「めちゃコミック(めちゃコミ)」調査レポートもはや都市伝説?今どきの嫁姑問題の有無やその実態について大調査!
~嫁姑問題がないと答えた既婚者は74%~
株式会社アムタス(東京都渋谷区 代表取締役社長 黒田淳)が提供する電子コミック配信サービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」では会員を対象に、「嫁姑問題」に関するアンケートを行いました。その調査結果を報告いたします。
<調査サマリー>
①身の回りに嫁姑問題があると答えたのは26%!勃発するタイミングは「結婚直後」
②嫁姑問題が一番多いのは、年代問わず「子育てへの干渉」
③嫁や姑が「干渉してこない」「気遣いができる」人だと、嫁姑問題は起こらない?
④義実家とも「仲良くなりたい」「適度な距離で」と肯定的な回答をした未婚者は93%!
⑤嫁姑との付き合いで一番大切なのは「無理に仲良くなろうとしないこと」
⑥結婚は“幸”か“不幸”か?さまざまな結婚生活を描いた漫画をご紹介!
<調査概要>
・調査時期 :2019年3月19日(火)~2019年3月20日(水)
・調査方法 :インターネット調査
・調査人数 :2,428名(女性:2,266名 男性:162名)
・調査対象 :めちゃコミック会員
※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【めちゃコミック調べ】とご明記ください。
<調査結果>
- ①身の回りに嫁姑問題があると答えたのは26%!勃発するタイミングは「結婚直後」
自分の身の回りに嫁姑問題があるかを聞いてみると、「ある」と答えたのは26%でした。
「嫁姑問題」という単語はよく耳にしますが、実際に身近で発生しているのは4人に1人ということで、あまり多くはない印象です。
また、嫁姑問題が最初に発生した時期についても調査すると、「結婚した直後」「子どもが生まれてから」という回答がダントツでした。
「その他」の時期と回答した人の中には、「同居してから」(女性/24歳/パート)との回答が多数でした。
「結婚した直後」と答えた人は、「姑や舅の出来ていない子離れ」(26歳/女性/パート)のように、息子が結婚したことで“嫁に息子を取られた”とマイナス感情を抱かれて嫌がらせを受けるようになった、との回答が目立ちました。
また、「子どもが生まれてから」と答えた人は、「義母はものすごく寒がりだけど、私や子どもたちは暑がり。冬もそんなに着込まないでいたら、服装についてすごく言われて、それをきっかけに他にも口出しされるようになった」(26歳/女性/専業主婦)というような生活習慣や価値観の違いがあらわになり、子育てに口を出されるようになった人が多いようでした。
なぜ上記のようなタイミングで嫁姑問題が生じることが多いのでしょうか?現在、レイ法律事務所で男女や家族トラブルなどをメインに扱っている松下真由美弁護士に聞いてみました。
「嫁姑も、結婚した直後から家族になります。違う環境、違うルールで生きてきた人間が家にポンと入り込むわけですから、そこに戸惑いや食い違いが生じるのは当たり前と言えるでしょう。夫との間では、恋人同士の間に価値観やルールのすり合わせもできますが、姑との間ではそうもいきません。
同居した場合には、そういった違いが浮き彫りになりやすく、揉め事の種が生じやすいと言えます。
子どもが生まれた場合も同様です。さらに家族としての関わり、触れ合いが深まるがゆえに、争いごとが生じる機会も増えてしまうのです。愛する息子の血を引くかわいい孫のことについては、お姑さんもどうしても干渉したくなってしまうのでしょう。」(松下弁護士)
- ②嫁姑問題が一番多いのは、年代問わず「子育てへの干渉」
「出産後の病室で、帝王切開後で動けなくて苦しんでいる横で『パパにそっくりね~☆安心したね☆』と言われた時」(35歳/女性/パート)
「妊娠中に上野動物園のパンダの赤ちゃんが生まれて間もなく死んでしまって。『今日○○さんにお嫁さん妊娠おめでとうって言われたから、上野動物園のパンダにならないように気を付けます、って返しといたよ』と言われました。私にそれを言うのか…と、怒りよりも衝撃が強かったです」(36歳/女性/会社員)
実際にはどんな嫁姑問題に悩んでいるのでしょうか。
調査の結果、「子育てへの干渉」がトップ、次いで「家事への干渉」「嫌味や嫌がらせ」という結果になりました。
しかし、世代別に見てみるとやや違いが表われました。
20代後半~30代前半までの比較的若い世代は、「住居に関するトラブル」にも悩まされることが多いようです。
また、30代後半以降は、それまでの年代で2位だった「家事への干渉」よりも、「嫌味や嫌がらせ」による嫁姑問題に悩まされる傾向があります。
世代によって、このような違いが見られたのはなぜでしょうか?
