日本国内および米国の15歳~41歳の男女1525人に聞いた「日本と米国のZ世代意識調査:SDGs編」
~Y世代と比べてみる、米国と比べてみる~
生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回、日本国内:2022年5月16日~ 2022年5月18日、米国:2022年5月23日~2022年5月24日の5日間、日本国内および米国内の満15歳~41歳の男女1525人を対象にインターネットリサーチを実施いたしました。
【今回の調査担当兼リリース作成者】
吉原 慶
ストラテジックリサーチャー
マーケティング会社を経て、上場企業のマーケティングリサーチ会社に移籍。
リサーチャーのチームを立ち上げ、マネージャーとして後進の育成や社内外での勉強会やセミナーの開催、新サービスの開発を担当。リサーチの書籍も出版。
2022年ネオマーケティング(エキスパートグループ)に合流し、ストラテジックリサーチャーとして「リサーチを起点に、デジタルマーケティング・PRグループとのシナジーを生み出す」ことをミッションに活動している。
【調査背景】
注目を集め続けるZ世代。ネオマーケティングでは、Z世代について様々なテーマを取り上げて調査を行ない、その実態を明らかにしていきます。日本のZ世代の特徴は、他の世代との比較、また他国比較によって見えてきます。
今回は日本のY世代とZ世代、そして日本と米国のZ世代で比較調査を行ないました。
【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」と海外パネルを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:日米共通の世代定義
Z世代:満15~25歳(1996年~2015年生まれ)
Y世代:満26~41歳(1980年~1995年生まれ)
3.サンプルサイズ:日本のZ世代465名、Y世代500名、米国のZ世代268名、Y世代292名
4.調査実施日:日本:2022年5月16日(月)~ 2022年5月18日(水)
米国:2022年5月23日(月)~2022年5月24日(火)
「日本と米国のZ世代意識調査:SDGs編」主なトピック
● 日本のZ世代はSDGs後進国で、その中で男性はジェンダー後進国 1. 米国に比べて日本は浸透度が低い 2. アメリカではジェンダー意識に男女差がない 3. Z世代はY世代に比べてジェンダー意識が高く男女差がある 4. Z世代はY世代に比べて、社会問題に対してアンテナを広く張っている様子 |
関心を持っている社会問題 2021年調査との比較
2021年に実施した日本国内のZ世代を対象に実施したSDGsに関する意識調査※での結果と、今回の調査を比較しました。
日本のZ世代は、社会問題に対して1年前より関心度が高まっているのに対して、Y世代は下降傾向にあります。
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関心を持っている社会問題
日本国内のZ世代とY世代の比較、Z世代の男女の比較、更に日本と米国のZ世代の比較を行ないました。
全体的にアメリカのZ世代と比較すると、日本のZ世代の社会問題への関心度は低いと言えます。
Z世代とY世代を比較すると、日本のZ世代ではジェンダー・SNS問題に対する関心の高さが顕著です。ジェンダー問題は女性の方が、関心度は高いことがわかります。
単位:%
過去に取り組んだことのある社会問題
日本のZ世代は、Y世代に比べると取り組み意識が低く、アメリカに比べて大きな開きがあります。
また、日米ともにZ世代では女性の方が取り組み意識が高いことがわかります。
単位:%
SDGs浸透度 日米比較
米国に比べて日本は浸透度が低く、SDGs後進国と言えます。
SDGs目標で普段から意識していること
日本のZ世代はY世代に比べてジェンダー意識が高く、特に女性で顕著だが、アメリカに比べると低い水準です。アメリカではジェンダー意識に男女差がないことも、日本との違いです。
※単位(%)
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
海外オンラインリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/oversea/
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<例>「生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/
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