天然ゴムラテックス不使用の自着包帯「くっつくバンデージ(TM)NL」新発売　穿刺部圧迫止血時にディスポーザブルな止血ベルトとして使用可能

ニチバン株式会社

2024年5月15日 11時00分

　ニチバン株式会社（本社：東京都文京区、社長：高津敏明）は、天然ゴムラテックス不使用の自着包帯「くっつくバンデージ(TM)NL」を2024年5月15日（メーカー出荷）から全国の病院、クリニックなどの医療機関向けに発売します。

医療施設で採血、透析などの後に穿刺部を圧迫して止血を行う際に、ディスポーザブル（使い捨て）の止血ベルトの使用が推奨されています（標準採血法ガイドラインGP4-A3）。当社の自着包帯「くっつくバンデージ(TM)」は包帯同士を重ねて巻くだけで簡単にくっつき、皮膚や衣類にはつかないので、止血補助材として多くの医療施設でご使用いただいています。

この度発売する「くっつくバンデージ(TM)NL」は医療施設の要望に応えて開発した、天然ゴムラテックス不使用の自着包帯です。粘着剤に合成ゴムを使用しているので、どなたでもアレルギーを気にせずに使用できます。従来品の使いやすさはそのままに、重ねて巻くだけで適度な圧迫をすることができます。手で簡単に切れるので、手袋をしたままでも作業が容易です。

本製品を通じて、患者様ご自身や医療従事者による止血処置をサポートし、医療の安全に貢献します。

◆製品特長

（１）ディスポーザブルで、衛生的な止血処置

不十分な止血処置による再出血リスクの軽減や、自身での圧迫困難な患者様の止血補助など、衛生的な止血をサポートします。ディスポーザブル製品につき感染対策にも貢献します。

（２）天然ゴムラテックス不使用

原材料に天然ゴムラテックスを使用していないため、アレルギーを気にせずに使用できます。

(３)手で簡単に切れる

手切れ性があるので、手袋をしたままでも簡単に作業ができます。

(4)自着性で皮膚にやさしい

自着性（包帯同士がくっつき皮膚には付かない）のため、皮膚が脆弱な方にも使用できます。