「住居に関するトラブルの多くは、新築や同居をきっかけに生じます。20代後半~30代前半というのは、まさに家を買ったり、同居の選択に直面したりするタイミングといえるでしょう。
子育てへの干渉、家事への干渉は嫁姑問題の永遠のテーマです。
特に、子どもに手がかかるうちは、子育てが忙しく、他の家事も十分にできない場合が多いでしょう。そういった部分がお姑さんの目についてしまい、トラブルの元になりがちです。
しかし、40代を超えて子どもが大きくなってくると、家事に手が回るようになり、文句の付け所は少なくなります。そのため、言葉での嫌味や嫌がらせが、お嫁さんの目についてしまうのではないでしょうか。」(松下弁護士)
- ③ 嫁や姑が「干渉してこない」「気遣いができる」人だと、嫁姑問題は起こらない?
「嫁姑問題がない」と回答した人に、問題が起こらない理由について聞いてみました。
すると「姑または嫁が気を遣ってくれている」「そもそも干渉してこない」ことがトップになりました。お互いに思いやりの気持ちで接することが大事なのかもしれません。
それでは逆に、嫁姑問題となった原因はどんなことなのでしょうか。
●生活習慣や価値観の違い、押し付けから
「姑の価値観の押し付け」(35歳/女性/会社員)
「生活水準の格差」(44歳/女性/会社員)
●姑が子離れできていなかったから
「姑や舅の出来ていない子離れ」(26歳/女性/パート)
「一人息子を溺愛しており、他の女に取られたことがそもそも気に入らないらしい」(30歳/女性/その他)
●姑の言動を制する人がいないから
「姑夫が逝去し、今まで姑夫が姑のワガママをセーブしていたが、止める人がいなくなり、ワガママ放題になってしまったから」(35歳/パート/女性)
どれも、ある程度付き合ってみないと表面化しにくい問題ですね。でも、できれば嫁姑問題が引き起こされそうな人とは付き合いたくありません。トラブルの起きそうな嫁姑について、結婚前に見抜くポイントはあるのでしょうか?
「嫁姑が良い関係を築くために、夫を挟んだ適度な距離感は重要です。住んでいる場所の遠近といった物理的な距離もそうですが、夫と姑の心の距離、依存度を把握しておきたいですね。
嫁姑問題において、キーパーソンは夫です。夫の家に嫁いだ嫁にとっては、夫が唯一の頼りといっても過言ではありません。嫁姑のいさかいが起きたとき、夫が嫁の味方をするか、姑の味方をするかによって、嫁姑問題の深刻さは全然違ってくるのです。
たとえば、何かあるとすぐに母親に相談したり、母親と比べるような言動は、将来の嫁姑問題を予感させる危険信号でしょう」(松下弁護士)
- ④ 義実家とも「仲良くなりたい」「適度な距離で」と肯定的な回答をした未婚者は93%!
