個人のお客さま向けの総合金融サービス「Olive」を2023年3月より提供開始
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:太田 純、以下「SMFG」、同社グループを総称して「SMBCグループ」)、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠、以下 「SMBC」)、三井住友カード株式会社(代表取締役社長:大西 幸彦、以下「SMCC」)は、2023年3月より、個人のお客さま向けの総合金融サービス「Olive(オリーブ)」の提供を開始いたします。
- 取組の背景・目的
個人のお客さま向けの金融サービスは、近年のデジタル技術の進展やスマートフォンの普及、異業種プレイヤーの参入などにより、銀行口座やキャッシュレス決済、資産形成・資産運用、コンシューマーファイナンスなどをはじめとする様々な領域で、絶え間なく進化を続けております。このような環境変化の中、SMBCグループでは、お客さまにとって最適な組み合わせでサービスを提供していくことが重要であると考えており、グループ各社の枠組みを超えた、各種サービスのデジタル化に取り組んでまいりました。
具体的には、銀行口座の開設やクレジットカードのお申込み、その後の取引や手続き等、各種サービスをアプリやインターネット上でお手続きいただけるようデジタル化するなど、不断のサービス向上に取り組んでおり、現在では、三井住友銀行アプリのダウンロード数は1,000万件を超え、SMCCが提供するVpassアプリのダウンロード数は970万件を超えるなど、多くのお客さまにご利用いただいております。
また、デジタルを起点としたSMBCグループのサービスの拡充については、グループ内の取組みに留まらず、 2021年6月には、SBI証券をパートナーとしてデジタル取引を起点とした個人のお客さま向けの資産運用サービスを開始し、クレジットカード決済による月間の投資信託の積立金額は、サービス開始からおよそ1年半で、既に150億円を超えるなど、グループの枠組みを超えたサービスの拡充についても、多くのお客さまからご評価いただいております。
個人のお客さま向けの総合金融サービスである「Olive」は、従来の「銀行店舗でのお取引」を前提としたサービスではなく、「モバイルアプリ上のお取引」を前提にした新たな概念のサービスです。SMBCグループの商品・サービスなどをより便利に、よりお得にご利用いただけるものです。また、日常の決済機能に加えて、証券や保険など、グループの枠組みを超えた幅広いサービスをご提供いたします。SMBCグループでは、今後も、より多くのお客さまに支持していただけるサービスを提供すべく、金融サービスにおけるNEW STANDARDをご提案いたします。
1.Oliveの特徴
(1)総合金融サービス
個人のお客さま向けの総合金融サービス「Olive」は、銀行口座、カード決済、ファイナンス、オンライン証券、 オンライン保険などの機能を、アプリ上でシームレスに組み合わせた全く新しいサービスです。三井住友銀行アプリ、Vpassアプリの双方から各種サービスへのアクセスが可能となりますので、日常的な決済や、資産形成・運用などの各種サービスの残高や各種明細をまとめて管理できる総合金融サービスです。
1枚のカードでキャッシュカードの機能と、クレジットカード、デビットカード、ポイント払い(プリペイドカード)の機能をアプリで切り替えできる "世界初"※のフレキシブルペイも搭載し、これまでの金融サービスとは全く異なる未来型の金融体験を、幅広いお客さまにご提供いたします。また、利便性の向上に留まらず、多くの入会特典や利用特典をご用意し、今まで以上に便利に、お得な金融サービスをご利用いただけます。
※Visaが開発した新機能(複数の支払い方法を1つのカードに集約・決済方法選択)を使用することについて世界初(2023年1月時点/Visa調べ)
また、Oliveでは、あらゆる金融サービスを1つのIDでシームレスにご利用いただけるように、グループ共通の 「SMBC ID」を導入します。まずは、三井住友銀行アプリ、Vpassアプリのどちらにもメールアドレス1つでログインが可能となり、共通のIDで各アプリをご利用いただけます。
≪SMBC IDを登録し、三井住友銀行と連携した場合に可能な主なサービス≫
No. | 内容 |
1 | SMBC IDに三井住友銀行口座・VpassIDの両方を紐付けている場合、 ご利用の端末によらず口座・カードのご利用情報等が照会可能 |
2 | Vpassアプリ内で三井住友銀行の口座残高の確認が可能 |
3 | 三井住友銀行アプリ内でクレジットカードのご利用情報の照会が可能 |
4 | 住所変更などの諸届が一括でお手続き可能 |
