Inc.)は、安全で安心なサイバー空間の実現を目指す、世界有数の会員制組織です。世界で総勢60万人以上の会員、準会員(アソシエイト)、Candidatesが所属しており、サイバー脅威から人々の生活を守るために尽力しています。サイバーセキュリティ関連の最高峰の認定資格であるCISSP®をはじめ、数々の受賞歴を誇るISC2の認定資格により、サイバーセキュリティ専門家は、キャリアのあらゆる段階において所有する知識、スキル、能力を証明することができます。ISC2は、相互接続された世界におけるサイバー安全性及びサイバーセキュリティを加速させる、アドボカシー活動、助言、人材支援を通じて、サイバーセキュリティ専門家の影響力、成長力、多様性を拡大しています。ISC2の慈善財団であるThe Center for Cyber Safety and Educationは、サイバーセキュリティ専門家としてのキャリアを歩むための門戸を広げ、サイバーセキュリティ業界との接点がない人々への教育を提供しています。ISC2に関する詳細は、ウェブサイトをご覧いただくかX、Facebook、LinkedInをフォローください。
© 2024 ISC2 Inc.、ISC2、CISSP、SSCP、CCSP、CGRC、CSSLP、HCISPP、CISSP-ISSAP、CISSP-ISSEP、CISSP-ISSMP、CBKは、ISC2の登録商標です。また、Certified in Cybersecurityは、ISC2のサービスマークです。
※記載された会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
※掲載のデータは発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。