アンケートに回答いただいた方のうち未婚の方に、もし自身に結婚の機会があった場合、義実家と仲良くなりたいかについて聞いてみました。
すると「仲良くなりたい」「それなりに仲良くなりたい」と答えた人が43%、また「適度な距離でいたい」と答えた人が半数という結果になりました。「あまり関わりを持ちたくない」とネガティブに考えている人は、非常に少ないことが伺えます。
「いざと言う時に頼り合える関係でいたいから」(21歳/女性/学生)
「家族や親戚になるからには親しくなって、居心地の悪くない環境を作りたい。また、祖父母の存在や祖父母との関係性は、子育てにも大きく影響しそうだから」(33歳/女性/自営業)
一方で、ある程度の距離は必要だと指摘した人も多かったです。
「仲良くなりすぎると、姑さんたちの老後の面倒を頼まれやすくなりそうで嫌。老後は自分たちで考えて行動してほしい」(28歳/女性/会社員)
「密になりすぎると、後々気疲れしてしまいそうだから」(31歳/女性/自営業)
次に、結婚相手の家族がどんな人かによっては結婚を考え直すかについても調査しました。
すると、「考え直す」と回答した人が75%という結果でした。
「結婚に相手の家族は関係ないから」(27歳/女性/会社員)と答える人がいる一方、「結婚相手がどんなに良い人でも、様々な問題を抱えているような家族だったとしたら、自分自身を守るためにも改めて考え直してしまうと思う」(23歳/女性/アルバイト)と、相手の家族を重要視する声が多数でした。
義実家とはそれなりに近い関係でありたいけれど、相手の家族次第では結婚自体を考え直す、というシビアな人が多いようです。一体なぜでしょうか?
「結婚は、その後の人生が決まる一生の問題です。結婚後、幸せな生活を送れるかどうかを判断するには、相手だけでなく、相手の家族がどんな人かということも重要でしょう。親子の縁や親族の縁を切ることは、法律的にもできません。
たとえば、多額の借金があったり、物理的、経済的な援助を必要とする方が相手の身内にいたら、それを助けなければならなくなるかもしれません。
また、相手の家族や育ってきた家庭環境は、自分たちの子育てにも影響する可能性があります。
このような理由から、やはり、相手だけでなく、その家族も重要視する方は多いようです」(松下弁護士)
- ⑤ 嫁姑との付き合いで一番大切なのは「無理に仲良くなろうとしないこと」
「無理に仲良くなろうとしないこと」が一番という結果に。また、「義実家とは距離をとる」など、心理的なつながりはもちろん、物理的にもできるだけ距離を置いた方がいいのかもしれませんね。
「その他」と回答した人に具体的な対処法を聞いてみると、およそ2パターンに別れることが分かりました。
●歩み寄る努力をする
「楽に結婚生活をおくりたいなら、相手を味方につけるのは重要だと思う。例えば、「お義母さん!○○美味しそうだったから買ってきました!一緒に食べましょー☆」とか、自分から率先して寄って行けば相手も嫌な気はしない」(32歳/女性/自営業)
●他人だと割り切る
「家族と思わず上司と思う。他人だと思えば甘え過ぎず、自分を出し過ぎないので感情の振れ幅が小さくて済む。最初から分かり合えないものと思う」(44歳/女性/自営業)
なお、嫁姑のトラブルを防ぐ対処法で「無理に仲良くなろうとしない」ことの次に「夫と事前に相談しておく」とあります。嫁姑関係が原因の離婚も多いと聞きますが、具体的に夫婦間でどんなことを相談しておくのがいいのでしょうか?
「夫は、嫁と姑をつなぐ存在です。夫がきちんと間に入り、バランスをとって仲裁してくれれば、嫁姑は適度な距離感を保つことができるため、良い関係を築きやすくなります。
もっとも、夫の前では嫁姑のいさかいが表に出ないことも多くあります。そのため、夫が嫁姑問題をそれほど深刻にとらえていないことがあるのです。
唯一の味方であると思っていた夫が、嫁姑問題の相談を真剣に取り合わなかったり、味方をしてくれなかったりすることは、嫁に大きな絶望を与え、離婚という選択肢を引き寄せかねません。
ですから、夫に対し、姑との間にトラブルがあることと、それに対する思いを相談し、共有しておくことは大切です。そして、次にトラブルが起きたときにどんな風に対処するのかについても、事前に話し合っておきましょう。夫が問題を把握しておけば、間に入ってくれやすくなりますし、いざ何か起きたときに、姑への対応に迷わずに済みます。結果として、夫との不和を招くことも避けられるでしょう。」(松下弁護士)
- ⑥ 結婚は“幸”か“不幸”か?さまざまな結婚生活を描いた漫画をご紹介!