※SMBC IDは、三井住友銀行アプリ・Vpassアプリでのみ利用可能です(ブラウザからのログインは対象外)。
※SMBC ID登録後も、三井住友銀行アプリは店番号・口座番号、 VpassアプリはVpass IDなどによる従来の方法でもログインが可能です。※パスワードを一定回数連続して誤入力するとSMBC IDがロックされ、三井住友銀行アプリ・Vpassアプリどちらも利用不可となります。
(2)主な機能
「見える」「まとまる」「使い分ける」をコンセプトに、大きく4つの機能を備えています。
① デジタル口座
Oliveでは、アプリ上で銀行手続きが完結し、また、キャッシュレス決済にも対応した、店舗や窓口を持たない デジタル上の支店で口座を開設することができますので、近隣にSMBCの店舗がないお客さまも安心して口座を開設いただけます。なお、本口座は全国のSMBCの店舗やコールセンター等においても、いつでもお手続きやご相談が可能です。また、既にSMBCに口座をお持ちのお客さまは、Oliveのお申込みにより、現在ご利用されている口座で、新たな決済サービス機能の追加や更なる特典の受取りが可能です。
また、三井住友銀行アプリ・Vpassアプリのどちらにもログインできる「共通ID(SMBC ID)」や「送金手数料の優遇」、また、急な現金支払いにも対応できるよう「ATM時間外手数料の無料化」等、便利で安心・安全なサービスの標準化に加えて、「選べる特典」により、お客さまの生活スタイルに適した口座へのカスタマイズが可能です。(特典については、「2.Oliveのご利用特典」をご参照ください)
② マルチナンバーレスカード
Oliveでは、Visaが開発した新機能を使用した「フレキシブルペイ」を搭載したマルチナンバーレスカードを発行いたします。1枚のカードもしくは1つのアカウントで、「デビットカード」「クレジットカード」「ポイント払い(プリペイドカード)」の中から、お客さまのご利用シーンに合わせて、アプリで機能を切り替えることにより、支払い方法を使い分けできます。 また、「マルチナンバーレスカード」は、キャッシュカード一体型Visaカードとしてご提供いたします。 1枚のカードで、キャッシュカード、クレジット、デビット、ポイント払いの4つの役割を兼ねるため、複数のカードを持ち歩く必要がなく、すっきり整理することができます。
≪マルチナンバーレスカードの主な特徴≫
No. | 内容 |
1 | 1枚のカードでクレジットカード、デビットカード、ポイント払い(プリペイドカード) から選択可能 |
2 | クレジットカード、デビットカード、ポイント払い(プリペイドカード)のそれぞれの 明細確認が可能 |
3 | キャッシュカードとして利用可能 |
- カードデザイン
“フレキシブルペイ“のカードは、クレジットカードやデビットカードの番号や署名欄、またキャッシュカードとしての支店番号や口座番号などの情報を記載しない両A面の「マルチナンバーレス」のデザインを採用したカードです。口座 番号は三井住友銀行アプリから、各種カード番号は三井住友銀行アプリとVpassアプリからご確認いただけるよう設計された、業界最高水準のセキュリティを有しております。
入会特典や利用特典が異なるランクに応じてデザインは全7種類ご用意いたしました。
詳細は Oliveブランドサイト(https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/index.html)よりご確認くださ い。
- フレキシブルペイの特徴
- キャッシュカード機能
・キャッシュカードとして、ATMでの入出金にご利用いただけます。
③ SBI証券との連携
今般、2022年6月23日に公表した、「包括的資本業務提携に関する基本合意」に基づきまして、個人向けデジタル金融サービスにおける業務提携契約を締結いたしました。Oliveでは、本業務提携の一環として、フレキシブルペイを用いた投資信託つみたてサービス、スマートフォンアプリの連携強化を実施いたします。詳細は、2023年2月3日付ニュースリリース「SMBCグループとSBIグループによる個人向けデジタル金融サービスに おける業務提携に関するお知らせ」を、ご覧ください。
④ 保険ポータルサイト
Oliveでは、2022年11月にSMCCがリリースした「保険ポータルサイト」を活用し、保険サービスともシームレスに連携のうえ、デジタルとリアルを融合した保険のサービスを提供いたします。保険はお客さまの様々な ニーズに応じて、生命保険・損害保険をはじめ様々な商品があることから、商品に応じて業界を代表するベストなパートナーに参画いただき、各種サービスをフルラインアップで提供します。
まず、生命保険はオンライン保険のリーディングカンパニーの一つであるライフネット生命株式会社と提携し、
今後、様々な生命保険商品のご提供に加え、デジタル上で生命保険選びを便利にするためのデジタルアプローチツール等の提供を検討して参ります※1。
また、損害保険については、お客さまのニーズに合わせて4つの無料コースから選択できる「選べる無料保険」※2の他、月額 140 円から申込み可能、且つ、対象のクレジットカードで保険料を支払うことで保険料に応じたV ポイントが貯まる「Vポイントが貯まる保険」※3を三井住友海上火災保険株式会社と連携して提供いたします。
その他、住友生命保険相互会社との協働により、健康増進プログラム「Vitality」の提供や健康増進活動へのVポイント付与など、健康増進での様々な取組みを検討している他、SBIインシュアランスグループとは幅広い保険商品を連携予定です。
また、対面での相談をご希望されるお客さまについては、「マネードクター」のFPパートナーと連携し、ファイナンシャルプランナーによる保険相談の予約機能もご用意いたします。
※1 2022 年 10 月 13 日:三井住友カード・ライフネット生命保険・ライフネットみらい、オンライン保険事業における協業に向けた業務提携契約を締結
※2 2022年4月14日 :国内初 お好きなカード付帯保険を選択できる「選べる無料保険」を開始
※3 2022 年 11 月 1 日 :新商品「V ポイントが貯まる保険」提供開始
2.Oliveのご利用特典
Oliveでは、送金やATMに関する優遇や、ランク別特典として、お客さまのライフスタイルに合わせて特典を選択できる「選べる特典」、SMCCが提供するナンバーレスカードと同様に、ご利用金額に応じポイントを付与する「継続特典」、SMBCが提供する銀行取引に応じたポイント付与のほか、対象のコンビニや飲食店利用で最大15% 還元となる「Vポイントアッププログラム」など、Oliveのランクに応じた特典を提供いたします。
*1 リリース特典として回数制限なし(終了時期未定)。
*2 但し、ATMによってご利用可能時間が異なります。*3 ゴールド・プラチナプリファードで、初年度年会費無料キャンペーンを実施予定です。詳細は今後ホームページにてお知らせします。
*4 申込月と翌月は2個選択可。
- キャッシュレス利用時のポイント還元率アップの具体例
Oliveでは決済内容に応じた特典と、取引内容に応じた特典の組み合わせによって、対象のコンビニ・飲食店のご利用で一般カードやゴールドカードでは通常のポイント分を含んだ最大15%のVポイントを還元、プラチナプリファードについては最大16%のVポイントを還元します※。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合がございます。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります
※家族ポイントURL:https://www.smbc-card.com/mem/wp/family-point/index.jsp
3.Oliveに掛けた想い
SMBCグループは「グリーン」をキーカラーとしてお客さまと共に成長してまいりました。その伝統を大切に継承しながら、さらに一歩進んだ関係を築いていきたいという想いより、新しい「グリーン」をイメージ致しました。
また、Oliveは「O」と「Live」に分解できます。「O」は輪、何かが繋がって一つになっていくということを、「Live」は、お客さまの生活や人生を表しており、Oliveを通じてサービスがつながり、お客さまの生活や人生がより豊かに循環していくお手伝いができるサービスでありたいという想いも込めています。
今後も、SMBCグループのお客さまにさらなる利便性を提供できるよう、Oliveのサービスの機能強化や、SBI 証券をはじめとした外部企業や非金融サービスと連携強化、またローンなどさらなる金融サービスとの連携などを 各社と共同で検討・実施してまいります。
【リリース記念キャンペーン】総額1億円分が約9万名さまに当たる!CMタレントイベントにもご招待
2023年2月3日より、Oliveリリース記念キャンペーンを開始します。メールアドレスのご登録で、Vポイントギフト100万円分を10名さま、1万円分を100名さま、1,000円分を89,000名さまにプレゼントします。また特別賞として、CMタレントによるスペシャルイベントに100名さまをご招待します。
※特典付与には条件がございます。詳細はWebページをご覧ください。
「Oliveリリース記念!総額1億円分のVポイントギフトが約9万名さまに当たる!キャンペーン」
https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/campaign/referral/2023sp/index.html
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