そこで、幸せな結婚生活からリアルな夫婦関係まで、“結婚”をテーマに取り上げたオススメ作品を紹介します。
今回、もっとも人気だったのは「はぴまり~Happy Marriage!?~」(円城寺マキ/小学館)と「あなたがしてくれなくても」(ハルノ晴/双葉社)でした。実はこの2作品、同じ結婚生活を描きながら、全然方向性の違う作品なんです。
●はぴまり~Happy Marriage!?~(円城寺マキ/小学館)
「男になんて夢はナシ!堅実に生きていく!」それが、“ほとんど”ごく普通のOL・小鳥遊千和(たかなしちわ)の信条。
父親の作った借金を返すため、内緒でホステスのバイトをする千和は、22年間ほぼ彼氏ゼロ。
そんな彼女が、突然結婚することに——ってなんで!?
●あなたがしてくれなくても(ハルノ晴/双葉社)
吉野みち、32歳。結婚して5年、レスになって2年。
夫とは仲が悪いわけではないが、ただひとつ、”セックス”だけが足りていなかった。
ひょんなことから、会社の先輩である新名誠(36歳)と飲むことになったみちは、つい酒の勢いでセックスレスの悩みを打ち明けてしまう。
すると新名は驚いた顔をして、「うちもレスなんだよね…」と寂しそうに笑った――…。
「はぴまり~Happy Marriage!?~」(円城寺マキ/小学館)をオススメに挙げてくれた人は、既婚者が61%、未婚者が39%でした。
「大好きで何度も読み返しています。二人で何度も困難を乗り越え、より強く結び付いていく関係が素敵です」(48歳/女性/専業主婦)
独身の方が結婚生活への憧れを募らせるだけではなく、既婚者の方がパートナーへの思いやりの気持ちが大事だと気づかされるというケースも多いようです。
次に、「あなたがしてくれなくても」(ハルノ晴/双葉社)をオススメに挙げてくれた人のデータを見てみると、既婚者が92%と、ほとんどが既婚者からの推薦のようです。
「私も結婚一年目からレスで、どうすれば旦那さんに誘ってもらえるかばかりを考えています。何をしても拒絶されて、何度も虚しさに泣いたので、主人公には共感しかありません」(31歳/女性/専業主婦)
上記のコメントのように、同じような悩みを持つ多くの人から共感を呼んでいる作品だということがわかります。特に既婚者からの薦めが多いところから、結婚後のレスはそう珍しいものではないのかもしれません。
他にもさまざまな結婚生活を描いた漫画をご紹介します!
●夫婦別生(竹充ヒロ/小学館)
初めて会った時から扱いやすそうと思ったんだよね――。専業主婦、ネイルに豪華ランチ…インスタにアップして、友達からもフォロワーからも羨望のマト♪優大は年収1000万・大手不動産勤務。私のいうことはなんでもきいてくれるの♪何この裏アカ…まさか優大の? 妻の愚痴って――!?どうしたの?俺、美奈子の愚痴なんか言わないよ?ほ、本当…!? いつも笑顔な夫の裏の顔を知らないのは…妻だけ! 夫も友達も陰では――“幸せ妻”のリアルは“嘲笑され妻”…残酷!夫婦生活!!
リアルな夫婦事情や、憧れの結婚生活を描いたものまで、さまざまな漫画をご紹介しましたが、気になるものはありましたか?結婚生活は他人からは見えない分、隣の芝生が青く見えて、落ち込んだり悲しい気持ちになることも多いのかもしれません。そんなときは、キャラクターたちの一途な思いに触れて、たった一人のパートナーを思いやる気持ちを忘れずにいられたら素敵ですね。
まとめ
嫁姑問題というと、独身の方は身構えてしまうかもしれませんが、意外と悩まされている人は少ないことがわかりました。姑さんは、大好きな人のお母さんだから大切にしたいけど、自分たちの家庭とは別。それを念頭に置きいて、面倒な問題に直面してしまったときには、うまく切り抜けていきたいですね。
<監修者:松下真由美>
レイ法律事務所所属の弁護士。静岡県出身。明治大学法学部法律学科、中央大学法科大学院卒。 離婚事件等を始め、多くの男女トラブルを取り扱う。テレビ番組出演、テレビドラマ監修、雑誌取材、セミナー講演など幅広く活動中。
【レイ法律事務所 松下真由美(弁護士)プロフィール】
http://rei-law.com/introduce/m-mayumi
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